くまもとアートポリスめぐり・2
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■パークドーム熊本 (高橋てい一) 熊本市平山雑誌で見たときよりはずいぶん大きく感じた。写真で一番判らないのはスケール感なのだろう。 |
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■再春館製薬女子寮 (妹島和世) 熊本市帯山逆に、たいへん小さく感じた。何のことはない、雑多な住宅地域にある、2階建ての、一企業の単身者用寮なのであるから、当然といえば当然だが。外観は、パネル割付などに工夫の跡は見られるけれど、本当に単なるボックスに過ぎない。この建築のみどころはもちろん内部の共有空間である。
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■県営保田窪第一団地 (山本理顕) 熊本市帯山ここに何を見に訪れるか。「中庭に入ることが出来ない」ことを確認するためである。「中庭には各住戸を経由してしか入れない」ということが、この集合住宅の第一のテーマなのだという。つまり、「外部から中庭を通って各住戸にアクセスする」というようなお仕着せのコミュニティの形を提供せず、中庭に入るかどうかは各住民の自由意思に任されており、そこの共同性に背を向けても、各住戸には周囲の道路から直接階段で上ることが出来、外部ネットワークとの繋がり、生活は維持できるというわけである。 |
最終更新日00/11/09