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『ファイナルアンサー?』2001年2月1日(木) 引き続き、バレーボールについて。ほんとに楽しいんだな〜。今日は、かなり先生にアピールできた。このチームの核となる選手だねといわれた。なぜかブルー(Blue)というニックネームをつけられそうになる。理由は、よくわからん(笑)。ちょっとした理由で、体育の時は、頭に黄色いタオルを巻いているのだから、だったら、イエローだろって思ったけど、でもなんとか戦隊みたいでイヤだった。でも、まじかなりのファインプレー連発で、これでA獲得だなって腹黒く計算したいところだが、体育の成績は、可か不可なのだ。ちなみにその先生は、クイズミリオネイアが好きで、いつも授業の終わりに司会者の真似してクイズを出すなかなか変わった人である。日本でもこの番組ははやっているけど、こういうものでアメリカから日本に輸入されて流行ってるってのは珍しいな〜と思った。 ここで突然、バレーボール英語講座。バレーボールをしてる間に頻繁に使われる英語を紹介。これで、アメリカ人とバレーボールを楽しくできるぞ。まず、自分のところにボールが来て、レシーブする、または仲間とお見合い状態になる場合に、自分が取るぞと、俺に任せろ、みたいな感じのセリフは、「got
it!」。多分、「I got it.」、またユーガットメールみたいに、「I've got it.」から主語を省略したものを見られる。発音は、“ガットイッツ”ではなく、つなげて“ガーリィー”見たいな感じです。でも、これは実際使うのは難しいです、なんせ自分のところにボールが向かってきてる訳ですから、そのセリフをいうとしても、ボールをちゃんとレシーブすることにかなりいっぱいいっぱいですから、なんかわけわからい言葉を発してしまうので、宇宙人みたく思われたくないのなら、無理して使うのを辞めましょう。次に、敵がサーブしたボールがラインのそとに出る時、そのボールを受けようとしてる人は大抵、その事には、気づきませんよね、そこで、ボールに触るな、ボールがコート内に入ってないことを教えてあげとき、「(it's)
out!」または「it's over!」といいます、これは簡単かな。普通に、「Don't touch!」といってもオーケーです。最後に、取るのが無理そうなボールにも頑張ってレシーブしたり、そいうときには、「Nice
try!」と声をかけてあげましょう。「Nice fight!」とは言わないので気をつけて下さい。この三つで大体オッケーです。 『ゴホンッ、ゴホンッ』2001年2月4日(日) 風邪をひいた。完璧に風邪だ。咽が痛い、頭もぼっーとしてだるいよー。きっと最近続いた夜更かしが原因だろう。頑張って朝練に行ったけど、全然集中できない。しかし、甘ったれるなと、喝を入れて、最低限の基礎練だけをやって、予定時間をより全然早めに切り上げる。もう今日は、練習しないことに決めた。ゆっくり静養を。しかし、宿題の方もタンマリと溜まってる。予習はあきらめて、宿題だけでもやらねばと、やる。 うーん、ちょっと練習を見なおす必要が出てきたかもしれない。ここんとこ毎日吹きつづけてるので、体に疲れがその日のうちに完全に取れず、溜まっていってる。しかし、練習を休むのが、とても怖い。管楽器の世界では、1日吹かないと、3日前に戻る、と普通言われてます。しかし,休みも必要。いい休みの取り方、誰か、知りませんか? 『生まれ変わったら欲しい才能』2001年2月6日(火) 風邪がなかなか治らなかった。前日と前々日は、寝まくったのに。大抵、1日ぐっすり寝れば治ってたのに。これも老いのせいなのかなって思ってしまう。もう逆に寝過ぎてまだ頭がいたいのかと思うくらい。咽もどんどん痛くなる。しまいには、声がでなくなった。まじにそれでみんなが心配してくれて、沢山いろんなドロップを持ってきてくれた。涙がちょちょぎれそうになりました。授業にはしっかり最低限宿題やっていく、えらいぞ、自分。しかし、バレーボールも頑張ってしまった、さすがに吐くかと思った(笑)。最終手段として、学校のHealthCenterに行く。声を絞り出して、説明する。咽をチェックされ、見るからに痛そうって言われる。薬をもらって、帰りに飯を買って、その薬を飲んで寝た。 夜9時から、僕の専攻であるMusicBusinessのクラブというのだろう、サークルというのだろうか、同好会というのだろうか、そういった集まりのMeetingがある。これは、休ませてもらおうと思ってたのだが、9時前に目が覚め、ふと気づくと咽もあまり痛くないし、薬ってすっげっー、と感心してしまった。