(UPDATED 02/01 2004)



Artist Name: RJ VALEO
Album Title: SEPTEMBER

良質エレクトロニカで有名なHobby Industriesから作品をリリースしている NY在住のRJ VALEO。アメリカNYのエレクトロニカっていうだけで、 あまりにもエレクトロニカの主要産地から遠く離れた場違いな感じがするけど、 最近にない、音に厚みがあるエレクトロニカを聴かせてくれる。 ビート的にもかなりテクスチャーのこだわってると思え、 バックで鳴る波のように押し寄せて高揚感のラッシュに包まれるかのような "cypeher"などかなりオススメ。 全体的に音の抜き差しの感じがうまく(特にベースの入れ方、音像の移動の揺らし方など。) 飽きること無く、かつ最後まで通しで聴ける曲が多い。 下のホームページにてアルバムの中の3曲だけ試聴できます。
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Artist Name: POLE featuring FAT JON
Album Title: POLE

ドイツから、ミニマル・ダブのアーティストとしてアルバムをリリースして来ているPOLE ことStefan Betke、 今回は、ヒップホップとのコラボという方で、インテリ系のヒップホップ、 3582や、five deezのメンバー、fat jonをラッパーとして迎えてる。 音を聴かずにして、予想できるほど、ドンピシャで合います。この組み合わせ。 電子音とfat jonのポエトリーリーディング調のラップ。 97年から2000年の間に、"blue"、"red"、"yellow"と3枚のアルバムをリリースしてるけど、 やたらとヒップホップを意識したものが出てきたのは最近。 ある意味、音の再構築という形で、今回はセルフタイトルアルバムになったのかも。 極めて電子音だらけのエレクトロニカの世界に、極めて人間くさいヒップホップの要素を足すことによって 、かなりオーガニックな音を得てる。 前に聴かれたようなクリック音、スクラッチ音、カット音は一切無し。 けれども基本は飽きるくらいミニマル(笑)。 だからこそfat jonのようなボキャブラリーが豊富なラップが合うのかも知れないけど。 fat jonとやった"Slow Motion"って曲はかなりの出来だと思う。オススメです。 ほかサックス奏者やウッドベース奏者をフィーチャーしたルーツダブ系の曲もあるけど、 こっちの出来はあんまり関心するほどじゃないかも。 もっとウッドベースのうなりを全面に出してくれた方がよい。 アルバムの中から3曲試聴できるページはこちら。 poleホームページにて試聴できる、 このアルバム未収録もなかなか。
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Artist Name: Various Artists
EP Title: ALIS E.P.

デンマークのスケートブランド"ALIS"から出たなんかのリリース(何だったか忘れた)を 記念したEP。デンマークということで、全面的にコペンハーゲンを拠点に活動する、 けっこうベテランのトリップホップ集団 THE BLUE FOUNDATIONが全面的にプロデュース。 メンバーのうち日本人のTASUKIも、もちろんトラックを制作し、彼のつながりから、 日本人としてはほかにDJ KLOCKが参加。さらに地元コペンハーゲンからは、 DJ SHAOWの"MEISO"のリミックスを手がけたことがあるターンテーブリスト集団のthe prunesも参加。 全4曲。このメンツが出す音は、想像つくだろうし、まあ、予測できる音なだけに、 なんかイマイチ新しさが無いのが残念。意外にメランコリーしてる暗い曲ばかりじゃないのが意外で、 "alis vs. le-fix" VER.01とかかなりドスが効いたアブストラクト。で、紅一点のthe prunesが作った "apx"がかなりこの中では異色な感じがする。いかにもヨーロピアン。LA FUNK MOB色が強い ブレイクビーツ。
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Artist Name: ANDREW J & KALTENECKER
Album Title: MELODIES

ハンガリーでDMCチャンピオンを3回も勝ち取ったターンテーブリストANDREW Jと ピアニストKALTNECKERによるデビュー・アルバム。ハンガリーってのがまたシブイけど、 昔あった映画で「ブダペスト」って映画があったはず。そんなかで売れないヨレヨレの サックス奏者がこれまたヨレヨレするって映画があった気が......いや違うか。 とりあえず東欧の中でブダペストってのはジャズのメッカ。そんなバックグラウンドながら、 これほどうまく、ターンテーブルと生楽器が融合していくことがUKやUS以外の国で サラっと行われるのにビビりまくりです。無茶カッコイイです。 MARK FARINAとかMUSHROOM JAZZのコンピが好きな人のにはこういう JAZZ BREAKBEATSはたまらないはず。個人的に注文つけるなら、 もっとウッドベースがブンブンいうものにして欲しかったけど。 LP2枚に、最後のD面にはおまけに擦りネタ、ブレイクネタ、となかなか親切な アルバムです。試聴したい方は下のホームページできます。
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Artist Name: FINAL DROP
Album Title: ELEMENTS

 最近何かしら4つ打ちで、UBIQUITY音源をイジイジやってて、どこに行こうとしてるのか よく分からないDJ KeNsEi率いるユニット。CHARI CHARIこと井上薫や、ディジリドゥー奏者のGORO等とともに 鹿児島県屋久島へフィルード・レコーディングに行き、一年半ほど(けっこう前からやってるんですね。) かけて製作された音の数々。島アンビエント以外は当に何ものでもないヒーリング効果。 なんとおまけにDVD付き。屋久島行きて〜けど金がない。屋久島行ったけど音が無かったって人には かなり欲求不満を解消してくれる音源では? ちょっと前にあったBLASTHEADの音源よりは弾けず、遠くにも飛ばず、起承転結は無いわけだけど、 ミニマルあんとライバルに展開していく音の中に快楽を見出せる人には相当気持良いはず................。 話し変わって、音の話で、自然界に無音状態ってのは存在しないわけで、 (だから無音室とかに入ると吐き気を催すわけで。) 当にこのアルバムも、耳を澄ませば、自然界にはあ〜〜〜んな音やこ〜〜〜んな音が溢れてるってのが よく分かる。
屋久島気分に浸りたい人はこちら..........

