大きなのっぽのおじいさん
ある日、僕はいつもどうり子供たちとテレビを見ていると1台の車が入ってきた。すると子供たちが嬉しそうに外に飛び出していった。誰が来たのかと思って見ると、そこには身長190cmを超えているであろう大きな老人がいた。そういえばお母さんが「今日、私のお父さんがくるの。」と言っていたが、まさかこんなに大きい人だとは思わなかった。しかしこのおじいさんの大きさを見るとお母さんが大きいわけがわかる。おじいさんの動きは、ジャイアント馬場を彷彿とさせた。
おじいさんが席に着いて突然僕に「クリントンについてどう思うか?」と聞いてきた。そんな事急に聞かれて日本語で答えるのも大変なのに英語で答えられるわけもなく、「それは難しい質問だ。」と答えると「難しいことはない。」と言って約五分間。途中で僕の脳は許容範囲を超えて何を言っているのかわからなかったがおじいさんは話しつづけた。その後おじいさんに質問されるたびに次は何を聞かれるのかとドキドキしていたが、難しいことは聞かれなかった。
おじいさんが190cm超、お母さんが180cm超。うらやましい限りである。