ゆたか
俳諧を始めたばかりの初心者です(^^)
春 夏 風薫る 世界を映す 水張り田 山間に 腰をかがめる 田植え人 朝曇り 新たな海に 門出せむ 牡丹咲き 前に居座る 美しさ 鈴蘭の 筍のごとく 生え出ずる 歳時記を パラパラめくる 五月闇 芥子の花 ここかしこにて 飛び咲ける 薄暑とは 名前ばかりの 炎暑かな 母の日は あったかしらと 過ぎて知る 初鰹 食卓に出て 時候知る 柿若葉 驚くほどの 鮮やかさ 裏庭に 人知れず咲く バラの花 秋 冬 冬ざれや 干柿灯る 軒の下 温泉地 霙に濡れる 芭蕉の碑 避寒宿 松影煙る 露天風呂 降誕祭 煙る温泉 我一人 北風や 見上げる空に 宵明星 露天風呂 人よ楽しめ 日本の美 とうじの湯 健康祈り もう一杯 クリスマス 浴衣ではしゃぐ 乙女たち 年の暮れ 一人映画の 旅の宿 寒き朝 首までつかる 桧風呂