Artist Name: AIM
Album Title: MEANS OF PRODUCTION

主にアップテンポのブレイクビーツ、いわゆるビッグビーツ系のものを 作ってるイギリス、バーロウ出身のAIMことANDY TURNER。 彼の初期の作品"Loopdreams"や"Concentrate"などは 今や入手困難な作品ばかり。なぜなら彼の作品は どれもDJやリスナーの意見をもとに作成した トラックばかりで、最初からセールベースに作ってこなかったから、 もともと枚数が少ないレアなものばかり。 それで、今回のLPは1995年から1998年までの音源をなんとか 集めリプレスしたもの。今までの二つのアルバム "Hinterkland"と"Coldwater Music"も含んだいわゆるベスト盤に近い。 時代が時代だけに、少し昔のヒップホップネタ使用のホーン多めのブレイクビーツって感じです。彼自身がもっとも影響を受けたのがNaughty By Natureだそうで。 "Let the Funk Ride"なんかお薦め。 最近の活動はというと、なぜか総勢10人のAIM LIVE BANDなるものを率いてる。。。
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Artist Name: MEANEST MAN CONTEST
Album Title: MERIT

前にも紹介したSAFETY SCISSORSとかがリリースしてるPlug Researchよりリースされた 西海岸Oakland出身のビートQurterbar、MCEriksoloのDUO、Meanest Man Contestのデビューもの。 デビューといえど、なんと彼らはあの今は亡きA-Twiceが在籍したMic Eduの元メンバー。 Anticonとかとやってたいうからには、あのがノリさ好きな人にはたまらん浮遊感と引きこもり感が同時に やってくるもの。(Anticonのメンツも本来みなネットで知り合った、引きこもりの集団に近いものがあったし、 ヒップホップが本来コミュニティーミュージックなら、彼らのは明らかに違う。) 本来こういうのは極寒のカナダとかでやるアングラヒップホップじゃないの? とツッコミを入れたくなるもの、少し希望が涌くような曲もあります。 基本はインスト。たまにお経って感じです。 酔った電気ジャム・バンド系の音にはギターも登場すれば、オルガンも。 曲名も"Don't die on Chirstmas"(クリスマスに死なないで。)から "Excitement of Students"(生徒の興奮)まで。 かなりイッてる。お薦めは"odd predicament(奇妙な苦境)"と、"science diet"。 PLUG RESEARCHのページで全曲試聴できます。

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Artist Name: FAT JON THE AMPLE SOUL PHYSICIAN
EP Title: LIGHTWEIGHT HEAVY E.P.

けっこう前に出たFat JonのLight Weight HeavyてアルバムのEP。 アルバムがCDだけで、いつになったらLP出るんじゃボケ!と待ってたところ 結局レコードはこのEPしか出ませんでした。 3582とFIVE DEEZと多極的な活動を展開してる彼ですが、 なんとこれらEPの曲は、実はFIVE DEEZで来日してた日本で製作されてたというから これまたビックリ。とりあえず、彼は自分で楽器を弾いて(エレピやフルート)それをサンプリングするといった手法で 曲を作ってってるので(おまけにMPC使い。ラップトップ使わず。)、 これまたど〜いう時間に曲作ってるんだとツッコミを入れたくなるところです。 前作よりかなりボイス・サンプルをかなり多様してて、若干暗い。 まえのHEDNODICノリでオアーガニックだけどやたらメランコリーは入ってるのがこのEP の特徴でしょうか。それにしてもよくこれだけ有機的なビートを組めるな〜。尊敬。 EPにも含まれてる"Talk to Me"なんか かなりお薦めで。実はアルバムの方にかなりいい曲が多くて、 このEPのまとめ方にはかなり不安があります。 ココのページでアルバムに入ってる方の よい曲を何曲か聴けるので我慢ってところっすかね。。。

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Artist Name: HEADNODIC
Album Title: TUESDAY

昔はMISSIONで、今はCROW CITY ROCKERSと名乗ってるヒップホップバンドの ベーシストHEADNODICが手掛けてるインストのヒップホップアルバム。 そのCROWN CITY ROCKERSでエレピを弾いているKat Quanoも全面フィーチャーされてて、 フェンダーローズの音色で、なんかオーガニックなビートが聴きたいって人には かなりお薦めです。基本的に生色が強いんで(ドラムとかでも)、 普通のものと混ぜるのは難しいですが、J Rawlsが作るような トラックに近いセンスを感じます。 日本版のCDはなぜかボーナストラックが13曲も追加されてて なんじゃそりゃ〜!!なんですが、LPは全12曲。 やっぱLP収録曲の中では"Coffee" って曲が一番お薦めです。あとは唯一MCの入ってる "Something"とか。 かなり惜しいのがCDに入ってる"Walk"って曲。 これをぜひLPにも入れてほしかった........。 もっと聴きたい方はココのページへ。

