育毛の話

米国は日本と違って薬の認可の手順、基準が異なるため、日本にない 怪しげな薬が正当に入手できたりする。最近のバイアグラなど良い例だ。 もっともこれは日本でも最近緊急認可したらしい。 なぜだろう?国民年金財源確保のための子孫繁栄が目的か?

このバイアグラ、医者の処方箋が必要で薬局で購入できる。 この前健康な若い男性がバイアグラを服用した時の 体験談をラジオで聞いた。何でも3日間そのような状態になって 大変だったらしい。健康な人は慎むべきだろう。 話題がそれたが本筋に戻ろう。私は最近薄毛に悩んでいる。 おもに頭頂部の部分である。日本からの育毛トニックもあまり 効果がなく、悩んでいた。

そこで日本では難しい薄毛対策薬に注目してみたい。 アメリカで薄毛対策の筆頭にあげられるのがロゲインという薬だ。 これは液体で頭皮に直接塗布するタイプである。 無臭、透明の液体で処方箋はいらない。一般の風薬と同じ扱いだ。 テレビでの宣伝も派手にやっている。 もともとは血圧降下材だったらしいが副作用として増毛が確認され育毛剤に 生まれ変わったらしい。ただ頭頂部の薄毛にしか効果が認められていないようだ。

http://www.rogaine.com がホームページだ。

液体の有効成分minoxidilの濃度によって2%/5%,mens/womens用とある。5% men用は 1ヶ月分のボトルが$24程度で入手可能。育毛が4ヶ月後確認できなければ 購入金額を返金するという宣伝が売り物だ。育毛の確認は自己申告制の ようだ。まず購入時に直ちに登録カードを返送し、4ヶ月後に再度 返金希望の連絡をするようだ。受理されれば購入金額相当の小切手が郵送される。

また育毛飲み薬もあるのだ。 テレビでこの薬の宣伝を見たときは驚いた。去年の春頃だったと思う。ホームページも 紹介しており、早速見た記憶がある。でも医者に行き 処方してもらう必要があるし、あまり気が進まなかった。

この薬プロピシアと呼ばれ医者の処方箋が必要である。 1日1錠服用。6ヶ月は継続する事が前提だ。 この薬はもともと前立腺肥大の治療薬らしい。ただし、薬の量を約1/4程度に 減らしている。副作用としては服用期間中に男性機能の低下を招くケースが あるようだ。有効成分はfinasterideという成分だ。

http://www.propecia.com がホームページだ。

これもまたテレビでの宣伝が流れている。これは 効果なしの場合の返金はないようだ。 処方箋を入手して窓口で1ヶ月(30錠)を$50程度で購入できる。処方箋は 6ヶ月分購入できるよう書いてくれる。この薬は日本での認可の話は聞いていない。

プロピシアの現物(30錠ボトル)(18.2KB)

プロピシア効能書(278KB)

かぜで主治医にお世話になった時、思い切って薄毛の相談をしてみた。 私の主治医によればこのロゲイン、プロピシア両者の組み合わせが育毛には最強の コンビだと言っており、日本では不可能な治療なのでチャレンジしてみたのが約3ヶ月前。 だめもとと思っていたが、最強の組み合わせが災いしてか、最近増えたような気がする。 恐くて鏡をまともに当てて真上から見た事はないのだが、 頭頂部の薄い部分から確かに芝生のように短い毛が見え始めている。 男性機能の低下も多少感じるときもあるが。。

今回のアメリカ文化の御値段 毎月約74ドルなり。 これ死ぬまで続けるのだろうか??


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