かがみ

裸体にて 映りし我を 見つめれば すべての想い この中にあり

存在の その大きさは 知らねども 私を包む 小さな身体

我が道を 探そうとして 我見れば あまりの純に 少しとまどい

会話無き ホームに立ちて 懐かしき 浪花の音を 待ち立ておれり

常識と 僕の内なる 少年が 相対しては 争いを為す

内にいる 悪魔の影に おびえる日 わずかな神が 戦っている

絶望の 淵にて電車 待つホーム 飛び込む我を おそれさがりぬ

神のいる 風景にまた 会いたくて イブの夜には また祈ってる

青山が 雲の切れ間に 見えるとき 我もう一度 志すなり

歌なんて 誰に聞かせる ものでなし そう想いつつ また歌う我


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