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Artist Name: RASA
Album Title: THE UNKNIGHTED NATIONS

bayakaの新プロジェクトとしてrevirthよりRASAとして活動しだした彼ら。 前作、inner filmよりかなり自分好みの音になってきたな〜(昔はなんかイマイチ好きになれなかったけど。) ってとこでかなり直球もんが来ました。 ライナーノーツにはエレクトロニック・ジャズだの、ジャケットの曲目には"round midnight"、って曲あるとこをみると、 なんだ、今時マイルス路線の前衛ジャズ!?そんなん数年前にSquarepusherがやってんじゃんとツッコミを 入れたくなりますが、聴いてビックリ。まさに墜落天使って感じのイメージが似合うこのアルバム、かなりヨレてます。 グデグデです。シラフじゃキツイもんがあります。どんどん堕ちてきます。 そして所々に散りばめられたボイス・サンプルの数々。生音とエレクトロニックなSEとの融合、 どれをとっても文句なしのかっこよさ。最後3曲が特によい。 特にマイルスのカバーかと思ったらそうじゃない"round midnight"はかなり堕ち度が高い。 繰り返されるウッドベースのアルコ弾きに暗い女性ボーカルが絡む絶品もの。 portis head系好きにはかなりウケルと思われる。(ただヒップホップよりジャズの影響濃厚) 次の"optic realities"はラッパーDOUGをフィーチャーしたポエトリーリーディング調の曲。 最後のシングルカットもされている"remembrance"はかなり聴かすナンバー。 "round midnight"と同じボーカルのSatoko Hongoが歌ってる。 とりあえずかなり完成度が高いアルバムだけに、今後RASAがライブとかではこれらをどう表現するかってところが気になるところ。 ジャケットを描いてるShe Oneも自分が好きなグラフィティーライターだっただけにポイント高し。

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Artist Name: VU
Album Title: SEVEN GRAIN

個人的には全然知らなかったけど、このアルバムはちまたではかなり騒がれてたものらしい。 アブストラクトじゃなくて、いわゆるジャムバンドにDJが加わってジャムってますノリのバンドなんだけど、 あのオークランド出身のヒップホップバンドMISSIONのキーボーディストのKAT OUANOと、DJ KRUSHがやたらと かけてたDJ ZEPHがメンバーに入ってるところがミソ。MISSIONが好きならこれも気に入るはず。 (音もそのまんまな気がするし。)意外なメンバーのドラムが元POWER OF TOWER(ファンク・バンドの)ってとこと、 あのBECKのバンドのトランペッターってとこ。総勢7名のバンド。基本はインストでジャムってるんだけど、 一部ゲストとしてSPEARHEADSのMC AZEEMが2曲だけラップしてます。 個人的にはあんまバンド自体がおもしろくないので、初期THE ROOTSとかの方がこういうことやらせるなら もっとよくできる気がします。そういえば、MEDENSKI MARTIN & WOODにもオルガン・ジャズのジャムバンドってとこで ちょっと似てるかも。

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Artist Name: VARIOUS ARTISTS
Album Title: MUSHROOM JAZZ 4

このMUSHROOM JAZZシリーズもいよいよ4枚目。サンフランシスコのごちゃ混ぜでハッピーでレインボーな 感じの音楽シーンより、有名なDJ MARK FARINA。彼もかなり幅広く音楽を聴けているオジサンです。 最近彼の写真を初めて見たんですが、てっきりDJ SHADOWと同じくらいの歳の人かと思ってたら、 パパ!って感じの歳のオジサンでした。(しかもかなりいい人そう。) 彼はHOUSEのDJとして名が通ってるらしいですが、(日本で回したのは青山のLOOPとかだし。) 自分はこのコンピに見れるように、ヒップホップのインストによいものを発見して ビートだけでいかに音を気持ちよく聴かせるかということに特化した人だと考えてます。 DJ KRUSHのようにドープなインスト・ビートをドロップするでなくて、 基本的にジャズ・フレイバーの中でもかなり陽気でご機嫌なものばかりを気持ちよく?いでいく感じ。 ドライブに最適。痛くも痒くもないといえばそれまでなんですが。。。。。。。 今回はPETE ROCKやFAT JON、TEK 9やSCIENZ OF LIFE等など。

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Artist Name: QWANG
Single Title: 11 / DOOR

一瞬、中国人?とかって錯覚しましたが、QWANGは大阪出身、京都中心に活動してる日本人の トラックメーカーです。特に何か新しいことをやってる音ではないですが、 綺麗なシンセ使いをベースとしたインストヒップホップのトラック2曲。 ボイスサンプルもほどよく浮遊感漂うなか、ループして、聴いていてなかなか気持よいです。 33回転ですが、45回転の一番遅い速度にすれば踊ることもできるブレイビーツとして使えるくらい。 来年にはアルバムが出るそうで。






