[Movie] ここ最近観た映画(1997年)
Dec.25th,1997:
「
Men In Black
」 (
UA
809機内)
既に観た
映画だが、 日本語吹替だったので、もう一度観た。 「銀河はオリオンの首輪」と言うネタを確認できたので、 ま、観てよかった(英語だと、こういう抽象的な表現は理解できない)。 2 度目でも最後まで飽きずに観られたので、 できとしてはOKなんでしょう。
「
Batman and Robin
」 (
UA
809機内)
同じく
既に観た
映画だが、 日本語吹替だったので、やはりもう一度観た。 英語のみで観た時に理解した大まかな筋は、だいたいあっていた。
Alicia Silverstone
がもう一度観られたのでよしとしよう。
Dec.21st,1997:
「
Titanic
」 (
Century
22)
音響は
DTS
。 70mm film による上映。
James Cameron に一本取られた感じ。ただ Titanic が沈むだけじゃ なく、Love Story もあって、観客をあきさせない。主演女優の
Kate Winslet
が美人なのだが、これがやせすぎじゃなくて、丸い 感じでいい。やっぱり女の人はある程度体が丸い方がいいっすねー。
この映画の主演男優の
Leonardo DiCaprio
の演じる役 Jack Dawson も Nice Guy である。この映画で若い女性の間で
Leonardo DiCaprio
のファンが増えるに違いない。
例によって特撮は CG を使いまくり。
3h14m も長く感じられない。これは中学生以上の誰にもお勧めでき る。家族で、友人と、デートで、どんな状況で観に行ってもよい。
この映画は 70mm フィルムが提供可能(普通の映画は 35mm フィル ムで上映)、かつ全ての Digital 音響システムに対応し(
Dolby Digital
、
DTS
、
SDDS
)、 しかも音響 mix は Skywalker Ranch で Digital Mastering & Mixing で
THX
対応である(ここまでの記述 が意味不明の方、どうもすみません<(_ _)>)。ということで、多少 足を伸ばしても設備のよい映画館でゆったり、じっくり観るのがお 勧め。
Dec.14th,1997:
「
Anastasia
」 (
UA
Pavilion
)
音響は
DTS
。 20世紀 FOX が Disney の向こうを張って作った Animation。 いろいろな企業と提携して多彩な手段で宣伝している。 Animation の動き自体は悪くない。
小さい頃、Rasputin の呪いによって 城を逃げ出さざるを得なかったロシアのお姫様 Anastasia が、 その時別離した後 Paris に済むお婆さんと再会する話。 その再会の手助けをする(本当は金目当てだが)青年は、 昔 Anastasia が城から逃げ出す時に手助けした少年だった。
Anastasia の声を
Meg Ryan
が、 青年 Dimitri の声を
John Cusack
が 演じている。 ミュージカル仕立てで、登場人物は突然歌い出すし、 広場の一般人も突然踊り出す。 Rasputin の怪物ぶり(?)は小さな子供の笑いを誘う。 家族で観るにはよろしいでしょう。
Dec.13th,1997:
「
Scream 2
」 (
UA
Pavilion
)
THX
screen での上映。 別にスプラッタ映画ではない。できることなら、前作
Scream
を観てから観た方がよいだろう。
Scream
を観ていないのなら、あえて観に行くべき映画とも思えない。 但し米国人には結構ウケているので、 何か面白いところがあるのかもしれない。
Dec.7th,1997:
「
Alien Resurrection
」 (
Century
Berryessa)
THX
screen での上映。
THX
の trailer が 少し変わっていて、例のロボットがアップで出てくる。
今度の
Ripley
は200年前(
前作
の時)に採取された彼女自身の細胞からのクローンである (これをアリにしたら、なんでもアリのような気もするが。 沖田艦長だって甦る)。 しかし、Alien Queen を胸に植え付けられた人間をクローン培養して、 できた人間の胸からAlien Queen の幼虫を取り出せるものなのか?? たとえその人間の血のサンプルになんらかの Alien の細胞があったとしても、 それをクローン培養して、できた人間の胸にまた Alien ができるのか?? なんてところに突っ込んではいけません。(^_^;) あと、Alien を厳重に隔離した上で調教しようとしていたわりには、 結構あっさり逃げ出されてしまうところが、科学者がまぬけというか、 ストーリーに無理があるというか。(^_^;) ちなみに主人公の
Ripley
はクローン 8 号めであって、1〜7 号めは失敗(前述の疑問の通り、 人間と Alien が混じってしまっている)なのであった。 で、その姿は悲惨で、それでもって人間のクローン研究を 批判しているのかもしれん、とか思ったりしたのであった。 昨今の状況に鑑み、Alien は CG で表現されているところも少なくないので あった。特撮は、不自然なところはない。
