ゆたか2002-2
お節介だなと思うこともある でも、黙っていられないこともある その断絶を、その孤独を、その恐れを、その悲しみを 自分の痛みとして感じるから。 だから、わたしは叫ぶ 魂の紡ぐ詩にのせて 2002/07/12
わたしは、わたしのことをする あなたは、あなたのことをする わたしは、あなたのために、ここにいるわけじゃない あなたは、わたしのために、ここにいるわけじゃない わたしは、あなたの期待に答えるために、生まれてきたわけじゃない あなたは、わたしの期待に答えるために、生まれてきたわけじゃない わたしは、わたしのことをする あなたは、あなたのことをする そんな二人の人生で もし、出会えたら、素敵だね もし、分かち合えたら、素敵だね 2002/07/14
わたしは、語る 感じることを、ただ語る 誰に、語るわけでもない ただ語りたいから、語る 人は、聞く 感じることを、ただ聞く 誰から、聞くわけでもない ただ聞きたいから、聞く すべてが、起こる 自然に、起こる 出会いが、起こる 運命が、起こる 2002/07/15
出会いは、いつも突然にやってくる ありふれた日の、ありふれた場所 あなたは、ありふれた容姿で、ありふれた境遇 わたしは、特に注意を払うこともない それは、あまりにも、ありふれた日常 わたしは、ありふれた態度、ありふれた言葉 であなたに接し、ありふれた会話を楽しんだ 「何かがおかしい」 そう気づくのに、時間はかからなかった わたしは、あなたに惹かれている自分を発見した あなたは笑う あなたは考える あなたは話す そのすべてが、あまりにも自然だった あなたの心は、無邪気にはしゃいでいだ あなたの心が、透けて見えるようだった あなたの心は、軽やかに踊りだす それにつられて、わたしの心も躍りだす 止まることのない、喜びのリズム 優しく、美しく、可憐なメロディ あなたの言葉のひとつひとつに あなたの仕草のひとつひとつに わたしの心は溶け込んでいく わたしの心はひとつになっていく 人には「これだ!」とわかる瞬間がある それは、頭で考えてみてもわからないことだ 精神は語る 「昔に、出会ったことがあるのだろうか」 さらに、こうも語る 「昔に、愛した誰かに似ているだけさ」 だが、それらは、どうでも良いことだ なぜなら、精神が何を語ろうとも わたしが、そうであることを、変えることはできないのだから 精神が考えている間は、それは愛にはなりえない 誰かを評価している間は、それは愛にはなりえない 愛は精神を超越している わたしは、自分があなたに惹かれていることに気がついた。。。 わたしは、何かをしたわけではない わたしは、自分がそうであることに気がついた わたしは、気がつく前から、そうであった あること。。。 それは、強力だ 何かであるために、時間は必要ない ただ、そうであるだけだ だが、今は、認めざるを得ない この世には、好きな人と、嫌いな人がいることを この世には、うまくやっていける人と、折り合いがつかない人がいることを この世には、惹かれる人と、失望させられる人がいることを 2002/08/25 わたしには、わたしの色がある あなたには、あなたの色がある 二人が出会うとき パレットの上で、色と色が交じり合うように 新しい色が生まれる 赤と白から、ピンクが生まれるように 赤でもなく、白でもない 新しい色が生まれる 不思議なことに 混ぜ合わせてみなければ、 どんな色になるかわからない 出会いがあれば、新しい色が生まれる 出会いの数だけ、新しい色が生まれる 出会いによってのみ、新しい色が生まれる どんな色も、出会って初めて生まれる色 どんな色も、今までに存在しなかった色 どんな色も、その組み合わせ以外では生まれない色 世界は、個性という色で溢れている 出会いは、さらに無限の色を作り出す 世界を、カラフルな色で埋め尽くそう あなたとの、出会いを 与えてくれて、ありがとう 2002/9/1
