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Updated on February 19, 2002 |
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生まれ: 1943年11月7日 フォート・マクラウド(カナダ・アルバータ州) 本名: ロバータ・ジョーン・アンダーソン 現在の名前について: 65年にフォークシンガー、チャック・ミッチェルと結婚した際の名字を残している 主なパート: ヴォーカル、ギター、キーボード |
The Woman in Brief: | |
70年代から活躍するアメリカ系女性シンガー・ソングライターの代表的な存在。繊細で硬質な歌声と、高い詩情および音楽性で知られる。フォークをルーツにした自伝的な弾き語りから、ジャズ人脈を活用したスリリングな実験的サウンドまで幅広い特徴をもつ。 カナダのフォークシーンで活躍し始めた65年、チャック・ミッチェルと結婚しデュオを結成するが、まもなく離婚、ニューヨークに拠点を移す。67年デヴィッド・クロスビーに見出されロサンジェルスに移住、リプリーズ・レーベルと契約する。翌年レコード・デビュー。70年『クラウズ』でグラミー賞受賞。1971年の4枚目『ブルー』で名声を確立する。同年アサイラム・レコーズに移籍、74年には新しくバックバンドにLAエクスプレスを起用。75年"Down to You"で2度目のグラミー賞受賞。70年代後半、ジャコ・パストリアスやチャールズ・ミンガスと交流してジャズ色の濃い作品群を残す。82年、ゲフィン・レコーズに移籍。91年ゲフィン・レコーズと袂を分かち、著作権をめぐる係争に。94年リプリーズに23年ぶりに復帰。96年『タービュラント・インディゴ』で3度目のグラミー賞を受賞。97年ロックンロールの殿堂入り。カレッジ時代に伸ばした絵の才能を活かして、デビュー以来アルバムジャケットのデザインを自ら手掛ける他、90年代に入って個展も開いている。私生活では、デヴィッド・クロスビー、グレアム・ナッシュ、ジェイムズ・テイラー、ジャコ・パストリアスらと交際した後、82年にベーシストのラリー・クラインと2度目の結婚をしている(〜93年)。65年に生みながら養子に出し、行方の分からなかった娘と、97年に再会している。 ヒット曲 "Big Yellow Taxi" (1970, US #67, UK #11); "You Turn Me On, I'm a Radio" (1973, #25); "Help Me" (1974, #7); "Free Man in Paris" (1974, #22) ほか アルバム [ソロ] Clouds
(Reprise, 1969, #31); Ladies of
the Canyon (Reprise, 1970, #27); Blue
(Reprise, 1971, #15); For the
Roses (Asylum, 1972, #11); Court
and Spark (Asylum, 1974, #2); Miles
of Aisles [live](Asylum, 1974, #2); The
Hissing of Summer Lawns (Asylum, 1975, #4);
Hejira (Asylum, 1976, #13); Don
Juan's Reckless Daughter (Asylum, 1977, #25);
Mingus (Asylum, 1979, #17); Wild
Things Run Fast (Geffen, 1982, #25) ほか計19枚 その他の主な仕事 [曲提供] Judy Collins, "Both Sides, Now", "Michael from Mountains" (Wildflowers, 1967); Tom Rush, "The Circle Game" (The Circle Game, 1968); Fairport Convention, "I Don't Know Where I Stand", "Chelsea Morning" (Fairport Convention, 1968); Crosby, Stills, Nash & Young, "Woodstock" (Deja Vu, 1970) ほか [参加] Crosby, Stills & Nash / Crosby, Stills & Nash (1969); James Taylor / Mud Slide Slim and the Blue Horizon (1971); Eric Andersen / Blue River (1972); Jackson Browne / For Everyman (1973); Graham Nash / Wild Tales (1973); The Band / The Last Waltz (1978; recorded live in 1976); USA for Africa / We Are the World (1985); James Taylor / That's Why I'm Here (1985); Roger Waters / Wall: Live in Berlin, 1990 (1990); Various artists / The Isle of Wight Music Festival (1995; recorded live in 1970); Herbie Hancock / Gershwin's World (1998) ほか |
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Latest News: | |
☆2月27日ロサンジェルスで開かれる第44回グラミー賞授賞式で、生涯功労賞を贈られる予定。(1/2002) ☆ミッチェルの代表曲をオーケストラ・ヴァージョンで再録する新作 The Circle Game (仮題)の制作がロンドンで進行中。制作の模様を収録したドキュメンタリー映画も合わせて発表される予定。(12/2001) ☆トリビュート盤 A Case of Joni が制作中。ミッチェルの曲をカヴァーするのは、スティーリー・ダン、チャカ・カーン、スティーヴィー・ワンダー・サラ・マクラクラン、エルトン・ジョンほかの予定。(2001) |
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※当サイトの関連ページ: Column 8: ワーナー・リプリーズ物語(2) 〜ニール・ヤングとジョニ・ミッチェル |