Dec.6th,1997:
「
Flubber
」 (
Century
Shoreline)
SDDS
での上映。しかし右後方のスピーカーの出力が極端に低かった。
`
Absent Minded Professor
' のremake。 主人公の博士が作るスライムみたいな反重力物質は、 Flying Rubber の略で Flubberという、 日本人には通じるが英語だと R と L が違うので結構意味不明なはずの 理由で Flubber と名付けられている。 この Flubber の CG は素晴らしい。 あとは特別に言及すべきところはない。(^_^;) 子供連れで観に行くにはよろしいんじゃないですか。
Nov.23rd,1997:
「
Mortal Kombat: Annihilation
」 (
UA
Pavilion
)
THX
screen での上映。
THX
の trailer が
The Simpsons
の アニメーション版で、これは初めて観た。(^_^)
肝心の映画の内容であるが、全編、善玉と悪玉の格闘である。 前作の Happy End の場面から話が始まる。 ストーリー的には特に深いものはない。 CGを使った特撮が多用されている。 ゲームのMortal Kombatが好きな子供にはよいかもしれない。
Nov.22nd,1997:
「
Happy Together
(邦題
ブエノスアイレス
) (原題
春光乍洩
) 」 (
Towne 3
)
Wong Kar-wai
(王家衛)の最新作、ということで、日本で公開されたことを知って悔しい思いを していたが、ようやくこちらでも上映される、ということで早速観に行った。 日本語字幕はないが、香港での上映時と同じく、中国語(北京語??)と英語の 字幕が入るので、米国産映画よりも内容がわかったりした。(^_^)
しかし白いブリーフいっちょうの男がふたりで抱き合っている光景は、 やはり美しいとは言い難い。 ファイ(香港出身) (
Tony Leung
/
梁朝偉
) とチャン(台湾出身のツーリスト) (
Chang Chen
) が広東語と北京語で会話しているのは、アメリカ人にはわからな いんだろうなー、とか思ってしまった。 時々チャンの北京語が聞き取れたりしたのが、ちょこっと嬉しかった。 チャンを誘いに来た女の子が結構可愛かった。 ちなみにブエノスアイレスの観光映画ではないので、それを目的に この映画を観ては行けない。 そういう観客は日本にしかいないだろうけど。(^_^;)
ここの
Towne 3
という映画館は、 毎週月火に
CINEMA HONG KONG
と銘打って香港映画を 2 本立てで上映しているので、 香港映画が好きな人は注目である。日本で観るのと違って、中国語英語字幕入りの、 香港で使われているフィルムが使われるのでマニアにはよろしいでしょう。(^_^)
Nob.16th,1997:
「
The Little Mermaid
」 (
AMC
Mercado 20
)
11/14 からリバイバル上映される、ということで、 日本公開時に観ていなかったこともあり、$4.75 なら最新作じゃなくてもいいや、 と思って観に行った。 結構アニメーションが動いている。顔とかも、日本なら口パクですまして しまうようなところも頭全体を動かしている。おかげで、なんか頭蓋骨が 軟らかいみたいな感じもしてしまった。(^_^;) Disney なので、Happy End なのであるが、ヒーローが悪玉をやっつけるのが なんかあっさりしすぎ。なんか伏線を張っておいて、特殊な理由があるので 悪玉をやっつけることができました、ということにすればもっと面白くなったと 思う。 ま、いずれにしても子供を連れて行くにはよい映画でしょう。 デートには、まー、そういうのが好きな人なら連れて行ってもいいでしょう。
Nov.15th,1997:
「
The Jackal
」 (
Century
Berryessa)
THX
screen での上映。 1973年作の`
The Day of the Jackal
'のre-makeらしいが、 筋はそんなに似通ってはいないらしい (`
The Day of the Jackal
' は観ていないので断言はできません(^_^;))。
Jackal(
Bruce Willis
)と呼ばれる暗殺者がアメリカに入国しようとしていることに FBIが気づき、FBI捜査官(
Sidney Poitier
)は、元IRAで投獄中だが唯一 Jackalの顔を認識できる男(
Richard Gere
) と協力してJackal を追う。 Richard Gereの Ireland 訛りとか、Russiaからの調査官(
Diane Venora
)のロシア語訛りの英語の聞き取りが非常に難しい。(^_^;) ストーリーの方は見事な変装(これホント。makeup artistがうまい) や段取りのよさで目標に着々と迫る Jackal とそれを追いかけるFBI側が、なかなか退屈させない。 先週観た
Starship Troopers
よりは大人向けで、ま、それでも筋に深みはないにせよ、お勧めできる。 でも `
The Day of the Jackal
