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なぜか木版画が好きです。見るのも好きですし、作るのも好きです。大学では木版研究会という倶楽部に属しています。ここでは私の木版にたいする想いや、作品を掲載したいと考えています。木版とは関係ないのですが、こんな写真を撮ったりもします。![]() さて、突然ですがこの木版画にちなんで少し引用をしたいと思います。
「ところでみなさんは『広東人は4本脚のものなら椅子と卓子(テーブル)以外はなんでも食べる』という言葉をご存じか。いや、もちろん知らなくともよい。これは広東人の食の豊かさをあらわした言葉である。豊富な食材を誇る中国のなかでも南部の広東はとくに食材が豊富である。北京ではゲテモノとなる犬や猫も広東では立派な食品となる。そう、中国人がすべて犬や猫を食べるわけではない。」 猫を食べるから下等だとか、犬を食べるから悪人だとかきめつけるのは良くないです。あなたたち日本人も鯨を食べるから云々と言われて、だって美味しいんだもんとひらきなおりながらも、少し嫌な気持ちがしたはずです。食は文化です。食材を制限することは文化を制限することです。もちろん人とか、食べてはいけないものはあります。でも、いろいろな食材を試してみるのは自らの価値観を広げる上でも有益だと思います。そんなことをいってみたものの、野良犬や野良猫を捕獲して食べるのは日本では禁止されています。みなさんくれぐれも無理はしないでくださいね。おいしいけどね。
![]() 浴衣の柄は、個人的にはあっさりしたものが好きです。近頃の若い娘がよく着ているようなビカビカした化繊の派手な浴衣は嫌いです。しかし、画面として見た場合、あまりにもあっさりしすぎていると面白味にかけますし、立体感が出しにくかったりするので、少し模様を多めにしてあります。それにしても浴衣美人を募集中です。 ![]() 時代設定は昭和初期なので、蛇の目唐傘といった少し太目の傘を想定しています。傘に当たる雨音が良いんですよ。少し凛として、ちょっと悲しくて。蛇の目でお迎え嬉しいなってなもんです。 |