MIE2
SHORT STORIES 1.頭の上に 光る星を付けましょう どこにいても あなたが分かるように 2.大きな木の下には 大きな影が 小さな木の下には 小さな影ができるのです 全ては平等で バランスがとれています 3.頭上で炸裂する炎 目を閉じても開けても消えぬ炎 けれどその他のものも 何も見えない 何を亡くし 何を得 何を償うというのだろう 命さえ差し出し 笑えると言うのだろうか 枯れ木はもう 水を吸い上げる力さえない 生きるための術も 持ってはいない 4.何度も奪い 何度も欺き 私たちは五体を悪用しました 光を欲するがゆえに これを悪用したので そこに陰がさしました あなたは陽の暖かさを もう一度よく感じなければなりません 5.私の心に尋いたとき 深い深いところが「はい」と言いました だから私は 歩いて行けるのです あなたは私の赤子であり 古い友人であり いつも私のそばにいて とてもよく分かってくれています 6.私は 誰なのだろう 私は 何なのだろう 誰かが 私を呼んでいる 何かが 私を呼んでいる 7.私の中の何かが 春になるとどんな花も きれいに咲くんだよ、と言っています どんなに固いつぼみにでも 春の光は 平等に そして充分に暖かいのですよ、と 8.ダイヤモンドは美しく どこから見ても多様(多面体)で 調和がとれています だから ダイヤモンドを手に入れるのです
立 魂の流れが 雲間から降りてくる そしてこの世界を造るのならば これほど簡単なことはないだろう 最短の道 労することなく この道を進む 楽なことは 罪ではなく その姿勢があればよい
雪 手を引いて もう手を引いて 私を放っておいて あなたが親切なのは よく分かっています あなたの優しさに とても感謝しています けれども 私はこうやって 窓際に座って 雪が積もるのを 見ていたいのです とてもきれいだと ため息をつきながら
quicksand jesus 暗闇が部屋にたちこめ 君の存在も分からない 君は嘆き 涙で拭おうとしたけれど それはもっと強く 厚く 夜を幾重にも覆った 何が正しいのか 流砂の神は教えてはくれない それでも僕たちは 求め 詐き 悪用し 部屋にはもはや 明かりはなく 花瓶の花も セロファンのように見える 一本のろうそくのように 輝いていた君の瞳も 希望も 全ては流砂の中に 飲み込まれていった 砂につけた足跡が 風に拭い去られていくように 僕たちの喜びや 悲しみや 愛などが 過去のものとなっていく 幾度となく 幾度となく
WET いつか言ってたね 水につかっていると 雨が降っても平気だと 確かにその時の君は 笑っていたのに なのになぜだろう 足の裏にあたる砂は とても冷たくて 切なくて 涙がこぼれた
Innerself 何を疑うの? 窓の外は良い天気だし いつもと同じ様に 一日が始まろうとしているのに 何を怖れるの? 昨夜、一晩中 雨の降る音を聴いていたとしても 君の中の何かが 君を助けてくれないのなら どうして信じることができるだろう 何も不安などないってことを何も怖れることなどないってことを
In the Dream 夢の中では いつも君は ただ穏やかな笑みを浮かべ 何も争わず 何も滞らず 完璧に見えた 夢の中では 泣くことは喜びの為 痛くも痒くもなく いつも全てが 在るべき所にあった 君がついた嘘も 差しのべられた冷たい手も もう忘れよう 夜の闇を掃き清めるように 夢の中では いつも君は ただ穏やかな笑みを浮かべ とても 優しかった
You're in me 1. ずっと 探していたのは君 何も言わなくていいよ もう闘う必要もない 君のことは全て 分かるんだよ そこに座っておいで
You're in me 2. 深く 深く 深く想いは 色を変えて沈んでいく どこかで聴いた音 どこかで聴いた声 さぁ 僕に会いにいこう
時 全ての価値ある時は 誰もの上を通っていくけれど どうして分かるのだろう それが来たときに それが来たときに (今日 見つけた 可愛い花の思い出は ずっと忘れることはない)
Short Stories 2. 1.「泣かないで」 そう言ってくれたのは 誰だったっけ 通りすがりの 親切な人 どうでもいい 僕はもう泣きません ありがとう 2.僕たちは 時間を共有した 返すあてなど ないのに 3.想いは 流れ流れて どこへ行き着くの? それとも 果てのない旅に出るの? 僕は あなたの元へ還りたい
空 僕は 自分の身を削り取り 君に差し出した 僕に出来ることは それだけだったから けれど君は 目をそむけ もう二度と 僕の元に戻らなかった ねぇ、母さん 今日も空が高いよ 一羽の鳥が 僕の赤い実を 取って行っちゃった 僕にはもう何もない
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