' の方が味があるそうなので、いずれ観てみようと思っている。
Nov.9th,1997:
「
Starship Troopers
」 (
Century
Berryessa)
THX
screen での上映。 Robert A. Heinlein の「宇宙の戦士(Starship Troopers)」の映画化。 映画がいきなり TV ニュースから始まったり、結構グロかったりするノリが、 なんか
Robocop
みたいだなーとか思ってたら、 やはり監督が
Paul Verhoeven
だった。(^_^;)
近未来の地球は地球外の「虫」からの攻撃を受けており、 軍がそれに対抗すべく「虫」の惑星に乗り込み「虫」と戦争をする。 なんか知らんが「虫」に対抗する歩兵の武器は実弾のマシンガンで、 これを思いっきり「虫」に向かって撃ちまくる。 ビデオゲームで弾を撃ちまくっているようなものである。 しかし「虫」の方も見事な CG で大量にわさわさと出て来るのであった。 というわけで、撃ちまくり、食われまくりである。
で、監督が監督なので、 「虫」の解剖実習で気持ちわるくなった女性のゲロを真正面から画面にいれたりとか、 兵士が虫に襲われる所をしっかり画面にいれてたりとか、 「虫」に食われた死体がごろごろ転がってたりとか、 地球の子供が「僕等のできることをしよう」とか言って ゴキブリを踏み殺してたりとか、 軍のシャワールームがなぜか男女共用だとか、 なんか知らんが主人公が女性兵士となんかやってたりとか、 で、R 指定になっているのも無理がないのであった。 小学生くらいの子供にはあまりお勧めしない。 ちなみに 2 時間 10 分のうち最初の半分くらいは主人公のハイスクールでの 生活や軍での訓練風景のみで「虫」との戦いはないので、 ちょっとダレてしまう。かと言って 2 時間ドンパチでも内容がなさ過ぎるが。 なんにしても特撮は一見に値する。
Nov.8th,1997:
「
Bean
」 (
Century
Shoreline)
Dolby Digital
による上映。 こちらの TV (KTEH だったかな? 54 チャンネル)で時々やっている、 `
Mr. Bean
' という イギリス BBC 製作のコメディの映画版。 イギリスの美術館で絵を見張っている Mr. Bean が、 LA の美術館に派遣される。LA の方では Dr. をよこしてくれ、と言っていた のだが、イギリスの方は、厄介払いで Mr. Bean をLA に派遣してしまう。 後はどたばた。 TV の方は、短い時間にギャグを詰め込んでいるが、映画の方は ひとつのストーリーで 1 時間半を持たせようとしているので、 ギャグの間の筋の部分が、いく分間延びした感じがする。 とにかく笑いたいなら、TV の方がよいだろう。 あと、クレジットは最後の最後までちゃんと観ること。(^_^)
Nov.4th,1997:
「
Gattaca
」 (
UA
Pavilion
)
THX
screen での上映。 職場の人がいいというので観に行った。確かに、そんなに悪くはなかった。 タイトルが出ている時、スタッフや俳優の名前のうち、A、G、C、Tだけが ゴシック体になっていた( E
t
h
a
n H
a
wke みたいな感じ )。これはなんだ、と思っているうちに、 あーこれは遺伝子の構成要素(アデニン、グワニン、シトシン、チミン)の イニシャルだ、とわかったのであった。
近い将来、人間は自分の持つ遺伝子情報によって職業などが決ってしまう 世の中になっている。 主人公は心臓に先天的な疾患を持つため宇宙に行けないが、 Space Farm を持つ企業 Gattaca (ちなみにこの企業名も A、G、C、T で構成されている) に他人になりすまして入り込み(自分の遺伝子を持つもの(毛、フケなど)を 会社内に残さないように、また、血液検査、尿検査をくぐり抜けるため かなりの努力をしている)、宇宙に行こうとする、という話。 人間ドラマである。(^_^)
最後、クレジットが全部終った後にも若干の絵があるので気になる人は 最後まで観て行くとよい。
Nov.1st,1997:
「
Fairytale: A True Story
」 (
Century
Shoreline)
普通の
Dolby Stereo
。 妖精が飛んでいる予告編を観たので、特撮が多いかと思って観に行ったら、 そんなに特撮は多くなかった。 英国の田舎の 2 人の少女が近くの小川で妖精を観たと言って その写真を親に見せるがそれが London にまで広まってひと騒動になる(ま、そんなに騒動でもないけど)。 が、やがてそれもおさまってめでたしめでたし、みたいなストーリー。 少女のうちのひとり Frances (
Elizabeth Earl
)(結構可愛い(^_^)) は父親が軍人で戦争に行っている。 映画を終り近くで、夜、大量の妖精が寝ている二人の部屋に飛んで来る。 もうひとりの方 Elsie (
Florence Hoath
)はいち早くそれに気がついて起きるが、 Elsie に起こされた Frances は妖精よりも先に 父の乗って来た車の音に反応し、大量の妖精には見向きもせずに 父に抱きつくのであった。やっぱり妖精よりもお父さんですかね。 ちなみにこのお父さんの顔はどっかで観たことがあるなーと思って 調べてみたら、やっぱり有名俳優でした。 そういやちょっと前に Scotland のヒーロー役で映画を作ってたねぇ。
