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Updated on March 6, 2002 |
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生まれ: 1934年6月9日 デトロイト(米国ミシガン州) 死去: 1984年1月21日 マウント・ホリー(米国ニュージャージー州) 本名: ジャック・ルロイ・ウィルソン 主なパート: ヴォーカル |
The Man in Brief: | |
1960年代前半に最も人気のあった黒人ポップ・シンガー。R&Bからソウル・ミュージックへの移行期を代表する歌手で、高音のいわゆる「オペラ唱法」が特徴。エルヴィス・プレスリーも影響を受けた。またヴァン・モリソンはトリビュート曲"Jackie
Wilson Said (I'm in Heaven When You Smile)"(1972年)を書いている。 高校を卒業した後、ボクシングで地元のチャンピオンになる。1953年クライド・マックファッターの脱退したビリー・ウォード&ザ・ドミノズのオーディションを受け、リードシンガーになる。1956年ソロとしてブランズウィックと契約、ベリー・ゴーディの書いたファースト・シングル"Reet Petite"でR&Bチャートトップ10入りを果たす。1961年恋人だった女性ファンに銃で撃たれて重傷を負うが回復する。60年代前半にかけてヒットをコンスタントに飛ばし名声を確立する。60年代後半から、飲酒、ドラッグ、神経衰弱などの個人的な問題を抱え、人気も落ちていく。70年代に入ってもオールディーズ系として活動を続けるが、1975年9月ニュージャージーでの公演中に脳震盪で倒れ入院する。そのまま意識を回復することなく8年余りを病院で過ごし、84年肺炎のため、享年49歳で亡くなった。1987年ロックンロールの殿堂入り。妻ハーリーンとの間に生まれた息子が3人、娘が3人いる(娘の1人デニースは被弾して87年に死去)。 ヒット曲 "Reet Petite" (1957, R&B#10; UK#1 in 1987 after its re-release); "Lonely Teardrops" (1958, #7); "Night" (1960, #4); "Alone at Last" (1960, #8); "My Empty Arms" (1961, #9); "Baby Workout" (1963, #5); "Higher and Higher" (1967, #6) ほか ソロアルバム Lonely
Teardrops (Brunswick, 1959); At
the Copa [live] (Brunswick, 1962) ほか多数 |
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※当サイトの関連ページ: Column 9: ニューソウルの誕生 (1) 〜新たな音楽の先駆者たち |