まだ多少頭も、咽も痛むが復活ーと、いった感じで、そのMeetingに行きました。 もうすぐ来るバレンタインデイに向けて、僕等は、チョコやカーネーションなどをまとめ買いし、それをいろいろ組み合わせバレンタインセットとして1ドルぐらいで売り出すのだ。まとめ買いするとめちゃめちゃ安いでしょ、それを個々にして高く売るといった仕組み。これは、うちらのクラブ(?)を運営するための資金作りの一環です。そういうことをするのが主とした集団ではありませんので。のちのちそれについては詳しく説明しようと思ってますので。 それで、いろいろポスター作りなどをした。僕は、ハートを赤い画用紙から作る役をもらった。別に誰でもできるけど、なかなか、かわいくて、いい形のハートを作るには、自分のハートがまずきれいじゃないとね…なんて(笑)。こういったポスター造る時とか、やっぱり思うのが絵とかが上手ければいいなーって。イラストとかでも、こうすぐ簡単にパパパッーと絵が書ければ、こういう時すっごいいいのにって思って。次生まれた時にはそういう才能が欲しいです。今からでもデザインとか学ぼうかな。でも学ぶものじゃないんだよね、センスだよね、センス。 僕のハートも作り終わり、もう10時半くらいになってしまった。そこで、まだ少し作業が残ってるぽかったけど、あとは任せていいと言われたので僕はおいとますることに、それで、11時まで約30分であったが、練習する。しかし、思ってとおり、いや、思ってた以上に久しぶりに(といっても二日ぶりに)吹いたので、前々やっぱダメになってる。どうしてだー!!??練習の仕方に問題があるのかな。 あっ、咽もだいぶよくなったところで、沢山溜まったドロップどうしよう…(笑) 『僕の好きな空間』2001年2月10日(土) 今週末、CraneBrassFestivalというイベントがあった。主に、この学校に興味をもつ高校生、またはその親向けに行われたと見られる。でもあんまお客きてなかったような、ほとんどここの生徒だけだったような…。まあとりあえず、それはおいておいて、そのイベントで、わがトランペットセクションもなにかやるということで、アンサンブルをやるらしい。あー俺はメンバーに選ばれないだろうな、関係ないなって思ってたら、Tp全員出演!だって、30人くらいいるんだよ。でもほんとにやった。パートも12くらいに別れてたし。当然、そのイベント2週間前くらいから、みんなで集まって練習とかしたわけなんだけど、ほんとすごいよ、30人もトランペッター集まると。でもなぜかすごいわくわくしてしまう、自分。昔、高校ブラスバンドの時、Tpだけのパート練習が死ぬほど、嫌いだった言うか、怖かったって言うか。自分ができてないのがすぐバレて自分が何回もつかまってしまうのが辛かった。一種のトラウマで、Tpだけが集まる空間が怖かった。でも、今は全然ちがう。みんなトランペッターで、お互い仲間であり、また凌ぎを削る仲。僕より、上手い人が、ほんとたくさんいるので、その人達の技術、音を盗む絶好のチャンス。だから、そこでは自分のプレイをアピールするより、他の人がどんな風にプレイしてるか、よく見ている、一種の手抜きかもしれない(笑)。でも、ほんとにそこはTpの技術の宝庫って言う感じで。また自分もそこで一緒に上手い人達とプレイしてることにも、一種の喜びをを得られる。僕の好きな空間である。あと、このTp30人でプレイしたこは一生忘れないだろうね。 この日の夜、われわれの先生で組まれた、BrassQuintetのコンサートがあった。さすがは先生達うまかった。すごいコミカルなところもあって、面白かった。Tubaの先生が、楽譜がないと言い出して、他のメンバーが一緒に自分の譜面台にまざってないかと探し始めたり、あれは、わざとだったのだろうか。うーん、楽しかったし、すごかったぞ、CD出してくれないかな。 『ホワイトバレンタイン』 2001年2月14日(水) 先日、僕らのMusicBusinessのクラブが企画したバレンタインでのFundRaising計画。僕は授業の関係で実際に売り場を手伝うことはないと思っていたのだが、この日の最後のBandの練習が終わった後に、まだ売っていたので、そこに手伝ってくれないと言われたので、手伝う。正直、あんま売れないだろうって思ってたけど、意外や意外、売れる。特にカーネーションが人気だ。チョコなら、どこでも売ってるけど、なかなかカーネーションは簡単には学校内では買えないことが理由だと思われる。 アメリカと日本のバレインタイン違いは、男もあげるということ。