Artist Name: GOLDEN BROWN / OMSKI / DAILY SODA
EP Title: ETROPOLIS

ETROPOLISというレーベルのコンピなんですが(オランダのレーベル)、これまた渋い。ジャケと内容がまったく合ってません。 DAILY SODAって人はネイティブアメリカンっぽく吹くテナーサックスでちょっと民族的な色合い のとこにブレイビーツと宇宙シンセを足した感じの音。OMSKIって人がオススメで、 " Omski's first day out " はかなりシュールなダウンテンポ。 雨の日に誰もいない土手道を右手に廃棄工場の煙突群を眺めながら歩く感じ。(勝手な想像。) 続いて2曲目の" A night from home " もヨレたダウンテンポ。 この人友達いないのか?それとも一人が好きなのかな。この人の世界じゃ毎日雨なのでしょうか。 Golden Brownは誰に似た音かな〜。しいて言えば、Christian Kleineとかかな。いや違うな。
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Artist Name: SCORN
EP Title: GOVERNER

HYMENレーベルより。ドイツのテクノ系のレーベルだけど、p.m.s planのような やたらとドスドスくるアブストラクトをたくさん出してるので、そっち系が好きな人は気に入るかも。自分としても ツボに来た。このScorn、またの名をMick Harris(イギリス人。Birmingham出身)、どこを切っても、 Kaman Leungみたいな音を出してます。 BOSSて曲、なんていかにもそうでしょう。この変な上モノとか。 彼のホームページ行ってhearってとこに行くともっと聴けます。新人かと思いきや、1991年から活動してるそう。 元はドラムンベースのトラックを作って人だそう。POST ROCKや単にNOISEもんを作ってた時代もあるそう。 本当に不思議な人です。
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Artist Name: RANDOM_INC
Album Title: WALKING IN JERUSALEM

これはかなり鳥肌モンですよ。タイトルからしてソソられます。直訳すれば「エルサレムで散歩」ってとこ。 RANDOM_INCことSebastian Meissnerは別にイスラエル人ではないらくし、このエルサレムって 街に着目して、地元のユダヤ、アラブのミュージシャンをフィーチャリングして、 これまた摩訶不思議な音の数々を作りました。レーベルが意外にもエレトロニカで有名な Mille Plateauxってことで、エレクトロニカとイスラエル・トランス、アラブ民族音楽を見事に 融合させちゃってます。イスラエルは近年、インド・ゴアの次くらいに有名なトランス・シーンを 築いてますが、なんか宗教的に複雑なとこってなんかトランスを代表とする ギャウギャウいうような電子音が合いますよね。(telefon tel avivとかまさにそうだし。) インドのゴアも、9割がたヒンズー教のインドにおいては珍しいキリスト教の土地だし......。 なんなんでしょう、この宗教対立とトランスの相関関係は?!?! 四つ打ちもあれば、funkstrongばりのヘビーなブレイビーツもあります。 ホームページで試聴しましょう!!!

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Artist Name: NILS PETTER MOLVAER
Album Title: NP3

東京JAZZにも参加していた、ノルウェー出身のトランペッター、NILS PETTER MOLVAERの最新アルバムです。 しかしこ〜〜にもJAZZ畑から出てきて、 (といっても彼はデビューアルバムからして、ストレートアヘッドなジャズでは無かったですが。) ここまで音がエレクトロニカしてくる人も珍しいですな。 単にエレクトロ一本どころか、ドラムンベースにもアブストラクトにも展開します。 メランコリーなミュート・トランペットを吹いてるあたり、後期マイルスのエレクトロニック・バンドを彷彿させます。 まだ彼がまだ健在だったら、今頃こんな音を出してたんだろうな〜とも。 彼は、近年にみる北欧ジャズ的な音、(Urusula RuckerのリミックスをやったデンマークのThe Societyや フィンランドのNu Spirit Helsinkiなど。)とは一線を画す、なんとも中近東ちっくなアジア的な音を出す人です。 アルバムでオススメな曲は、ほとんどSEのみって感じの(バリバリ、ラップトップ音楽です。) "TABULA RASA"(チベットのラサでしょうかね?)と、娘に捧げた"little indian"とかです。 ホームページで全アルバム全曲試聴できるので聴いてみる価値は大いにあり!!! ここまでクラブを意識した音を作ってることもあって、funkstrongやherbertとかがミックスしてるものも 巷で出回ってますのでチェック。

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Artist Name: THE WILD BUNCH
Album Title: Story of a Sound System Mixed by DJ Milo

おおう!!なんじゃこりゃ〜〜!あのMassive Attackの前身、THE WILD BUNCHのレア音源ミックスCDか!??! と期待を胸によせてたんですが、これはどっちかというと、当時のTHE WILD BUNCHがsound systemで かけてたものを再現しよう!!!と、初期Wild BunchのメンバーであったDJ MILOがミックスした80sコンピです。 こりゃ完璧にナツメロコンピですね。もうあの時代の香りプンプン!家ではノリノリだけど、 外では聴けないでしょう(笑)。なんせ、Thelma HoustonにMr.Fingersでっせ。もうほんまディスコテックですな。 ピコピコな電子音とオールドスクールラップ!いかにイギリスのブリストルの街がアメリカに汚染されてたかってのが 分かります。合間に挟まる、WILD BUNCHのDug Outでのライブの様子(かなり音悪い。)がなんかいい味出してるかも。 特に、この音自体に興味がなくても、Massive Attackの結成について詳しく知りたいなら、 買う価値あります。とくにジャケットが内容濃い。写真も多い。

