ゆたか2001-3
あなたは自分勝手で、厚かましく、未熟だ わたしはそれらを醜いと呼ぶ あなたの醜さは、わたしを醜くする わたしにはそれを見るのが嫌だから もう、あなたとは話したくない 帰ってきた返事は 「あなたに、とても感謝します」 そうかい。 あなたも可愛そうな人だ。 2001/09/09
瞑想の後で目覚めた朝 懐かしい自分に出会う 瞑想はわたしの脳を活性化し、 埋もれていた記憶を蘇らせる わたしは見た トラウマ化された恐れを 未だに、わたしの中に横たわる不安を 振りかえってみても、現実感のない過去 わたしは本当に生きてきたのだろうか? それとも別のわたしが生きていたのだろうか? 昔の先輩、今の友人、夢の中で乱れ舞う とりとめのない、さまざまな情景 すべてが恐れという糸で繋がっている わたしはわたしに帰り 懐かしいわたしを見た わたしは尋ねた、夢の中で あなたのしたいことは何ですか? 2001/09/11
わたしは、ただ、ただ、あなたを見つめ続けた とても信じられなかった そんなことがあるなんて 白い顔、朧げな眉毛、透き通る瞳、赤い唇、 嗚呼、まったく、あなたの顔を表現することなど 決して、できはしないのだ 言葉がこんなにも脆弱で不便なものだとは考えてもみなかった あなたの美しさは言葉を超えている どんなに頑張ってみたところで、あなたを表現することはできない まっすぐな黒い髪は、肩の下まで伸びて、 あなたの顔の横でしなやかに揺れている 細長く伸びた柔らかそうな白い腕が 赤いセーターの上にとても眩しい あなたが身体を動かすたびに、姿勢を変えるたびに、 あなたの細い身体から、美しいラインが描き出される こんなことがあるなんて とても信じられなかった わたしは、ただ、ただ、あなたを見つめ続けた それだけで、わたしは天国に行きそうだった 明らかに、わたしは、自分の心を離れていた 最後に、あなたはわたしに奇跡を見せてくれた いや、それは、ありふれた出来事だった しかし、わたしは、その出来事の中に あなたの心の喜びを見た あなたに出会えただけで、わたしは幸せです 神に、あなたに、すべてに。。。わたしは感謝で溢れた わたしは観察者であるわたしを見つめた 随分と長い間見つめた 何故、あなたがそれほどまでに美しいのかを考えた わたしは観察者を排除することができなかった そして、この世に絶対の美しさが無いことを知った あなたの美しさがわたしにとって何を意味するのか? わたしは、未だにその答えを見つられないでいる 2001/10/01
「止めてしまえ、止めてしまえ、嫌なことなんか」 暗い闇夜に、不意に聞こえてくる内なる声 何かが間違っているのだろうか? 「喜びを外に求めても、それを得ることはできない 喜びを内に求めれば、それを得ることができる」 それは、青い鳥を探すようなもの わたしは幻想を見ているのだろうか? 「何故、嫌なのか考えてみてはどうかね?」 正直でないからだろうか? 正直に行動できない理由は何だろう? 世間体を気にしているのか? 相手の反応を恐れているのか? 自分を見せることを恐れているのか? それとも、やっていること自体が間違っているのだろうか? 正直になることによって、 本当の自分を見つめなければならなくなることを 恐れているのだろうか? 紅顔の巡礼者達よ あなた方は、何を求めて集っているのかね? わたしは幻想を求めているのだろうか? その幻想に気づくときなのだろうか? まじめに人生について考えるときなのだろうか? ああ、そうだった あなたの美しさが何を意味するのか考えていたのだった 懐疑心と劣等感が渦巻いている 沈黙と停滞が、わたしを包み込んでいる 「わたしは生きている」 突然、浮かんで来る、わたしのパスワード 「自分自身でありなさい」 声は続く。。。 「あなたが自分自身であるとき、 あなたは最も光輝くことができる それが、あなたが求めていることだ あなたが自分自身であるとき、 あなたは真実を見ることができる それが、あなたが求めていることだ あなたが自分自身であるとき、 あなたは自分が何をしたいのか知っている それが、あなたの求めていることだ」 わたしは幻想を見ているのだろうか? 幻想は、いつもやってきて、わたしを惑わす 美しさを見ることが幻想なのではなくて、 醜さを見ることが幻想なのだろうか? 遠い昔、わたしが幻想を見るのを止めた そして、わたしは真実を見ることも止めた 世界から離れ、自分を忘れた しかし、それでは、意味がない わたしは、わたしの肉性を見つめている わたしは、わたしの霊性を見つめている あなたは、それらを考えるヒントを 同時に与えてくれた 祈りの場所はもう無くなったと思っていた ある日、わたしは祈りの場所を再び見つけた 場所はいつでも、わたしと共にあった ただ、気づいていないだけのことだった ただ、忘れていただけのことだった それを、思い出させてくれたのも あなただった 2001/10/14