Oct.26th,1997:
「
Fast, Cheap & Out of Control
」 (
Towne 3
)
例に寄って San Jose Mercury の EYE で星が 3.5 で、かなりよい点数だったので 観に行った。 内容は、4人のプロフェッショナル(実在の人物。 猛獣調教者、庭師、Mole-Rat(もぐらねずみ?)研究者、ロボット科学者) に対するインタビュー。 というわけで、その話している英語があまりよく聞き取れず、 従って面白さもよくわからなかった。 こっち(米国)に来てから、初めて映画で寝そうになったのであった。 日本語字幕がついていたら、それなりに楽しめていたのかもしれない。 ま、とりあえず次の映画は特撮かアクション物で筋のわかりやすいものを 観ようと思う。(^_^;)
Oct.25th,1997:
「
Jackie Chan's Dragons Forever
(邦題
サイクロンZ
)」 (
Towne 3
)
最近
Jackie Chan
の映画がこちらでリバイバル (と言うか、メジャーでは初めて公開されるのかもしれない) 上映されているが、今度は来年の夏に 1987 年作の「サイクロンZ」が こちらで公開されるらしい。で、その前に全米で6館の映画館で 広東語バージョンが先行上映される、ということで、日本公開時にも 観たことがなかったので観に行った。 果して、セリフが中国語と英語で字幕で出るので、 アメリカで観た映画の中では、 「
Shall We ダンス?
」 の次にセリフが理解できた映画となった。(^_^;)
映画の方は、10年前の作品だけあって、
Jackie
のアクションがよい。 また、
サモ・ハン・キンポー
、
ユン・ピョウ
のアクションもよかった。 ストーリー的には少々うまくいき過ぎの点もあるが、 まあ無条件にアクションが楽しめるのでよしとしましょう。
Oct.18th,1997:
「
Boogie Nights
」 (
Century
22)
Dolby Digital
による上映。 この映画は San Jose 近辺では
Century
22でしか 上映されていない。 San Jose Mercury の EYE では星が 3.5 で、これはかなりよい点数。
ストーリーであるが、1970 年代の終り頃、 高校生の主人公 (
Mark Wahlberg
) が親とうまく行かずに家を出て、 バイトしていたナイトクラブで知り合ったポルノ映画監督 (
Burt Reynolds
) のところに行く。 で、主人公のアレが尋常じゃなくでかいので男性の主役に抜擢されて、 ポルノ映画界のスターになってしまう。 で、それからいろいろある、という感じ。 上映時間が2時間半くらいあったが結構面白かった。 最後の最後で主人公が撮影前に控室で自分のアレを鏡で見て 自分を勇気づけるシーンがあり、もろ画面に映っていたが、 確かにめちゃめちゃでかい。が、あれは多分作りものだと思う。 もっとも、作りものではあっても日本で上映する時は修正が入るだろう。(^_^;) クレジットが終った後になんかセリフが聞こえるのでそういうのも 逃したくない人は最後まで残ること。(^_^)
Oct.12th,1997:
「
Rocket Man
」 (
UA
Pavilion
)
THX
screen での上映。音響もよかった。 人類最初の有人での火星着陸に行く3枚目の話。 全編子供に無害なコメディ。 チンパンジーも出て来るので子供連れに最適。(^_^) 特撮もあるが、現在の科学レベルをあまり考えてないところも多く、 (シャトル内で人工重力を使ったり、コールドスリープを使ったりとか) 多少御都合主義的なところもある。 `
Die Hard 2
' の悪役(
William Sadler
)が隊長役で出ている。 クレジットが終った後に火星人(?)が出て来るので見たい人は最後まで残ること。(^_^)
Oct.11th,1997:
「
Seven Years In Tibet
」 (
Century
Capitol 16)
DTS
だったような気がする。
1939年頃、Austoria の登山家 (
Brad Pitt
) がヒマラヤ登山を途中で断念して降りてきた所を イギリス軍に戦犯としてとらえられ、収容所生活を余儀なくされるが、何度かの 失敗の後脱出に成功し、その後 2 年(!!)歩いて Tibet の Lhasa(ラサ)に着く。 そこで 14 歳のダライ・ラマと仲良くなってなんだかんだで 7 年そこにいる話。 基本的にノンフィクションの原作を元にしている。 しかし映画が始まってからふたりが会うまでに小一時間かかるので、 待ちくたびれる人もいるかもしれない。 何で Austoria 人同士や Tibet の人たちが英語を喋るんだよ〜、 とか思ってはいけない。(^_^;) 全体的には及第点。
Oct.5th,1997:
「
In & Out
」 (
Century
Shoreline)
新聞によると
Dolby Digital
の はずだったが、それを示す Trailer はなかった。