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Artist Name: DABRYE
Album Title: ONE / THREE-

 一曲目の"THE LISH"って曲に惹かれて購入。なんちゅうか〜、テナーサックスの音だしの練習をそのまま ループさせてるとこにクリックサウンドって感じです。微妙に聴いてるとハネがあるんで、45回転に速度 を上げて聴いて見ると、あら不思議!2STEPになるではありませんか!(33回転なんだけど、2STEPを崩して 作ったものだと思います。)ベースラインが、もうかなりUK GARAGE色強いブイブイいってるシンセベースなんで。 Dabrye, 別名 Ann Arbor's Tadd Mullinixは、クリック・ホップ的な音からTHEO PARISSH的なディスコサウンドまでと、 かなり幅広い音楽性を持った人みたいです。それらを全て崩していって再構築していくのが彼のスタイルらしく、 特にやっぱベースシンセのMOOGの音色とかがかなり耳に付く不思議サウンド。レーベルのホームページで何曲が試聴できます。 (レーベルのホームページでバックで最初かかってるのも彼の音だし。)

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Artist Name: SHINSEI
EP Title: NATION SOLIPSISTE EP

これはかなりジャケに「?」。このピンクの日本地図にくっついてる余計な領土はどこ?(笑)。 一瞬KARAFUTOか?とも思ったのですが、なんかフランス発のものらしいです。 Jan Lurie & CatっていうからDUOですね(笑)。(ホームページのBioがウケる。) shinseiって「新星」と漢字で書かれており、本当にこれは何ぞよ?という感じです。 (しかもリンクのページには「ほかにも新星はたくさんあります。」とかっていってシンセイ・グループ、 シンセイ・ホームとかって、それ全部日本に企業やないか!?ってボケをかましてくれてます。) 音的にはレーベルのサイトによい紹介文があったので引用させてもらいます。 「Boards of CanadaとMy Bloody Valentineの予期せぬ出会い」。これちょっと惹かれません? 聴きたくなりますよね。My Bloody Valentineかよ!おいおいって! ほかに冬の終わりと春の子供の希望を表現するみたいなことが書いてあったのですが、 確かに、なんかビバルディの四季をエレクトロニカ的に解釈したらこんな感じになるだろうなと 妙に納得しました。このepの方は、リミックス集らしくて、shinseiの曲をリミックスしたものを 含んでいますが、誰一人として知ってるリミキサーの名前がありません。 四つ打ちにゆっくり展開していくエレクトロニカとかもあって、かなり ポワポワした感じのものが好きな人はツボにくると思います。 自分的にもかなり一押しな一枚。下のレーベルのサイトで、jukeboxってとこで 一曲だけ彼の作品が試聴できます。gelっていうフランスのアブストラクトもこのレーベルでした。

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Artist Name: VARIOUS ARTISTS
Album Title: URBAN RENEWAL PROGRAM

マイアミより良質なエレクトロニカ+ヒップホップの融合を 展開してきたCHOLOATE INDUSTRIES。そんな彼らも、90年代後半には 舞台をシカゴに移して華開いたレーベルの一つです。だから、 マイアミのエレクトロニカうんぬんかんぬん言ってた最近には とっくにマイアミのシーンの住人じゃなかったわけです。 (一般的にヒップホップの影響を受けてるエレクトロニカはマイアミだ!と思いがちですが。) このレーベルといえば、まずマイアミ出身のDJ CRAZEが DELとかとやりだしたPUSH BUTTON OBJECTSが一番有名でしょう。 でも、今回のこのコンピには参加してません。 今回の主役はPREFUSE 73のSCOTT HELLEN。 彼が中心となってPREFUSE 73このコンピのためのミックスや、 MOS DEFやCHIBO MATTOのMIHO HATTORIにトラックを作り、 トータスやDJ FOOD , EL-P , RJD2 ,と豪華なメンツを集めてしまったのです。 なんせEL-PはASOP ROCKやMR.LIFを呼び、RJD2はSOUL OF MISCHIEF(ここではかなりの異色)を 呼び寄せて出来上がったのまさにURBAN RENEWAL PROGRAM。すなわち都市再開発。 都市が生む音文化を全て統合し再編成しようと。ちなみに音だけじゃなく、 グラフィティライターもこのコンピにはそうそうたるメンツがジャケットのデザインに参加してます。 EVAN HECOXやKAWS、JUAN CHAVEZやDELTA等が手掛けたアートワークもいっしょに楽しむべきです。 前回のCHOLATE INDUSTRIESのコンピ、"RAPID TRANSIT"も相当の衝撃でしたが、 今回はいかに?EL-PがPREFUSE 73となんかやるってだけでウキウキしてきます。

Artist Name: VLADISLAV DELAY
Single Title: ANIMA

それほど最近出たものじゃないですが、MILLE PLATEAUXのイベントか なんかでつい最近来日したVLADISLAV DELAY。イギリス、ドイツ、に 続いてヨーロッパのエレクトロニカのシーンをフィンランドから 支えてます。このシングル?っていうかアルバム並の収録時間を 誇ってくれてるこの一枚、一曲なんと1時間2分!!GSYBE!もビックリ。 しかも超ミニマル・ダブ・エレクトロニカ。音の変化もすごい最小限。 ぶっちゃけ一回も、最初から最後まで通して聴いて起きてたことありません。 おそらく不眠症に困ってる人にオススメの一曲。α波出てる気もします。 気持ち良いか?というと、若干船酔い気味の音ですが。