こっちの女のこは、ほんとに日本の女のこみたいに、いわゆる義理でたくさんあげたりしてるけど、男は、ほんとに好きな、または彼女にしかあげない。しかし、カーネーション一本で喜ぶのだろうか、喜ぶのである。たまたまうちらが売っていた場所で、彼女と待ち合わせしていた彼氏がいて、おっちょうどいい彼女に買ってあげてプレゼントしようってな感じで、カーネーションを買って待っていた。そこで彼女登場。えーわたしにーという感じで、喜んでいた。とてもほほえましい場面でした。アメリカ人がみんあそんなに純粋はいわないけど、日本の女性のブランド志向もちょっと考えて欲しいなと思いました。 だいたい売り終わって片づけをしていると、どこからともなく、「My funny valentine」のサックスの音色が。ちくしょーにくいことしてくれるぜ。
『生活のリズム』 2001年2月15日(木) テストか近づいてくると、どうしても、生活のリズムが狂う。どうしてもその教科の勉強の為に、他の教科だったり、Tpの練習の時間を犠牲にするしかない。あとは、睡眠を削るか。一度狂うと、他のもどんどん狂うから、戻すのがとっても大変だ。普段からちゃんとした計画でやっていないと言われれば、それまでだが。これは、どうしてもこうなってしまうような気がする。結論、1日24時間じゃ、足りないのだ!!! バレーボール情報。今日は、待望のチーム変えがあった。初めは、背の高さで割り当てられて、チームを作られたが、今回は、先生がキャプテンをピックアップして、あとは、ドラフト制にしていくという方法だ。さすがにキャプテンには選ばれなかった、クラスで4チームだから、4人だけだしなー(いいわけ)。ひとチーム約8人だから、32人くらいいるんだ。自分がキャプテンに選ばれれば、最強チームを作ってやろうと思ってたのに、かわいい子ばっかで(笑)。でも、2順目で選ばれたぞ!うれしかった。しかも前回も同じチームだった人から、チーム変わるのは嬉しいけど、あいつと別々になるのはいやだなーって思ってたので、よかった。大体は結局仲がいい同士で選ばれて行ったけど、チーム作りはまずまず、とりあえず男で足ひっぱるやついなさそうで、よかった。女の子なら、どんなに下手でもいいけど、男だと、あんまりいい気がしない(笑)。今日、3戦行ったうち、2勝一敗だった。まずまず。これからチームワークが良くなれば、無敵になれる可能性がある。今日は、まだ誰が拾って、トスして、スパイクするか役割やベストのポジションがはっきりしてなかったのだ。わはは…!結構負けず嫌い。 僕が見つけた草バレーの法則。ほぼ試合の流れは決まってる。どちらかのチームのサーブの上手いやつが、だいたい、連続して点数を稼ぎ、流れをというか、試合の行方をほとんど決めてしまう。そんな流れを変える、ストップさせられるような選手(?)を目指します。 あと、拍手って結構大事だと思うんだよね。味方が、ポイントをゲットしたら、拍手しようよって思う。そうしないと、チームも盛り上がってこないし、乗ってこない。拍手に限らず、Nice!って声かけたり。自分で得点したなら、ガッツポーズしたり。みんなが思ってるほど、アメリカ人はビバリーフヒルズ白書みたいに、リアクションがオーバーじゃないぞ!!無愛想なやつも沢山居る。でも楽しくやりたいので、そういった盛り上げ役に徹したりし、そういうことにも頑張って行こう。 バレーボール人間観察。バレーボールをやってて人間性が見えてくるね。ミスして悔しがってボールを思いっきり蹴っ飛ばしたり、マナー違反だよ。一番許せないのが、例えば、ふざけてではなく、レシーブしようとして、ボールが頭にあたってしまったり、足でけってしまったりする。そうすると、その人は笑っている。俺、ヘディングしてしまったよ〜、みたいな。それは、それでいい、楽しくやるのだから。でもそいつは、笑ったままで、頭にあたって、あらぬ方向へと飛んでいったボールなど、無関心。そうすると、そいつのとなりにいるおとなしそうな子が、ささっとボールを拾いにいったりする。そいつは依然、ボールを拾ってきてくれた子に一言もいわず、ゲーム再開というケースが非常に多く見られる。よくそんなところまで見てるな〜なんて言われるけど、自分にしてみれば、見てるっていうより、そういうことが、ほんと自然に目立っているわけなのだ。自分も気をつけようっと。 『Gooseflesh』2001年2月16日(金) 今日は、まさに野球に例えるなら、ヒット、いやホームランといった感じの日であった(好きだな〜スポーツに例えるの)。また今週も音楽のイベントがあった。TheCraneFestivalOfNewMusicという。