あなたのことを、静かに観察していた 何故、あなたに惹かれたのかを観察していた わたしの視線の先を追いかけるあなたさえ観察していた あなたの子供っぽい無邪気さに惹かれたのかな でも、今回、わたしは別のものも見ていた あなたの子供っぽい演技の影に見える大人らしさを 人は、人生の中で、同じ物に何度も惹かれる その理由を理解し、克服したつもりでいても 気づかないうちに、また惹かれている自分を発見する あなたはあなたで、他の誰でもない 誰かの面影をあなたの中に求めても、それはそこにはない ただ、あなたが、あなたとして、そこに存在する あなたの心を観察し、その行方を見つめていた わたしの心を観察し、その行方を見つめていた わたしは、あなたの求めているものを与えていますか わたしは、わたしの望みをあなたに強いていないですか わたしは、何が常識的かを考えていた わたしは、何があなたを驚かせないかを考えていた だけど、わたしは、自分自身の欲望を抑えることができなかった わたしは、自分自身の気持ちに正直だった だけど、あなたの気持ちを考えていなかったかもしれない わたしは、何があなたのためになるかを考えていただろうか わたしは、何が望むべき結果をもたらすかを考えていただろうか 人は、人生の中で、同じ過ちを何度も犯す その理由を理解し、克服したつもりでいても 気づかないうちに、また同じことをしている自分を発見する 人は、同じことを何度も何度も繰り返す 人は、その繰り返しの中で、少しだけ賢くなる 今は、信じよう わたしを、あなたを、人生を 2002/9/1
何のために生きているのか、わからなくなることがある かといって。。。 普段から、何のために生きているのか、知っているわけでもない ただ、途方に暮れるということは、やってくる 突然、何もない中空に投げ出される 世界との繋がりが無くなる 時間との繋がりが無くなる ただ、そこに、自分だけがいることに気がつく 今まで、何を信じていたのだろうか 今まで、どうして何も考えずにいられたのだろう 何をやっているのか、わからなくなることがある かといって。。。 普段から、何をやっているのか、知っているわけでもない ただ、自分のやっていることが理解できないということは、やってくる 突然、冷静な自分が戻ってくる 世界との繋がりを保てなくなる 時間との繋がりを保てなくなる ただ、そこに、罪悪感だけがあることに気がつく どうして、そんなことができたのだろう どうして、何も考えずにいられたのだろう あのときも、あのときも、あのときも わたしは、同じ間違いを犯している 本当は、間違いかどうかさえ、知らない だが、それは間違いだ 愛は、自分自身のためには、何も求めない 2002/9/1
仮面舞踏会は、今夜も盛況 踊れ、踊れ、華麗な、ダンスを 規則はひとつ、仮面の下を、問わぬこと あなたは、少女の装いで かわいく、くるりと、踊ってみせる わたしは、大人の装いで 分別、わきまえ、踊ってみせる 滑稽なのは、隠しても、仮面の下が、わかること あなたの、見せる、大人の表情 わたしは、ちらりと、盗み見る わたしの、見せる、子供の表情 あなたは、ちらりと、盗み見る 滑稽なのは、誰もがね、分かっているに、問わぬこと 2002/9/1
身体が疲れているときは、寝るのが一番だ 寝ている間に、あなたの身体は休息する 目覚めたときには、昨日の疲れは消えている あなたは、躍動感に溢れる、新しい力に満たされる 心が疲れているときも、やっぱり寝るのが一番だ 寝ている間に、あなたの心は旅に出る 目覚めたときには、昨日の憂いは消えている あなたは、希望に溢れる、新しいあなたを発見する 2002/9/1
寝ても、覚めても、あなたのことを考えている 考えようとしていないのに、いつも考えている あなたからの電話があったかも知れないから 留守電を確認する あなたからのメールが来ているかも知れないから パソコンを起動する あなたからの電話があるかも知れないから 電話機をバスルームに持ち込む 自分のやっていることを、自分で笑う でも、あなたからの連絡は無い なるように、なるさ なるようにしか、ならないさ それでも、あなたのことを考えている 他人のこと考えてる場合じゃなくて、 自分のこと考えたほうがいいんじゃないの そう、声がする それも、そうだな そう呟いて。。。 やっぱり、あなたのことを考えている 2002/09/05
冷静で、沈着で 愛情深く、思慮深く 何をやらせても、そつなくこなし 責任感が強く、信頼度も高く 壊れることのない、このわたしが あなたの前では 熱暴走したコンピュータ 何をやっているのか支離滅裂 2002/09/05