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Artist Name: LEXADEL LIC
Album Title: DAYBREAK

アーティスト名がこれであってるかは疑問ですが、 とりあえずDAYBREAKってアルバムです。ちょっと前に出たものですが..........。 数年前KRUSHが絶賛してたP.M.S.PLANのGRAVITYやKAMAN LENGに通じる音の数々。 ヒップホップ色の強いドラムブレイクに、普通そんな音、上ものに使わんっしょ! ってツッコミを入れたくなる奇想天外のSE。かなり当時の音に飢えてる人には もってこいの良質アブストラクト。後で、調べたところ、Lexadelic, Zenith, DJ Serious, DVL って方々が作ってるらしいです。おまけに彼ら、チョコレートの国ベルギー出身らしいです。

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Artist Name: DJ SHADOW
Album Title: THE PRIVATE PRESS

おっとそういえばこれの紹介を長いこと忘れてました。自分がそもそも ホームページを作るきっかけとなったDJ SHADOWの二枚目のアルバム。 レコ屋でおもむろに紹介されてましたが、もちろん彼が庶民に分かるような音を作るわけもありません。 UNKLEでかなり分かりやすい人達を呼んで作ったため、今まで、MoWAXを知らなかった人たちまでもが 彼の名前を知ることとなりました。しかし、その後CUT CHEMISTやらと、とことんグルーブ研究会みたいな ことをやりだしたため(笑)、RADIOHEADのファンも、THE VERVEのファンも、METALLICAのファンも 結局訳が分からずじまい、MoWAXをダメにしたやつはJames Lavelleじゃね〜か!となり、 どうやらDJ SHADOWは罪を免れた模様です(爆!)。 今回のアルバムは"INTRODUCING"よりは、CUT CHEMISTとやっとBRAIN FREEZEや、間にやっと ORGAN DONORの流れを汲んでるものです。JAME BROWNばりのファンクとレア・グルーブの追求。 それにオン・ザ・ロック!って感じでしょうか?(ロック色が強い部分もある。) また、INTRODUCINGの面影が感じられるのは、"GIVING UP THE GHOST"のみくらいの勢いなのではないでしょうか? でも相変わらずドラム・ブレイクの天才って感じです。あのモヤモヤした霧がかった感じのメランコリーな音が 少し懐かしい気もしますが.....................。ちなみにUK盤には"GIVING UP THE GHOST"の ロングバージョンが入ってます。

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Artist Name: INDOPEPSYCHICS
Album Title: MECKISH

長らく待たされたINDOPEの音源集。もう一枚同じ時期に出てる アルバム"LEIWAND"の方は、kit claytonやmonolakeとの 共作品も入ってますが、こっちの方は過去に INDOPEが手掛けた他のアーティストのリミックス等も入ってます。 けっこう今となっては伝説のUNKLE "THE KNOCK"のミックスや Silent Poets"Sugar Man"のリミックスも入ってます。 DJ QUIETSTORMやDJ KENSEIがよくかけてる J-Tredsの"PRAISE DUE"のリミックスも入ってます。 かなり彼らの作品は(本当にエレクトロって感じで。)クセがあって自分としては 好き嫌いが分かれるんですが、 このアルバムの曲の大半はツボにハマる音ばかりです。 メンバーのDJ KENSEI , DOI , NIKの三人、全て 日本の初期のヒップホップ・プロダクションに関わってきた人たちで、 (誰が昔のKENSEIからがこのような音が出てくることが想像できたでしょう?) 機材的なことから、実際の手法まで本当にオリジナリティーがあるんではないでしょうか? ラップトップ・ミュージックが、全て同じNATIVE INSTRUMENTSのREAKTORなどを ベースに音が作られている現在、いかに自分たちの色を表現するのかってことが、 このシーンで支持を確立させる第一の条件でしょう。 一曲目の"GEMINI IV/V SOACE NOVA!"なんか彼らの音をよく表現してます。 3回大きな展開があります。かなり気持よい。 もう一つのLEWINDの方に収録してる"5_24"って曲はたまりませんね。 高速でフェーダーをカットアップさせるSE処理とか。

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Artist Name: SEIN + SEQUENCE3
DVD Title: INFRASTRUCTURE

やたらと一押しのSEINですが、前のアルバムはBonjour Recordから、 今回は自分のレーベルconcreteからのリリースです。 この作品はCD+DVDで、SEINの音にSequence 3っていうVJが 映像を加えたものがDVDに収録されてるという品物です。 CDにはDVDに収録された曲+数曲多めに入ってます。 このDVDのコンセプトは"infrastructure"、つまり 「社会基盤」、「構造物」ってとこでしょうか? 都市生活において利便性の追求に伴い失ったものの穴埋めをする「ソフトウェア」として、 各自が視聴覚へインストールする事により、良い意味での心的影響を与え、 今よりも快適な環境を提供しようとして送り出されたものだそうです。(なんのこっちゃ?)。 映像自体はSILICOMの抽象性がとれたって感じと、色もちょっとスモークがかった色彩によって 都市を表現してます。音は昔のSEINはどこえやら?やたらとミニマルで、ビートもズコズコはきません。 どっちかというと映像があって成り立つような音ばかりです。 最後のボーナスの映像作品だけ、前作の音を使って、空の表情をずっと撮ってます。 でもやっぱなんか映像はSILICOMに似たりよったりしててイマイチですか。 ジャケットのオッサンがなぜか登場します。