その中で、9thAnnualStudentSoloPerformerCompetitionというのがあった。これがめちゃめちゃすごかった。正直、そんな有名なCompetitonではないが、アメリカ中からあつまってた。一応予選みたいのもあったらしい。んで、そのFinalがここで行われて、そのFinalistの5人の内に、なんと日本人がいたのです。まず、Marimbanistのタカダナオコさん(ごめんなさい感じがわからないのです)。それと、Pianistのノダケンタロウさん。タカダナオコさんは、なんとあのマリンバで世界的に有名な安倍圭子さんお弟子さんです。いろいろ賞もとっています。ノダさんは、日本のある学校を首席で卒業して、こっちで来た人です。こんなところに、日本人がゲストパフォーマーとしてくるなんて、僕は数日前からワクワク。ほんとに経歴がすごい人達なので、僕なんかが話せる機会があるかなって思ってました。 演奏は、どの人もめちゃめちゃすごい。鳥肌たちっぱなしでした。よく中学ブラバンの時に鳥肌が立つようなプレイをしなさいといわれたことがあります。その時は、よくわかりませんでした。大体鳥肌って“いい”ときにたつものではないでしょう。でもほんとにいい演奏を聞くと、そうなることがわかります、わかりました。プロの方を除いて、鳥肌がたったって言うのは数えるぐらいしかありません、でも、今回は、まあ一応名目はStudentとなっていますが、はっきりいって、いわゆる、セミプロの方たちです。 マリンバのタカダさんの演奏を例にとって、今回のCompetitonの感想を述べると。みんな、“ピアノ、ピアニシモが上手い”。こう静かなところでもしっかりとしてる。強弱がピアノでも、大抵の人がやると単によわよわしくなってしまう。でもその音質はかわっていなかった。芯のある弱い音っていうか。ほんとに音の強弱だけがかわっている。タカダさんも、ほんとマリンバを殴るように、叩くんですが、すごいキレイな音がマリンバから鳴っているんですよね、あれにはビックリ。あと正直思ったのが、ものすごいテクニックが必要される早いフレーズとかよりも、ゆっくり静かなフレーズの方が、ほんと引き込まれるんですよね。演奏を見入ってしまうと言う感じで。あと、不思議なことに会場全体も、僕も緊張していました。その緊張とは、単にナーバスになるという、一般的な緊張ではなくて、真剣になっていると言ったほうがただしいかもしれません。いつも僕らや、ここの学生がやる“慣れ親しみすぎた”コンサートには、ないものです。異様な雰囲気とはこういうものなんだと気づきました。それは、ほんとそれぞれ各演奏者がほんと独特の世界観を一瞬にそのPerformance、サウンドによって作り上げることにあると思います。みんな、挨拶するときは、ほんといい笑顔でします。でも、いざ演奏に入ると別人に変わってしまいます。それが会場の雰囲気までもガラっと変えてしまう。さっきまでマナーの悪い大笑いしてたおじさんも、黙って真剣に見入ってしまう、その演奏に取りつかれたように。あと印象に残ったのは、余韻。音がなったあとに創られるその余韻。これを上手く使っている=表現がほんとにうまいっていうか、表現が豊かに聞こえます。正直、レベルが違い過ぎます。ぼくなんて、まだ楽譜どおりに吹くことさえ、ままならないのに。 すべてが終わって、表彰も終わって、すぐに舞台裏へといく、あの二人の日本人の人と話す機会をうかがう。タカダさんは、同じNY州からきてるので、もうすぐ帰ってしまうって言う事で、ほんとほんのちょっとしかしゃべることしか出来なかった。ノダさんは、フロリダから来てるので、今晩はここで泊まって、明日飛行機で帰ると言う。それで、たっぷりと話を聞かしてもらった、今日のCompetitionのことや、NewMusic(現代音楽)について、やっぱり考え方もレベルがちがうと思いました。 今回のコンサートというかCompetitionはほんとに、よかった。5人の演奏者がほんとそれぞれに創りあげる、芸術的な世界観とでもいうんでしょうか。それを生で、見れて、聞けて、感じれて、興奮は収まらなかったですね。音楽的技術をマスターしてるからこそ、そいうことが出来るんだと思いました。才能。彼らは、才能がある人だと思いました。才能があるって、どう言う人のことを言うんだろう、どんなに努力しても達せない域に辿りついてるひとのこと言うのだろうか。 『BareNakedLadies』2001年2月23日(金)
『僕の中の悪魔』2001年2月27日(火)
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