もう、終わりだね あなたの声のトーンの中に戸惑いが見えるから あなたの中に映るわたしの影がとても薄いから あなたの言葉が語らない言葉を語っているから わたしの中に何を見るのも自由だよ あなたの見ているものが、あなた自身を表しているなんて 今はとても考えつかないことかも知れないけれど 途切れたコミュニケーションを静かに見つめて わたしのやり方をひとつひとつ振り返るけれど わたしは、あなたの気持ちに振り回されたりはしない わたしのやることと、あなたがどう感じるかは、別物だから あなたがどう感じるかと、わたしがどう感じるかは、別物だから わたしは、自分のやっていることを信じているから 神様は、いつも、とても、お節介 欲しがっていないものまで、与えてくれようとする 質問する前から、答えてくれている 信じるものは、幸いである 疑うものは、災いである わたしを訪れるものは、幸いである なぜなら、そこに祝福があるからである 2001/10/24
そこに行くのが恐いとき、 自信を失ったとき、 闇を照らす光でありなさい 明るく、陽気で、笑っていなさい 他者に喜びをもたらしなさい ただ、自然でありなさい 仏頂面は止めなさい あなたは自分が価値のない存在だと思っている それゆえに、自分を見せるのが恐いのだ だから、あなたは自分を隠そうとする あなたでないあなたを装おうとする 自分を繕うのは止めなさい ただ、自然でありなさい 良く見せようとする必要はない あなたはあなたであるときに 最高のあなたでいられるのだから 2001/10/24
こんな大切なことを秘密にしておくなんてひどいじゃないですか? 「何言ってるんだんだい、それはあなたが選んだことだよ」 選んだっていうけれど、気づかなかっただけですよ。 「だから、それがあなたの態度だと言っているんだよ」 人間、誰だって間違いはありますよ。 教えてくれても良かったんじゃないですか? 「わたしは、あなたが選んだことに口出しはしない。 あなたが努力したことは認めるが、全力だったと言えるかな?」 確かに、わたしは誠実でも、全力でもなかったかも知れません。 「苦労は認めるけどね」 苦労?そんなもの要りませんよ。世の中、どうして、 こうもうまくいかないようにできているんですか? 「それは、あなたが何かにこだわっているからではないかな?」 何かにこだわらなければ、我々は何もできないんじゃないですか? 「あなたは、魂といっしょに進んでいるのかな?」 それがわかれば、苦労しません。 「あなたは、魂の声を聞いているはずだが。」 わたしに何ができるというのですか? わたしは自分が何をしたいのかさえわからないのです。 「本当にそうだろうか?」 「わたしには勇気が無いだけだ」と言い換えることもできますが。 望んでいることはありますが。。。 どうしたらいいか、わからないのも本当なんです。 「あなたは正直だ」 正直なだけじゃ、世界を変えることなんてできませんよ。 「それが、あなたのしたいことかな?」 その質問、聞き覚えがあります。 やはり、その質問はあなただったのですね? 「まあ、わたしとも言えるし、あなたとも言える」 確かに、したいことはあります。 「世界を変える前に、あなたを変えてみてはどうかね?」 少しわからなくなりました。世界を変えるために、 わたしが何かするのだから、同じことのような気がしますが? 「何かするのではなく、如何に在るかだったね?」 そうでした。 2001/11/08
何やってるんだか。。。 聞きたくはない言葉だけれど 自分のあまりの間抜けさにあきれた時には、 つい溜息といっしょに溢れ出てくる 誰が死んだわけでもない 誰が傷ついたわけでもない 悲しむようなことじゃないんだけれど。。。 何やってるんだか 振り返ると、自分の滑稽さが まるで道化のように蘇る 溜息って、自然と出てくるから不思議だね もう遠い昔に忘れてきたはずの友達 それにしても、こんな経験が用意されているなんて 不思議なことだね わたしは、この経験から何を学ぶのか? それをもたらしたのは、わたしの不注意か? それをもtらしたのは、わたしの驕りか? それとも、根本的にやってることが間違っているのだろうか? 時は往く、すべての人の思いを乗せて 時は往く、すべての人の経験を運んで 2001/11/08