Artist Name: REQ
Album Title: SKETCH BOOK

かなり異色だと思います。いちよWARPから出てるんですが、 REQって人はもとはNINJA TUNE関連のなんかです。 なんかって何か?というとジャケットワークかなんかをやってる グラフィティーライタみたいです。(このジャケットも彼の作品) WARPでやるからにはなんか実験的なことをと意気込んだのか、 生音を中心にビートを作ってます。(とりあえず楽器叩こうみたいな。) ミニマルな生ブレイクビーツの数々。 ホームページにいくと前の音源とか聴けるんですが こっちはかなりヒップホップ色が強いビートばかり。 けっこう昔の音源の方が惹かれます。(探してみたいです。) "SKETCH BOOK"というからには、本当にスケッチブックなんでしょう。 でもDOPEといえばDOPEなのかも。ちまたの音に飽きたヘッズ向け。 ホームページに行くべし。

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Artist Name: JOHNNY CONQUEST
Album Title: UPTOWN FOR THE AMERICAS

ジョニー・コンクエストはサイモン・テイラー、マイケル・ホーシャム、マーティン・グリーン の3人のグループ。実は彼らは三人ともあのイギリスのグラフィック・デザイナー集団TOMATOのメンバーで あってグラフィック制作の副産物として作ったのがこのアルバムだそうです。 インストをベースにおいて楽器のフリーセッションで、かなり癒し系かもしれません。 (レイドバックした感じで。)ポスト・ロックっぽいのかも知れませんが、 ターンテーブルを導入したり、アルバムタイトルからも分かるように "UPTOWN FOR THE AMERICAS"って入れたのには、特にブルージーに、フォークちっくに 実験音楽をやってるからでしょうか?

Artist Name: BUS
Single Title: WESTERN / SPANISH TECHNO

ジャケットの四角い切り抜きで一発でわかるscape関連。KIT CLAYTONもここから出してます。 ドイツ・ベルリンのレーベル。BUSっていうのはDaniel MeteoとTom Thielの二方のプロジェクト名。 とことんミニマルなビートなんだけど、音は厚いし、 音響効果もやばい。無機質な都市にうごめくエレクトロニカ・サウンド。 西新宿のビル街に朝6時に迷い込んだらこんな音が頭の中でたぶん鳴ってることでしょう。 WESTERNはかなりダビーなエレクトロニカ・トラックで、カッティングもちゃんと裏で刻んでます。 ZORNに非常に似てる音です。二つの独立したメロディーが同時進行してる感じとかがままさにそれ。 B面にWESTERNの女性ボーカルを入れたバージョンがありますが、個人的にはダメ。 SPANISH TECHNOもう〜ん。BPMをもう少し遅くできるんだったらよいかも。

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Artist Name: DJ CAM
Album Title: SOULSHINE

先行でリリースされてた"Summer in Paris"と"Voodoo Child"を含んだフランスのDJ CAMのニューアルバム。 通算これで5枚目?のアルバムだと思います。前回のLOA PROJECTやその前のBEAT ASSASINATEDとかでも 自らガラージ好きと公言し、ガラージのトラックもドープなビート集に組み込んでた彼ですが、 今回はドープ色をいっさい排除した、ヨーロピアン・ジャズ・シーン+ソウル・クラシックの彼なりの再現みたいなことを やろうとしてます。(Summer in Parisなんてどこもドープじゃないし、ガラージでもないし。) ファーストのUnderground Vibes(これが一番よかった。)とはまったく対極なノリ。(少なくてもビートのおいては。) 生バンドを導入した曲が7曲ほども。それがかなりこのアルバムの似非お洒落度を高めてることも事実。 黒いジャズならぬ、白いジャズ。ネチっこさがあまりない。(ある曲もあるけど。) かつて、アメリカのジャズ界の一部が、(Duke Ellingtonとか)フランスのパリに 移住し、ヨーロピアンジャズシーンを盛り上げてったのは周知の事実。 ヨーロッパにも確かにしっかりとしたジャズのシーンはあるんですが、 こんな音だったかな〜と...........。好きな人にはこのアルバムすごい好きだと思いますが、 自分はけっこう全部聞き流しちゃって何も残らなかった気がします。 こんなこと、今みんなやってるしって感じで................。 Aaliyahに捧げた短い曲が一曲。GURUがラップしてる曲がよかったかも。 "elevation"って曲は途中から倍転して、ドラムンベースになるんですが、 これは生バンドでやったのはかなり正解かなと。

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Artist Name: NUMB
Single Title: 分離 / 意思