ある小さい町の高校の教師 (
Kevin Kline
) が、近く結婚予定だというのに、かつての自分の教え子に、 アカデミー賞の授賞式で、先生はゲイだった、と全世界的に言われてしまう。 で、そこから始まるコメディ。 ゲイを話に取り込んでいるが、深刻さはなく、 あくまで軽いコメディになっている。
Sep.28th,1997:
「
The Peacemaker
」 (
Century
Shoreline)
DTS
で観た。 たまたまHollywoodのChina Theater前を通った時に、この映画のプレミアを やっていて、道路の向かいからではあるが、
George Clooney
を生で見てしまったということもあり、観に行った (本当はアクションものだから)。 で、観てみると、特撮にアクションがもりだくさんで、それなりに楽しめる。 ま、よろしいんじゃないでしょうか。
Sep.14th,1997:
「
George of the Jungle
」 (
Century
Shoreline)
`
George of the Jungle
'と`
Hercules
'が2本立て、という広告を新聞で 見たので、$4.75 で両方観られるなら、と映画館に行った。
Dolby Digital
。 航空機の不時着でアフリカの中心に落ちた赤ん坊(George)がゴリラに育てられる。 このゴリラは英語も喋るし知能も持っているので、George もしっかり英語を 話すのである。で、例によって都会からジャングルに来たヒロイン(なにをしに 来たのかは聞きとれなかった)がライオンに襲われそうになった時に、George が 現れて助けるわけである。
ま、子供にもわかるように作ってあるので、ひどい slang とかひどい早口も なく、わかりやすい。 暗い話の要素はこれっぽっちもないので、安心して観に行くとよい。 逆にこういう能天気な話はちょっと、 という人にはあまりお勧めできない。 小さい子供連れの家族で行くにはよろしいんじゃないすか。
「
Hercules
」 (
Century
Shoreline)
Dolby Digital
。 全能の神 Zeus の息子 Hercules が悪役の神 Hades の手下にさらわれて 地上に連れていかれるが、地上である夫婦に育てられ、自分が神の子であること を知り、Hero になるべく修行をする、みたいな話。 例によって一部にCGが使われている。ま、よろしいんじゃないすか。 英語は`
George of the Jungle
'同様、そんなに難しくはない。
ヒロイン(Meg)のキャラクターデザイン、もう少し可愛く、というか、親しみが もてるようにならなかったかねぇ。
Sep.13th,1997:
「
The Full Monty
」 (
UA
Pavilion
)
THX
screen での上映だったが、 音声は前からしか聞こえなかったような気がした。(^_^;)
例によって、San Jose Mercury の金曜日についてくる「EYE」 の映画批評で、多くの新聞や雑誌が「Don't Miss It」という成績を つけていたので、特撮でもアクションでもないのに観に行った。
Hollywood 製ではなく、UK の映画。 昔鉄で栄えたが今はぱっとしない街に住む無職の 主人公が、男性ストリップに女性が大挙して押し寄せるのを見て、 自分もやってみようとする。結果的に 6 人の男が集まって (この過程もそれなりに面白い)ダンスとか脱ぎ方の練習をしたりする。 英語の80%がわからなかったが(^_^;)、コンセプトはよくわかった。 英語がわからないと最初は退屈かもしれないが、中盤以降は面白くなる。 TVとか映画の英語は半分以上わかる、というのなら結構お勧め。 ちなみに Full Monty とは、UK でのスラングで、すっぱだかという意味らしい。
Sep.7th,1997:
「
Fire Down Below
」 (
Century
Berryessa)
Air Force One
を
ここで観た時
に右後ろのスピーカの出力が悪かったので苦情のe-mailを送っておいたら、 新聞広告に
THX
のマーク を出さなくなってしまった。(^_^;) で、久しぶりに行ってみたら、なんとしっかり
THX
の看板を掲げていたのであった。 今回は右後ろのスピーカーも前回よりよくなっていた。
さて、映画であるが、
Steven Seagal
お得意の、環境保護ものである。 「
暴走特急
」 なみのアクションを期待して行くと、そんなにアクションはないので 拍子抜けする。 ところどころで見せるアクションの動きは速い。 英語の聞きとり能力に難がある場合は、
G.I. Jane
の方が 体が動いているので比較的楽しめるだろう。
Sep.6th,1997:
「
G.I. Jane
」 (
Century
Shoreline)
Dolby Digital
の trailerを 初めて見た。 米海軍の女性大尉 (
Demi Moore
) が SEAL(特殊部隊みたいなものなんでしょうか) の訓練に投入され、 男が次々と落ちこぼれていく中、頑張る、というド根性もの。(^_^;)
主人公が軍の訓練に耐え、それを乗り越えていく、というプロットは、なんか 「
愛と青春の旅立ち
