ゆたか2001-1
今まで離れ行く寂しさなんて 考えたこともなかったけれど あなたと過ごした想い出が あなたの笑顔とともに蘇る 最後の言葉の中にも、あなたは 微塵の寂しさをも感じさせない あまりにもあなたが普通にそこにいたから あなたはすでにわたしの一部だったみたい 心の中にぽっかりと空いた穴 わたしの一部が無くなるような寂しさ 「いつでも会えるさ」あなたはそう言うけれど わたしは、もう会わないだろうことを知っている 時は静かに流れゆき、 すべてをあるがままに変えてゆく 時の岸辺には、美しく儚い思い出達が いつか、拾い上げられるのを待っている 2001/01/10
夢を見た 無意識と意識の狭間を支配する 脳細胞に残る微かな記憶 追いかければ逃げてゆく陽炎のように 捜し求めても捕まえることはできない 広い海原に煌きながら遠ざかる 美しい小波の照り返し それとはなしに語り掛けてくる懐かしい感覚 それは、大切なメッセージ 2001/01/24
人目を離れて ベンチに腰掛けるカップル 新しい恋を象徴する 二人の距離と雰囲気 コケージャンを追い求める女の子達 エイジアンを追い駆ける男の子達 それはそれで結構なことだけれどね あなた達を見るたびに わたしは、あなた達とは別のものであろうと思う それは、わたしに力をくれる 2001/01/25
好奇心に輝く瞳 張りのある赤い肌 きれいにカールした髪 無駄の無い顔 弾けるボディ 溢れる若さ ずるいよね あなたは、とても魅力的 まだまだ、青いけれど 2001/01/27
電話越しに「はぁい」と言った あなたも「はぁい」と答えた その瞬間、ただそれだけで、 分かり合える、お互いの気持ち あなたの声の中に溢れる喜び わたしは胸の中に生まれるざわめき 言葉を超えて伝わるもの それは何ですか? 2001/02/08
あなたの後姿を見ていた その後姿に惹かれていた あなたの話す姿を見ていた その中にあなたの心を見ていた あなたの横顔を見ていた その美しさに見とれていた 迷いと望みはどうやって見分けますか? 2001/02/08
大丈夫だ わたしはあなたを愛している あなたを裏切ることは決してない それはわたしの祈り それはわたしの誓い それはわたしの宣言 あなたの心を開いてください わたしがわたしを連れて来るから 2001/03/20
眼鏡越しに見えるあなたの瞳はとても綺麗だった あなたの大人しい喋り方に中に、 わたしは、経験を積んだ自然さを見ていた あなたの翳りのない瞳の中に、 わたしは、静かに惹きこまれていった あなたのたわいない話の中に、 わたしは、穏やかな安らぎを感じていた でも、恋に落ちたのは、きっと 眼鏡を外したあなたの顔が とてもあどけなかったから 2001/03/20
知ってますか あなたが見つめるたびに わたしは心を射抜かれてしまうことを あなたの瞳があまりにも美しいから わたしは言葉を失って。。。 どぎまぎして目を逸らしてしまったり だけどね わたしがあなたを見つめているのは あなたの無邪気で、悪戯っぽい笑顔の中に 魂の輝きが見えるからなんです。 2001/03/20
星空の下を二人で歩いたね 緑の芝生に囲まれた小道 二人の意識が少ずつ溶け合って ほんのりと心地よかった そう感じたのはわたしだけかな 2001/03/20
あなたの言葉の中に、あなたの態度の中に、 あなたの隠された気持ちが見える その気持ちは、わたしの心をあなたから遠ざけてゆく そして、聞かれることのない言葉がわたしの中にも生まれていく あなたが心を開くだけ、わたしは開かれる あなたが素直であるだけ、正直であるだけ、 あなたは、わたしから多くのものを引き出すことができる 素直なものは幸いだ、正直なものは幸いだ あなたが誰かを信用できないなら、 あなたはその誰かと友情を持つことはできない なぜなら、 あなたは信頼できない誰かを愛することはできないから そんな当たり前のことを、 いかに多くの人が気づかないでいることだろう あなたはとても自然な人だと思っていたけれど、 それは、わたしの考え違いだったのかも知れないね あなたが差し出す、そんな中途半端な友情を わたしはすべて打ち捨てたい衝動に駆られる だけど、あなたに悪意はないし、 あなたはそれを友情だと信じている すべてを手に入れるか、すべてを失うか 何かを諦めれば、すべてを失わなくて済むさ、と友人は言った そうだね、でも、その前に分かり合えたら素敵だね お互いの気持ちを分かち合えたら、素敵だね わたしはあなたに求めすぎているだろうか? あなたのできないことを責めるつもりはないよ わたしはあなたに開かれているだろうか? ただ、愛とは対極の悲しさを感じているだけ わたしはあなたに何を与えることができるだろうね いつか、あなたも気づくことだろう 世は移り変われども、恩は廃れることもなく わたしの想いも、永久に変わることがない 2001/04/26
詩の部屋へ戻る ホームページへ戻る