どうして、こんな気持ちになるんだろう 冷たい雨がわたしを濡らす 心の中にあるのは疎外感と寂寥感 自分から話しかけなければ、誰も話しかけてくれないよ そんなことはわかっているさ 誰かから受け入れてもらう必要なんかないのに 受け入れてもらえる場所を探している 時にはそんなこともあるさ 罪悪感だろうか? 自信喪失だろうか? 受け入れられることじゃなくて、受け入れることを 望んでいたんだけれど エネルギーが足りないこともある 信仰が足りないんじゃないの? 疲れているわけでもなさそうだ 自分のやっていることに自信がなくなった? 誰かに思いっきり抱きしめてもらいたい そうしたら力が湧いてくるかな? 今日も一人の静かな部屋 「そんなに暗くしてたら誰も寄ってこないよ。 こんな気持ちの原因の一つは過去の人間関係にあるんじゃないかな? あなたが激しく接した人に対して、あなたは罪悪感を感じている。 そして、その人を遠ざける。 なぜなら、あなたはどう接していいかわからないから。 結果から学びなさい。」 わたしは素直に本当のことを伝えたのですよ。 相手のことを思って! 「いずれにしても、どんどん付き合える人が減って、 暗い気持ちになるんだったら、賢明とは言えないね。」 愛が足りないんでしょうか? 「神の態度を思い出しなさい」 それができたら、きっとこんな風には感じないでしょうね。 そして、こんな風に感じているから、それができない。 結局、この閉じた輪から、出られないじゃないですか! 「あなたは好きなものを選ぶことができる」 一晩寝れば、そんな気持ちになるかも知れません。 2001/11/11
考えても、考えても、答えは出ない 「じゃあ、それは生産的じゃないね」 わかってる、でも、今はわたしといっしょにいてあげたいから、 わたしがわたしといっしょにいるとね もう、他のことなんてどうでもよくなるんだよ でも、人は忘れっぽいから すぐまた、わたしのことなんか忘れてしまうけどね 意識がとてもはっきりしている 今まで、こんなに意識がはっきりしてたかな? 夢から覚めた気分 でも、まだ夢の中 無駄かも知れない、この一瞬が、とても愛しい 2001/11/11
あなたの態度の中に、少しだけ不思議な感覚を感じていたけれど それが、こういう意味だったとは思ってもみなかった あなたの心の中に何があったの? あなたは何を経験してきたの? あたしとあなたの間に広がる霧を少しだけ晴らしてみたいけれど わたしは、あなたが溺れてゆくことを恐れている あなたは何を求めているの? わたしは何を与えてあげられるの? あなたを思いっきり抱きしめて、あなたを癒してあげたいけれど、 あなたを愛しているから、わたしにはどうすることもできない それとも、愛しているなんて偽善だろうか? それでも、あなたとわたしの関係は展開してゆく 2001/12/18
初めてあなたを見た時、その横顔は美しかった どうして、わたしのことを好きになったの? わたしがあなたの目を見て話したから? わたしがあなたの話を聞いてあげたから? それとも。。。 わたしの中に、あなたは何を見たの? 人は一瞬で恋に落ちるものなんだね そして、恋はタブーなんて気にもしない わかるよ、人は自由だからね 誰を好きになるのも自由さ 2001/12/18
あなたはいつも、親切だった あなたはいつも、優しかった あなたはいつも、わたしのことを考えてくれた わたしはあなたを好きになり、恋をした だけど、わたしには、この複雑な感情の理由がわからない わたしは何を求めているのだろうか? 甘い恋の味。。。 あなたの心だけ、掴むことができない 2001/12/18
静かなわたしの心に、わたしは自分でも驚いていた わたしの心に、少しの戸惑いはあった それで良かったのかどうか、ぼんやりと考えていた 闇は世界を覆い、閉じた空間には二人だけ あなたは何度も「ありがとう」と言った わたしは静かにそれを聞き流していた 次の日も、わたしはいつも通り穏やかだった 幾つもの思いが過ぎて、それは祝福となった わたしは初めて、あなたに「ありがとう」と言えた 2001/12/18
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