」(だと思った。原題は `
An Officer and a Gentleman
') を思い出させるのであった。
で、なんで女性が SEAL に送り込まれたのか、とかいうその辺の細かい話は よく聞きとれなかった。誰か教えて下さい。(^_^;)
Aug.23th,1997:
「
Spawn
」 (
UA
Pavilion
)
UA
Pavilion
のただ券があったので観に行った。 例によって特撮は CG 使いまくり。 組織の罠にはまった主人公が特殊な能力を持って帰ってくる、 という、
Robocop
にも似たストーリー。 しかし
Robocop
が悪人をやっつける時のような爽快感はない。 全編に、光が少ない(つまり暗い)画面が続くが、
Tim Burton
の `
Batman
' や
Ridley Scott
の `
Blade Runner
' よりもできがよくない。 コミックの
Spawn
に思い入れがある、というのでもなければ、 どうしようもなく暇な時でも他の映画を観た方がいいかもしれない。
Aug.17th,1997:
「
Dante's Peak
」 (VP895 (KIX -> LAX) 機内)
人口 1 万以下で、住みたい街の 2 位に選ばれた風光明媚な街である Dante's Peak で火山が噴火する。地質学者 (
Pierce Brosnan
) の警告が最初は無視されるが結局噴火は突然起こる。 女性市長 (
Linda Hamilton
)の義理の母親がいつまでも山小屋に残っていたため、 子供が車を運転してむかえに行き、さらにそれを追って
Pierce Brosnan
と
Linda Hamilton
が山麓まで行くはめになった。 ストーリーの盛り上がりはいまいち。大きな山場を迎えるか、と 思っているうちに終わってしまう。 `
Volcano
'を観ていないのなら、 先にそちらを観に行くとよい。
「
Fools Rush In
」 (VP895 (KIX -> LAX) 機内)
New York から Las Vegas に出張してきた建設会社の青年 (
Matthew L. Perry
) が飲み屋のトイレの列で偶然あったメキシコ系女性 (
Salma Hayek
) といきなり一夜を過ごしてしまい、それで子供ができてしまう。 そこから始まるラブコメディである。 最後は Happy End なので安心して観ること。 メジャーな映画をあらかた観てしまって暇ならば観に行くとよい。
Aug.12th,1997:
「
THE END OF EVANGELION Air/まごころを、君に
」 (道噸堀 東映パラス劇場)
東映の株主招待券¥1,000で観た。4 割くらいの入り。小学生以下にはお勧めしない。 一部の中学生にも厳しいだろう。 Air はテレビ放送の第弐拾伍話に、 まごころを、君に は第弐拾六話に相当する。 Air が終わっていきなりスタッフロールが始まったので、一瞬、これで 終わりか?? とかまさかなーとか思ってしまった。 案の定スタッフロール終了後にまごころを、君にが始まった。 どちらかと言うと Air の方が、人が人のレベルで物理的に行動しているので 好みである。 第弐拾六話の方は、話が抽象的になってきていささか消化不良になって しまった。
そう言えば
テレビ放映
での最初の方は、わけのわからん敵(使徒と呼ばれる)の襲撃を、 人が頭や体を使って克服する様子が描かれており、非常に面白かった。 が、最後の方は話が抽象的になってきてよくわからなくなっていた。 映画でなんとかなるかと思ったらやっぱり抽象的なのであった。
Aug.11th,1997:
「
もののけ姫
」 (三宮 三劇2)
なんと定価¥1,800を払って観た。 立ち見もあった。すごい人気。たまたま最後列の端に空いている席があったので そこに座れたのがラッキーだった。
昔の日本の言葉があちこちで使われているが、一部の子供には 言葉の意味がわからないかもしれない。 話はいかにも
宮崎
で、こんな話は彼にしか作れんな、とかおもってしまった。
Aug.9th,1997:
「
One Fine Day
(邦題
素晴らしき日
) 」 (VP894 (LAX -> KIX) 機内)
娘(
Mae Whitman
)を保育園へ連れていこうとする父親 (
George Clooney
)と 息子 (
Alex D. Linz
)を保育園へ連れていこうとする母親 (
Michelle Pfeiffer
)がともに、保育園の遠足の船に子供を乗せそこない、しょうがないので かわりばんこにふたりの子供の面倒をみながら、自分は自分の仕事をする。 その過程でふたりの間に愛が芽生えたりする。 派手さはないが、ま、悪くはない。
「
Ransom
(邦題
身代金
) 」 (VP894 (LAX -> KIX) 機内)
航空会社社長 (
Mel Gibson
) の息子 (
Brawley Nolte
)が誘拐される。 身代金の受渡しに一度失敗した
Mel Gibson
は、身代金を渡すと息子は殺されると感じて、 常軌を逸した行動に出る。
Gary Sinise
がなかなかよい。 最後まで気を抜かせないストーリーである。
Aug.7th,1997:
「
Shall We Dance?
