静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」概要 |
1.外観 |
写真手前部分が高さ30Mの「低層棟」(30Mも高さがあって低層棟だと!?…まあ、まあ、相対的な話であって…)、直方体部分(会議場棟)を含めた向こうが高さ60Mの「高層棟」です。当初は60Mよりももっと高いものが構想されていたそうですが、結果的にこの高さに抑えられたのは、このラインを超えると超高層扱いになって設計コストが上がるからでしょうね。 低層棟はSRC造、高層棟はS造で、構造設計はそれぞれを木村俊彦構造設計事務所と佐々木睦朗構造計画研究所が分担して行ったそうです。低層棟と高層棟はEXP-Jで分離されていますが、基礎構造は一体とのこと。 |
![]() ![]() ここに見えている高層棟の大ホール部分では、アーチ型をしたトラスフレームに対して、「庇」部分をバットレス的に利用し、さらにその面内剛性も高めて水平力に抵抗しているそうです。 |
![]() ![]() この建物には「磯崎さん的な部分」と「磯崎さん的でない部分」が同居していますが、この端部の処理などは「磯崎さん的でない部分」のひとつといえるでしょう。
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2.大ホール |
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![]() ![]() アニメの草創期から現在までの様々な作品を展示する「アニメーション・ワークス」というオープニング・イベントが行われていました。 |
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3.会議場棟 |
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4.中ホール、小ホール(静岡芸術劇場) |
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99/04/24に神戸にて行われた佐々木睦朗氏の講演会での話をベースに加筆しました。(99/04/27) |
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最終更新日04/09/10