linkbanner Updated on July 24, 1998

 

Special Column:
Getting Away from Blues

ブルースから逃れて ―ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズ

Additional Notes (by Musashi)

 

 

新入りをブルース漬けにする教育

もともとブルースをやっているミュージシャンが数少ない中、カントリーやポップス、ジャズなどに親しんでいるミュージシャンたちを雇って、メイオールがブルースを教え込むというパターンがしばしば繰り返されたようです。ジョン・マクヴィーもその一人で、もともとアマチュア・バンドでシャドウズの2番煎じをやっていた彼は、ブルースブレイカーズに入ってからはじめてブルースに触れました。シリル・デイヴィスの紹介でメイオールの元にやってきたとき、マクヴィーは高校を出たばかりの17歳。ブルース・レコードの山をどかっと渡されて、ブルースのスタイルやフィーリングをつかむことが出来るかどうか、メイオールに試されるという洗礼を受けて、固定メンバーになったわけです。

 

 

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