あなたのことを愛してる そう言いつつ、わたしのしていたことは 自分の求めるものを、 あなたに押し付けていただけだった 自分が欲しいものを、 あなたを通してわたしに与えようとしていただけだった 結局、あなたではなく、自分自身を愛していただけだった そうやって、ずっと繰り返してきた そうやって、ずっと嫌な思いもさせてきた あなただけじゃなく、巡り合ってきた多くの人々に だから、あなたのことを、愛することに決めたんだ あなたの求めるものを、与えることに決めたんだ すべての指揮権をあなたに手渡し、 あなたに自由と快適さを、与えることに決めたんだ 真の意味で、あなたを愛するために 2002/09/06
喜びがあり、悲しみがあり 交感があり、孤独があり 歓喜があり、憂鬱があり 慈悲があり、無情があり 笑いがあり、怒りがあり 楽しみがあり、苦しみがあり 愛があり、不安がある 人生は面白い 自分を見てて、つくづく、そう思う 2002/09/07
雨降りの肌寒い朝 もう一度、勇気を振り絞って あなたに電話する いつも答えるのは留守番電話 別の人が出ることもある でも、あなたはいない 「折り返し電話して」とは、昔から怖くて言えなかった 電話が来ないことが怖かったから 鳴らない電話を待つのが辛かったから そして、もう二度と電話できないような気がしたから だから、せいぜい言えて、名前だけ。。。 それでも、電話がかかってこないと辛い わかってる、考えすぎだよ わかってる、気にし過ぎだよ わかってる、恋愛の神経症さ 雨上がりの午後 かかってくるはずのない、あなたからの電話を待つ 待ってなんかいないけど、電話が鳴ると、心が騒ぐ 天井を見つめる 海の底から海面を見上げているみたい あの海面に浮かび上がるのは何時かな 時計を見つめる 秒針が、長針が、短針がせわしく先を急ぐ そんなに急がなくてもいいじゃない わたしの思考だけが空間を漂っている 意識が、今にフォーカスしている ああ、疲れた、溜息 また、電話してみよう、今夜にでも 2002/09/08
いつも、いつまでも いつまでも、いつも 永遠に、果てしなく わたしは、問いかけ続けるだろう 「わたしは、何をやっているのか?」と 「それは、本当に自分の望むことなのか?」と 「それは、本当に最高の自分を表しているのか?」と 偉大な考えは、表現されるまでは、体験されることがない 偉大な自分は、表現されるまでは、体験されることがない 偉大な愛は、表現されるまでは、体験されることがない だから、わたしは表現する いつも、成功するとは限らないが。。。 いや、失敗ばかりかも知れないが。。。 本当に、わたしはうまく表現できているのですか? わたしは表現したいのです 偉大な考えを、偉大な自分を、偉大な愛を どうぞ、御力を御与えください 2002/09/08
一つの恋が終わった わたしの心は穏やかさを取り戻し 暖かな静けさだけがそこに残った 恋は期待と不安を連れて来る 落ち着きの無さ、思慮の無さ、遣る瀬なさ 寂しさ、侘しさ、苛立たしさ、 自責の念、罪悪感、期待感、高揚感 恋は激しい感情の嵐 恋は、緩やかに、愛に変わることもある 愛は全くの感情の静けさ 暖かく、柔らかく、降り注ぐ光 ただ、あなたのことを、あなたのためを、 思っているだけ あなたの願いが実現するようにと、 願っているだけ 2002/09/14
あなたは、友達に誘われて、 後ろ髪を引かれるようにして出て行った あなたの心はわたしの方を見ていた あなたの身体は友達の声に従った わたしには、あなたの心と身体が まったく食い違ったことをしているのがはっきりと見えた 人は二つの神に従うことはできない あなたは、わたしに、一つの真実をまた思い出させてくれた 自分自身に従うのか、他者に従うのか 人は両者を取ることはできない 他者に従っている間は、その人生は他者のものだ 自分自身に正直でありなさい そうすれば、夜の後に朝が来るように確実に、 自分自身にも、また他者にも、最善の結果をもたらすだろう わたしは、今、あなたに、同情と憐れみを感じている 2002/09/14
何故、そんなに冷たいの? 何故、そんなに無愛想なの? 何故、そんなにそっけないの? あなたに会うたびに、 あなたと話すたびに、 あなたを見るたびに、 わたしはエネルギーを奪われてゆく もちろん、 あなたが何をしようが、 わたしとは関係のないこと。。。 だけど、世の中には、 エネルギーを与えてくれる人と、 エネルギーを奪う人がいることは、 確かなようだ 2002/09/21
詩の部屋へ戻る ホームページへ戻る