「生きる力」の育成と「情報活用の実践力」
  「生きる力」の柱の一つは,

  「自分で課題を見つけ,自ら学び,自ら考え,主体的に判断し,
  行動し,よりよく問題を解決する資質や能力」である。

これは,言い換えると自己教育力や主体的問題解決能力と表現することができる。
 

また,「あふれる情報の中から,自分に本当に必要な情報を選択し,
主体的に自らの考えを築き上げていく力
」も「生きる力」の重要な要素とされている。

これらの力は,情報教育の目標である「情報活用の実践力」として具体的に育成できると期待される。
 

  また,「自らを律しつつ,他人とともに協調し,他人を思いやる心や感動する心など,
豊かな人間性」は,感性,人間性,社会性などの側面であり,
家庭や学校などでの人と人との交わりや,自然や社会の現実に触れる体験を通して培われる。
 

そのためには,コミュニケーションや表現活動が重要な役割を担うと考えることができる。