WWWサーフィンをするとき、WWWサーバー側でユーザー・アクセスの記録をログとしてとっている場合、あるWWWページにいつどこからアクセスがあったかなどが記録に残ります。WWWでのプロトコルである http プロトコルでは、ヘッダー情報としてそうしたアクセス者のある種の情報を常に送信しています。例えばCGIなどを利用して、WWWページその場でページへのコメントなどのメール(ゲストブックも同様です)を送ることができるようにしてあることが良くありますが、あなたが本当のメールアドレスを入力しなかったとしても、WWWサーバーのログ(を記録しているとしたら)からあなたをトレースすることができます。これらのヘッダーを抹消して匿名状態にするためには、商用でその目的のために作られた特殊な proxy サーバーを経由してアクセスを行なうか、自身で UNIX 系OSマシンを利用できる環境であれば、ある proxy サーバーの特定バージョン以上にオプションを設定してリコンパイル/実行することで、同様の効果が得られます。
なお Anonymizer は97年5月から、有料アカウントユーザー用と無料で利用できるサービスとが分離されました。以前と同じく無料での利用は可能ですが、有料利用と比較するとかなり動作が遅くなります。
Delegate と同様、DOS/Windows プラットフォームへ移植されることを期待しましょう。
また、上記のような proxy を経由しないで WWW ページにアクセスするとき、以下のようなものを使用している WWW ページには注意が必要です。
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