linkbanner Updated on January 17, 2002

 


Arthur Brown
アーサー・ブラウン

Arthur Brown

生まれ: 1944年6月24日 ホイットビー(英国ヨークシャ州)

本名: アーサー・ウィルトン・ブラウン

主なパート: ヴォーカル

参加グループ: クレイジー・ワールド・オヴ・アーサー・ブラウン('67-'68, '90's-)、キングダム・カム('71-'73)

The Man in Brief:
ブリティッシュ・サイケデリック・ロックの重要ミュージシャン。なんといってもブラウンのシャウトするヴォーカルと、けばけばしい化粧をしてヘルメットから火を噴くエキセントリックなパフォーマンスが有名。ただこの色物のイメージにもかかわらず、音はソウルの影響を感じさせるオルガンやホーンも活用したパワフルなジャズ・ロック。

レディング大学在学中からプロとして音楽活動を開始、60年代半ばには一時フランスで活動し、ロジェ・ヴァディム監督、ジェーン・フォンダ主演の映画のサントラにも曲を提供した。ロンドンに戻って67年、クレイジー・ワールド・オヴ・アーサー・ブラウンを結成、サードシングル"Fire"が世界的にヒット、デビューアルバムも成功する。68年グループは解散、他のメンバーはアトミック・ルースターを結成した。ブラウンは71年にキングダム・カムを組んで、73年までに3枚のアルバムを発表する。アメリカ・テキサス州のオースチンに移住、テクノ系のソロ・アルバムを2枚発表。内装工務店を開業するかたわら、カウンセリングで修士号を取得、地元のミュージシャンとブルース・アルバムも出している。94年からツアー活動にも復帰、ツアー中に脳出血で倒れ半年入院する出来事もあったものの、現在もフェスティヴァルなどに出演している。かつてスーフィー教徒で、現在はユニバーサル・ライフ教会の牧師でもある。

ヒット曲 [as Crazy World of Arthur Brown] "Fire" (1968, UK #1, US #2)

アルバム [as Crazy World of Arthur Brown] Crazy World of Arthur Brown (Track, 1968); Strangelands (Reckless, 1988; 1968年の幻のセカンド・アルバム)
[as Kingdom Come] Galactic Zoo Dossier (Polydor, 1971); Kingdom Come (Polydor, 1972); Journey (Polydor, 1973)
[as a solo artist] Brown, Black & Blue (Blue Wave, 1991); Tantric Lover (Voiceprint, 1999) ほか

その他の主な仕事 [参加] Various Artists / Rattlesnake Guitar: The Music of Peter Green (1995); Pretty Things / Resurrection (1999) [曲提供] "Baby You Know What You're Doing", "Don't Tell Me" 1966年ロジェ・ヴァディム監督作品"La Curée"(邦題「獲物の分け前」)のサントラ

Latest News:
Arthur Brown now☆カンタベリー・サウンド・フェスティヴァルに出演。他の参加者は、ホークウィンド、キャラバン、オシビサなど。(8/2001)

☆グラストンベリー・フェスティヴァルに出演。(2000) ※写真は、最近のアーサー・ブラウン。

☆再結成プリティ・シングズのロックオペラ S. F. Sorrow の初のライヴ録音に、ナレーターとして参加。その成果が、Pretty Things / Resurrection として発売された。(1/1999)

☆8年ぶりの新作 Tantric Lover が発売に。(1999)

60年代のクレイジー・ワールド・オヴ・アーサー・ブラウン時代の印税が支払われていないことをめぐり、現在ポリドールと係争中。(1999)

Related Pages & Recommended Links:
The Official Arthur Brown Homepage: アーサー・ブラウンの公式ページ(英語)

Arthur Brown @Voiceprint: 現在アーサー・ブラウンのカタログを管理するヴォイスプリント・レコーズにおける紹介ページ(英語)

Arthur Brown - The God of Hellfire: アーサー・ブラウンの詳しいファンページ(英語)

※当サイトの関連ページ: Column 7: 彼岸と此岸のはざまで(2) 〜狂気のダイアモンド、シド・バレット

 

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