CD売却の顛末

土曜日の午後、CD30点ほどをカバンに詰めて目的の店へと向かった。中には5枚1000円セールで購入した盤が8枚含まれており、これがどう査定されるか少し期待もしていた。大体全部で1万4千円くらい、キャンペーン期間なので20%アップの査定で1万7千円くらいだろうと思っていたのだが・・・。

査定結果を見ると、なんと全部で14,292円。

3千円近くの開きがあるとは。

査定20%アップキャンペーン中でなぜにここまで安いかという気持ちをぐっとこらえてハンコを押した。さらに端数の2円というのも腑に落ちない。なんだこれは・・・?

帰りの電車の中でまず問題の格安盤の査定結果からチェック。

テレンス・トレント・ダービー「バイブレーター」は査定50円に20%加わって60円。もういい。そもそもTTDには期待してなかった。どこの中古屋でも400円くらいで売られているので200円取り戻すのは不可能だろうとは覚悟していたのだ。

ファティマ・マンションズは内容がゴミだったので期待薄だったが、案の定180円。一回試聴してがっかりして30円払ったというところか。

ジュリアナ・ハットフィールドは新作も出たらしいが「Hey Babe」の査定は360円だった。思ったより安かったけどようやく1勝。

ロイド・コールは200円査定で、20%アップ分の40円だけ回収できた。一応2勝目。

ノーザン・アップロアーは大健闘で600円。エイドリアン・ブリュー480円、60フィートドールズは540円。このあたりがやはり大きかった。

ホワイト・アウトが先の端数の原因だった。12円。10円査定に20%上乗せというわけだ。よくわからんグループのミニアルバムという危険な品だったので、こういう事態もあるかと思ったけれど、それにしても予想を大幅に下回る査定。キャンペーンの欄の2円プラスが目に眩しい。

5枚1000円で買った盤は、8枚で2472円だった。5勝3敗。まあまあの出来といえるだろうか。購入の時点でうまく選べばもっといけたかもしれない。

さて、ここまではダメなりに頑張ったのだが、他にどこかでマイナスしているはず。そうでないとここまで予想を下回ることはない。どこが問題だろうかと見渡したら・・・。

なんと、GS関係がメチャメチャ安い。タイガース240円、ジャガーズ240円。2枚合わせても480円。ノーザン・アップロアーの基本査定にも及ばない。これはひとつの教訓となった。GSはみだりに売ってはならない

他にはフォーシーズンズとロネッツが300円査定で合わせて720円。こういうジャケットがうさんくさい盤はダメなんだろう。売れ線とも言えないし。特にロネッツはもっといい盤が出回っているから値が付かなくても文句はいえない。

今回は盤質B査定が非常に多かった。中古で買って転売しているものが多いので仕方ないとも言えるが、ちょっと不満が残る。フーやキンクスの買い直しにともなう放出も、B査定だったために思ったより安かった。

帰り道、お腹がすいたのでマクドナルドに寄っていきたい気もしたが、この査定結果が頭をちらつき、なんとなく我慢して通り過ぎてしまった。せこい。

今回の教訓(4ヶ条)

・5枚1000円を見かけたら迷わず5枚買え。ただしミニアルバムは避けよう。

・GSのレコードは一生モノと思って買え。

・売りに行く前に店内に同じ盤がないかチェックしよう。

・ジャケットのしょぼい盤は買う時点で避けよう。

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