(邦題
Shall We ダンス?
) 」 (
Camera One
)
日本での公開時にも観に行った
のだが、こちらで日本語で英語字幕入りで上映すると言うので、 職場の人と観に行ったのであった。 果たして、鑑賞 2 回めでも泣きそうになったり笑ったりで十分楽しめた。 題名、「ダンス」だけが日本語なのは、映画を観ていると最後にその理由が わかるのであった。
竹中 直人
の演技がこっちの人間にもかなりウケていた。
Aug.3rd,1997:
「
Air Force One
」 (
Century
Berryessa)
THX
screen で観た。 しかし右後ろのスピーカの出力が低く、せっかくの
THX
がいまいちであった。 というわけで、
Century
のhomepageを利用して苦情のe-mailを出しておいた。(^_^;) 筋はと言えば、英語があまりわからなくても十分楽しめるアクション映画である。 飛行機の中という限られた空間内における
Harrison Ford
の戦いが、
Die Hard
を思い出させる。そういや特撮はどちらも
Boss Film Studios
だったりする。 しかし
Independence Day
の時と言い、最近のアメリカ大統領は常識を超えて強い人間ばかりである。(^_^;) 日本の総理大臣ではこういうのは作れないですかね、やっぱり。
Jul.27th,1997:
「
Chasing Amy
」 (
UA
Pavilion
)
単なる STEREO だったような気がする。(^_^;) San Jose Mercury の毎週金曜の新聞についてくる「EYE」という閉じ込み の映画批評で、多くの新聞や雑誌が「Don't Miss It」という成績を つけていたので、特撮でもアクションでもないのに観に行った。 果たして、やはり英語の聞きとりに難があったが、おおまかな筋はわかった。 しかし、題名から男性の登場人物が Amy という女性を追うのだろうと思ったら、 そういうわけでもなくて、なんか後半の方で突然「それは Chaising Amy だ」 なんて出てきて、そこの部分をよく聞きとれなかったので、それだけが 惜しい点であった。 日本語字幕つきだったら、さらに面白かったとは思う。
Jul.20th,1997:
「
Operation Condor
(邦題
Operation Eagle
)」 (
UA
Pavilion
)
THX
screen で観た。 San Jose 近辺での
THX
screen は、 ここにふたつと
Century
Berryessa にひとつしかない。 もともと90年に製作されたもの。 米国で`
First Strike
'がそこそこ当たったので、新たに英語で吹替え (
Jackie Chan
本人がやってるらしい)して公開された。
Jackie Chan
の映画はカンフーアクション主体なので、 セリフが全ては聞きとれなくても、十分楽しめる。 ストーリー自体はいまいちこなれていないが、 随所のアクションは十分面白い。 気楽に観に行くとよい。
Jul.13th,1997:
「
Men In Black
」 (
Century
Shoreline)
SDDS
音響だったような気がする(
DTS
かもしれない)。
Tommy Lee Jones
と
Will Smith
の 2 人組が黒いスーツに黒いネクタイをして alienを退治するコメディ。 気楽に観られる。 ときどき入る特撮(CG多し)は、ま、よくできている。 が、特撮シーン自体はそんなに多くない。 途中から出てくる脚のきれいな
女医さん
のミニスカートがよい。(^_^)
Jul.12th,1997:
「
Contact
」 (
Century
Shoreline)
SDDS
音響だったような気がする (
DTS
かもしれない)。
Jodie Foster
が宇宙からの電波を解読して、 その中にあった設計図を元にワープマシン(らしき)を 作って、電波の送り主と遭遇する。 特撮画面はきれい。 CG と実写の境目がほとんどわからず、非常にスムーズに合成されている。 日本語字幕付きで観るのだったら、ストーリーの細かいところもわかるだろうから、 お勧め。
Jun.21st,1997:
「
Batman and Robin
」 (
Century
Berryessa)
THX
screen で観たつもりだったが、 映画が始まる前の、例の
THX
のアイキャッチ(trailer と言うらしい)が なかったような気がする。
Alicia Silverstone
の Bat Girl がなかなかよし。 特に初めて Bat Suit を着る時の各部のアップがよかった。(^_^) ストーリーもわかりやすく、英語のセリフがあまり聞きとれなくとも 問題なし。
Arnold Schwarzenegger
のアクションシーンは、思ったよりも少ない。
Jun.14th,1997:
「
Speed 2 -Cruise Control-
」 (
Century
Capitol 16)
DTS
音響。 最後に客船が港に突っ込むところは、ま、よくやった、てな感じである。
Sandra Bullock
を観に行きたいなら、観に行くとよい。
Jun.1st,1997:
「
Lost World
」 (
Century
Berryessa)
THX
screen で観た。 `
Jurassic Park
'の続編だと言うことで、一応おさえに行った。(^_^) さすが、CGは前回よりも動きがすごくなっているが、ストーリー的には、 前作のようなわくわくするようなものは感じられない。 CGを観に行くのだ、と思うのであれば、行くとよい。
May.17th,1997:
「
Mars Attacks!
