きりおさんの詩


劇中のヒロイン   アナタの生の一部である 「今」という寸劇は   それでも愛を貫いた・・ そうした綺麗な悲劇ではなく 愛されてもない男性の 独り遊びのその延長 傷ついた 愚かなピエロが泣きじゃくり それでも 気づかず抱きつきすがる それが人には滑稽な そんな悲しい喜劇です
僕たちなんてね   まるで気の合う鉢植え   手もつなげない   Kissもできない
私たちの起こせる奇跡   私たちが手を伸ばし たった二人と手をつなぐ それだけで 世界は繋がる
つらなり(悲恋)   鳥肌が立つような 失望感と 冷や汗が出るような 後悔と   私は私を傷つけた 私は貴女を傷つけた   忘れる事の無い以上 私は永久犯罪者   檻の中で貴女の夢を 見る私 罪の名は「逃避」
つらなり(相乗)   貴女の夢にひっぱられ 私も私の夢をみます   夢を見据える厳しい瞳と それを語る力強い言葉に魅せられ 私もがんばる   いつか二人が互いの 夢のてっぺんで   逢えたら良いね 逢えたら良いね
「狂愛」(底辺の接点)   愛の泉の深淵は どろどろと よどんで よごれて 日の来ぬ沼地   汗にまみれ どうにか二人で抱き合って 水上の空気をめざす   どうにか息ができたなら 疲れ果て眠る眠る   汚さや 不潔さや 見た目や 臭いや 格好悪さも   その時僕らには無かった  ただお互いの存在が   いとおしい
孤独想(失った情熱)   私の形した風船が浮かぶ それはそれはキレイな泉 澄んだ水の底に息づく 手の届かない宝石を見つめながら   肩をたたく者たちの 言葉を聞き流す   わがままな私のそういった罪は 孤独という罰によって戒められる
「いにしえのルール」   誰かが決めたレール上で 誰かが決めたリズムに   逆らえない   「好きな二人はね、キスするの」 当然だよね? 「好きな二人はね、結ばれるの」 お姫さまだね 「そして好きな二人はね、一緒に死ぬの」 いいね、それ
コミュニケーションの隙間   あなたの悲しさを 私は誤解している   わたしの優しさを あなたは誤解している   涙に震えながら 打つ文字も ココではわからない   絶望も 彼に向けた深い愛も 彼の気持ちも そばに置かれたクスリすらも 私には見えない   貴女のくれた言葉以外には 何も見えず何も聞こえず   何度も何度も読み返し 貴女の今をイメージする   力に・・・なれてますか? 私に・・・何かできませんか?   伸ばした手の 届くような距離では もちろん無いのだけれど・・
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