幸福とは何か?人々は遥かな昔から、その答えを捜し求めてきました。多くの人々は考えています、「〜が〜であったら幸福だ」と。本当にそうでしょうか。考えてみてください。その望みがかなったら、きっと次の望みが起こることでしょう。そして、それはいつまでも繰り返されます。すると、いつまでたっても幸福にはなれません。問題は、幸福の根拠を自分の内ではなく、自分の外に置いていることです。もし、幸福の根拠を自分の内に置くならば、人は自分を取り巻く状況によらず幸福であることができます。受動的か、能動的かと言い換えることもできます。愛されるというのは受動的な行為です。その行為の主体は愛される側ではなく、愛する側にあります。それは愛する側の心の状態です。つまり、あなたが愛されていることと、あなたが幸福であることは全く別のことです。また、あなたが受動的である以上、あなたはその行為を自分で制御することもできません。一方、愛するとは能動的な行為です。その行為の主体はあなたにあります。それは、あなたの心の状態です。したがって、あなたは幸福です。また、あなたは能動的ですから、自らその行為を制御することができます。つまり、いつでも幸福でいられるということです。2001/08/28