  REVIRTHのNUMBのアルバムからの先行シングルです。やはり度胆を抜かれる奇想天外変態ブレイクビーツ。 彼の初期のNUMB SUTRAとしてやってたころの「ILLFUSION」とか「BEGINNING OF THE END」のころの 音に回帰しようとする傾向を若干感じられます。4HEROのDEGOに憧れて、デモテープ渡したら、えらく 気に入られたってころの音。でもやはり、「89」とかの影響はまだまだ大部分を占めてます。 彼の作品は後ろでいつも密かに鳴ってるSE的な要素にいつもヤラレますね。密教ぽい洗脳されそうな音に。 A面の「分離」はもう何がなんだかサッパリ。途中からビート自体が分離してくるからワケワカメ。 どんどん崩れて、しまいにはドラムのスネオの音にもなんかのフィルター (リング・モジュレーターみたいなエフェクト)がかかってものすごくインダストリアル的な音になります。 NINのトレント・レズナーが急に歌いだしても不思議でないくらい。45回転だけど33回転でかけても濃いい。 「意思」の方はHANUMANDとの共作らしく、かなりドラムンベース。踊れる45回転がいい。仏教的な鐘の音色が SE的でなってて、途中でSE的な要素の方が前に出て来てビートが消えるという大きな展開が一回ある曲。 ほどよいシンプルなベース音が気持ちいい。ちょっと昇天しちゃいそう。

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Artist Name: HINT
EP Title: THE BEAU SELECTAH EP

前も取り上げたUKのDEEP WATER RECORDINGSからのEP。 これは1人のアーティスト、「HINT」だけのEPみたい。 アブストラクトって訳でもエレクトロニカって訳でもなく、 生音でなんかポワポワした感じのブレイクビーツをやってるバンドみたいです。 POST ROCK的なGOD SPEED YOU BLACK EMPEROR!とまた全然違う感じで、 インド音楽的要素を取り入れたカワイイ音の「Faderation」。 POPな女性ボーカル入りのINTERLUDEあり、John Kennedyがミックスした「Faderation」の 別バージョンあり。ラテンっぽくなってる。半対面の二曲とかもUK POPっぽい。 VERVEとかそっち系の。ますますこのレーベルが何を出してるのか分からなくなります。

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Artist Name: BOARDS OF CANADA
Album Title: GEOGADDI

あのエレクトロニカの雄、BOARDS OF CANADAの3年ぶりのアルバムなんですが、びっくらこいたのは、 やたらと大手CD屋に山積みされてたこと。っていうかそれに合わせて、前のアルバムもCDになってたりするのにも ビックリだし、タワレコのフリーペーパーとかにエレクトロニカ特集が大々的に載ってたのも、 なんかマスコミのエレクトロニカに火を点けちゃいましょうブームみたいでかなり嫌悪感がわきます。 いったいこれにつられて買った人の何割がこの音楽を本当心から楽しいと思ってるのかもけっこう疑問です。 確かにBOARDS OF CANADAはAUTECHREに比べれば2.5倍くらい(やたら具体的)分かり易い音ですが....。 今回のアルバム、なんか前回と同じ浮遊系音空間を共有してますが、ドラムだけやたらとドスの聞いたブレイクビーツが多いです。 やたらとヒップホップ回帰が見え隠れしてます。あとビートレスな曲もあるとこが前回には無かったことかも。 "Julie and Candy"って曲があるんですが、これとか表面上、REASONとかのソフトウェアシンセだけですぐ作れるくらい 分かり易い曲ですが、裏で聞いて見ると、すごいたくさんの音が被さってることに気付いたり、PANで、 やたらと細かく音を振り分けたりしてるとこに音の職人魂を感じてしまいます。そして所々にビートレスの曲を はさむあたりかなりニクイ("over the horizon radar"とかいい。バグダッド・カフェみたい。) レコードにして3枚の大作ですが、3枚目の裏は絵しか書いてありません。 (音入ってない。しかもワレワレハチキュウジンデアルみたいな絵。ボイジャー号にこんなの描いてなかったっけ?)

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Artist Name: MICHIHARU SHIMODA a.k.a SILENT POETS
Album Title: SOUNDTRACK FOR HOTEL ID+

これはSILENT POETSの神様、仏様、下田様が作った、BEAMS(店のビームスね。バンドじゃないよ。)がプロデュースするホテル (っていうかラブホっしょ?)のためのサウンドトラック。簡単に言えばコンセプトに基づいたBGM集なんですわこれ。 THEME,LOVERS,MOOD,MIDNIGHT,DRIFT,ACOUSTIC,っていうバージョン別に一つの曲を収録してるんです。 (個人的に別の意味、GOAL,TV,SHOWER,FUCK,SMOKE,BYEBYEを上品に言いたいのね。って感じですが。) 何よりも意図的にSILENT POETSよりも先にMICHIHARU SHIMODA名義を強調してるのが音にも表れてます。 なんせ、これ全然POETS節じゃないもの。(いやピアノは相変わらず。POETSっぽいですが。) ストリングスとかいつものEVERTON NELSONじゃなくて自分でやってるし、音もこれ、意図的に 一つの音源だけで作ろうとしてません?ってツッコミたい。シンセ一台持って来て、じゃあこれだけで何が できるかやって見よ〜!的なノリで。(最近聞くもの全てがREASON音源のプリセットに聞こえます。これ病気。) 音数も抑えてって感じで、でもゲストでアコギとウッドベースを弾いてもらった二人 (PORT OF NOTESの小島さんとLITTLE TEMPOのSEIJI BIG BIRD。)には自由に弾いてもらってって感じ。 個人的にACOUSTICってバージョンが一番好きです。ピアノ、アコギ、ウッドベースだけでドラム無し。 こういう管弦三重奏みたいなノリでアーコスティックなドラム無しの曲はかっこいい。 自分も近々、ピアノ、ウッドベースのみの曲を作りたいと思っております。

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