マウスを購入したお店のHPに、偽ロジテックマウスを販売したことの通知が出ていました。いわゆるパチもんってやつですね。うわさには聞いていたのですが、まさかそのマウスを手にしているとは…。研究室で使っているのですが、Free
BSDで正しく認識されなかったり、ホイールのスクロールが何か変だったりしたそうです。とりあえずWindowsでは使えてますが、クリック感が安っぽいなぁと思ってました。逆にいえば、私が感じたのは、それくらいの違いだけなのですが…。
写真1〜3はどちらも左が本物で、右が偽物です。外見はそっくりで、横から見たときに、継ぎ目の形が違うなどという見極め方も、これには当てはまりません。印刷の具合もほぼ同じです。
写真1: 左が本物、右が偽物。見た目にはわからない。 ![]() 写真2: 同じく左が本物、右が偽物。横から見てもまったく同じ。
マウスボールのふたに、シリアルナンバーがあるかないかで、見極める方法も、ここでは通用しませんでした(写真3)。 写真3: マウスボールのふたの部分。シリアルナンバーらしきものまで、コピーされている。 ![]() 写真4と5は、マウスを分解したときの様子です。写真4が本物のマウスです。2年前のものなので、基板も今ほど簡略化されていないようです。写真5は偽物です。いかにもに安っぽいつくりです。それにプラスチックの素材も安っぽく、バリが多く残ってました。ねじの色が違うという話がありましたが、確かに本物は青っぽく、偽物は黄色身がかってました。
写真4: 本物のマウス。純正品は作りもしっかりしている。 ![]() 写真5: 偽物のマウス。基板のつくりがぜんぜん違う。プラスチックの素材も違う。 ![]() 写真6: 安っぽい素材を使っている偽物(右)。素材の表記もない(黄色の丸印)。 ![]() このマウスを外部から見分ける方法は、マウスボールをはずした後、奥に見えるプラスチック部分に、文字が見えるかどうかが決め手です(写真7)。ただし、買う際には空けるわけにはいかないので、どうやって見分ければいいんでしょうか? 写真7: マウスボールの奥に、文字が見える(左=本物)。偽物(右)にはない。 ![]() うちにはこのマウスが3個ありますが、どれも本物でした。 |
[2000.11.7]