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ブエノスアイレス港からブケブス "BuqueBus" という船に揺られること1時間、対岸の港町コロニアに到着。実はウルグアイへの入国手続きはブエノスアイレス港でなされ(実は出国手続きだとばっかり思ってました^^;;)、船の中は既にウルグアイだったという訳。と言うことはラプラタ川はウルグアイ領なのだろうか? よって船を降りたら何も面倒な手続きなどもなくすぐ街へ。その港からすぐにモンテビデオ行きのバスが出ていますが、その港の西側にスペインの植民地時代の街並がそのまま残っているということで、せっかくだからちょっと寄り道を。考えてみれば「コロニア"Colonia」という名は「コロニー"Colony"(植民地)」のスペイン語形でしょう。"Colonia del Sacramento" が正式な名称。
港を出た正面の通りから西へ数ブロック行くと城壁と堀に架けられた橋が見えてきます。何せ説明がほとんどスペイン語で書かれているので詳しい説明はわからなかったのですが、やはりこの街は植民地時代の砦か何かだったのでしょう。
石畳の道にレンガや白っぽい壁の建物。アメリカの植民地時代の街もいくつか見たことがありますが、少し感じが違いました。やはり多少時代が違うのでしょう、こちらの方が古いようです。街には灯台もありましたが、これはおそらく割りと最近できたものでしょう。昔の建物をそのまま使ったおみやげ屋さんなんかも。何故かこんな所にCitibankの支店もありました。レンタルバイクや自転車もあるようです。
小さいし、そんな立派な造りはしてないけどハーバーもありました。ヨットなんかも結構たくさんありました。あの濁った川で泳いでいる人達も。で、路上に止まっていた車を見るとアルゼンチン・ナンバーが多く、ここもアルゼンチンからのリゾート客のお気に入りの一つかもしれません。世一トラベルの方がおいしい肉料理のお店があるといってましたが、ついぞどこかはわかりませんでした。観光に来てガイドブックも何もなしなんて、やはりちょっと無謀かな。
ここから川沿いに北へ行くと(途中でラプラタ川はウルグアイ川に変わります)、サルトと言う街があり、温泉があるそうです。しかしコロニアからでも300kmほどありちと遠いので、今回はちょっと無理だったけど、今度いったら是非行ってみたいですね。でもコロニアの街も1日じっくりかけたら色々もっと見所もありそうです。ガイドさん付きで観光している人達もいましたから、そういうのも紹介してくれそうです。しかしそのためにはスペイン語も覚えんといけんなあ。それにしてもこの街はモンテビデオ以上にのんびりしてました。やはり植民地時代の名残でしょうか、半分時間が止まっているのかも。1日と言わず、2、3日海ならぬ川を眺めてのんびりするのがいいかも。
帰りは2時間半ほどバスに揺られてトレス・クルーセス:モンテビデオまで。
ここまでお読み下さった方、おつき合いどうもありがとうございました。そしてご苦労様でした。もし少しでもインスパイアされた方がいらしたら、是非一度ウルグアイ、に限らず南米に行ってみられたらいいですよ。私は今回ウルグアイのメインと、ほんのちょっとアルゼンチンに行っただけですので、まだまだ南米に行ったとは言いきれませんから、是非機会を見つけてブラジルや例のイグアスの滝などにも行ってみたいです。とは言いながら、合衆国に8年もいながら実はほとんどどこにも行ってなかったりして(^^;;)。
それでは Adios!