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PLASTICS IN EUROPE


Hajime & Chica
Hajime & Chica
プラスチック・サウンドをヨーロッパ感覚はどう受けとめているか?

去年はYMO。そして今年はプラスチックス。ヨーロッパの音の仲間は、日の丸ニュー・ウェーブ・サウンドをどう評価したか

 プラスチックスが、4月30日のロンドン公演を皮切りに期間約2ヶ月、公演地約40ヶ所にわたる初の欧米ツアーを行っている。休暇をかねて訪れていたヨーロッパで、ぼくは彼らの公演のいくつかを見ることができた。関係者の意見や現地の反応を混じえながら、その様子をお知らせすることにしよう。

 今回のツアーは、彼らのレコード「ウェルカム・バック」が、イギリスのアイランド・レコードを通じて欧米で発売されたことに伴って行われている。そのうちヨーロッパ公演は、4月30日ロンドン、5月2日アムステルダム、3日ハンブルグ、6日パリと回った後、再びイギリスにもどって、9日エジンバラ、11日リーズ、13日ノーウィッチ、14日シェフィールド、15日リバプール、16日バーミンガムの計11回である。会場は、数百人から千人くらいまでの客を収容できるロック・クラブやホールが中心。ヨーロッパをツアーする欧米の新人グループは、まずたいていこの種の会場を中心にツアーを始める。
 ツアーの一行は、チカ、トシ、ハジメ、マーチャン、シマからなるプラスチックスの5人に、マネージャーのスティーブ(アメリカ出身、元B52'Sのロード・マネージャー)、エンジニアのフランク(イギリス出身、元トーキング・ヘッズのエンジニア)の7名。スティーブとフランクは、昨年のアメリカ公演でもいっしょだったスタッフだ。この本隊に、日本、アメリカ、イギリスからそれぞれ1名ずつ加わったロード・クルーが、楽器や機材を満載したトラックで移動し、公演地で合流する。こぢんまりとしているが、なかなか国際色豊かな顔ぶれの一行である。
 もっとも、一歩楽屋に足を踏み入れると、「スケベー」(マネージャーのスティーブのニックネーム)「ヤクザ」(シマのニックネーム)などのカタカナ・ニッポン語が、インターナショナルに飛び交っており、ぼくはドギモを抜かれっぱなしであったのだが......。


To be continued.....


Original sourse of this page was kindly provided
by
Ochiai-san

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