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配色について考えてみよう!
(概論編)
デザインの大きな要素である配色について考えてみましょう。
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・色相(色合い)
色には赤色、緑色、青色などがありますが、この違いを色相と呼びます。赤色・橙色・黄色などは暖色で温かい印象を与えます。逆に水色、藍色、青色などは寒色で冷たい印象を与えます。温かい印象にしたい時は暖色、涼しい印象にしたい時は寒色を使用しましょう。
・彩度(鮮やかさ)
色には、薄い色、濃い色などがありますが、この違いを彩度と呼びます。薄い色は穏やかな印象、濃い色は激しい印象を与えます。
・明度(明るさ)
色には、暗い薄い色、明るい色などがありますが、この違いを明度と呼びます。暗い色は落ち着いた印象、明るい色は華やかな印象を与えます。
・文字と背景
文字の色と背景の色の色相、彩度、明度が近い場合には、文字が読みにくくなります。読みやすくなるように配色しましょう。
読み難い | 文字 | 文字 | 文字 |
読み易い | 文字 | 文字 | 文字 |
・コントラスト
色相、彩度、明度に差のある色の組み合わせにより、訴求力のある印象を与えることができます。色相の場合は、ある色から最も差のある色を補色と呼びます。下の色相差大の例は補色になっています。
色相差小 |
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色相差大 |
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彩度差小 |
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彩度差大 |
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明暗差小 |
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明暗差大 |
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・トーンの持つ印象
彩度、明度の組み合わせをトーンと呼びます。トーンはそれぞれ印象を持っています。内容に適したトーンを使用することで、違和感のない印象を与えることができます。
彩度小・明度大 |
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ロマンチック、カジュアル |
彩度小・明度中 |
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女性らしい、上品(化粧品)、優しい |
彩度小・明度小 |
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自然色、落ち着き |
彩度中・明度大 |
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都会的、華やか、明るい |
彩度中・明度中 |
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大人っぽい、高級感 |
彩度中・明度小 |
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落ち着き、高級感 |
彩度大・明度大 |
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元気(子供)、率直、生々しい |
彩度大・明度中 |
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男らしい、高級感 |
彩度大・明度小 |
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力強い、野生的、威圧感、泥臭い |
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