」 (AA129 (SJC -> NRT) 機内)
特撮は CG 使いまくり。 監督(
Tim Burton
) の趣味がよく出た、少々悪趣味な部分のある映画。 これを笑い飛ばせる人はいいだろうが、 嫌悪感を持つ人もいるかもしれない(特に火星人が人間をいじるところ)。
May.10か11,1997:
「
The Fifth Element
」 (
Century
Shoreline)
SDDS
音響だったと思う。
KTSF
でやっていたCMを見て、特撮物であることがわかったので観に行くことにした。 果たして、SF もので、特撮もCG使いまくりであった。 ただ、CGであるのが目についてしまい、絵に深みがないのが残念である。
Luc Besson
監督。しかし前作
Leon
のようではなく、多少どたばたした雰囲気である。 しかし、助けを懇願する女を主人公が助ける、というプロットは
Leon
となんら変わるところがない。
Leon
に続いて
Gary Oldman
が悪役をやっている。 そういや彼は
Air Force One
でも悪役を怪演していた。
May.3rd,1997:
「
Volcano
」 (
Century
Berryessa)
THX
screen で観た。
Tommy Lee Jones
が LA 市の職員で、LA で突然噴火した火山(噴火した時は山じゃなかったが)の 対応に奔走する。 多少うまく行き過ぎの部分もあるが、結構面白かった。 音響も、
THX
の威力を いかんなく発揮していた。
Mar.29th,1997: Oakland
「
Star Wars Return of the Jedi Special Edition
」 (Jack London Theater)
THX
と
ROJ
上映館を Web で調査し、 そのANDをとって一番近い映画館が Oakland の Jack London Theater であったので、車を 40 分走らせて行ってきた。 わざわざ行っただけのかいはあった。 この劇場は 9 つあるスクリーンの全てが
THX
Theater である。
ROJ
の内容の方は、ところどころで修正/改良が入っていた。 最後のお祭り騒ぎの部分にカットが追加されて、 さらにおめでたくなっている。 映画館の向かいに 3 時間タダの駐車場があることを知らず、
Jack London Square
中心部の地下の駐車場にとめてしまったら、 $6 も取られてしまった。ちなみに中心部からみて映画館と反対側の方に、 5 時間までタダの駐車場もあった。
Mar.22nd くらい,1997:
「
Star Wars The Empire Strikes Back Special Edition
」 (
AMC
Milpitas 10
)
$7 くらい払ったが、ここの映画館は 1 スクリーンだけが
Dolby-STEREO
で、 他のスクリーンは単なる STEREO なのであった。で、ESB は単なる STEREO のスクリーンで上映されていたのであった。せっかく
THX
でリマスタリングされた Special Edition がだいなしであった。
Mar.9th,1997:
「
The Associate
」 (AA128 (NRT -> SJC) 機内)
やり手ビジネスウーマンの
Whoopi Goldberg
が自分の会社を起こすが、女性だと業界で相手にしてもらえないので、 急きょ男性パートナーをでっち上げて成功する。 が、最後にばれそうになる。で、どうするか、は映画を観てのお楽しみ。
Feb.2nd,1997: Berryessa
「
Star Wars New Hope Special Edition
」 (
Century
Berryessa)
昼の回。マチネー料金で$4.5くらいだった。 2 スクリーン上映だったが、うかつにも
THX
でない方で観てしまった (とは言っても
DTS
だったが)。 追加された映像は
CG
使いまくりであった。
Jun.16th,1997:
「
Jackie Chan's First Strike
(邦題
ファイナル・プロジェクト
)」(AMC Milpitas)
昼の回。マチネー料金で$4.5。 なんやら知らんが登場人物が全部英語を喋っている。 しかも
Jackie Chan
本人が英語の吹替えをしているらしい。 なんにしてもアクション主体なので充分楽しめた。
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