7月6日(火) Jangfrau

あいにく、お天気はくもり・雨。
でも元気になったし、お山に登ろう。
Jangfrauという所。  詠ちゃんも来たことあるらしい。
さすがスイス。 あるのは3000m級の山々とたくさんの湖。  スイスの国際空港はひっそりとした山の中の盆地みたいな所にあった。  およそ空港らしからぬ所。  そんな山の中をぐるぐると少しずつ登っていった 所にキャンプサイトがありました。  キャンプサイトから歩いて少しの所に駅があり、トロッコみたいな電車に乗って2時間、3400m位の所まで行った。  なんせ高山だから 坂も急だし、スピードは出せない。  窓からの景色は最初は霧ばかりのこゆい見通しの悪いものだったけどそれでも線路際に咲く高山植物はしっかり見えて、私の目は釘付け!!  それにほんとにハイジがいそうな山小屋とか。  窓に向かって小さな声で「おじーさん」 と 呼んでみたけどハイジがいるのはもっと山の上の方かな。
途中からトンネルに入ってまたまた1時間。すっかり眠くなってしまった。  やっと山頂に到着。 3400m!!  富士山より高い。  富士山のぼった時は大変やったけど今回は電車で楽ちん。  富士山もこんなトロッコ作ればいいのに。  でもそうするとありがたみが無くなるなあ。
ところで山頂は寒い!!  雪が降ってる!  日本人多い!  どうして?  こんな所までツアーで来るの?  なんかびっくり。  さっそく山頂のお店で絵葉書を買い、日本とシドニーに宛てて書いた。  郵便局に行くと何とびっくり日本の昔ながらのあのまるいポストが立っていた。  富士山山頂郵便局より、同じ高山の中の郵便局として友好の証に贈答します。 やって。  けっさく。  そのポストに投函したけど心配。  ちゃんと届くのかな。
それから山頂探検。  楽しみにしていた氷の宮殿を探す。  凄い凄い。  廊下も壁も天井も全て凍り。うっかりすると滑ってこけてしまう。  手すりもちゃんと付いてる。  靴だけどアイススケート出来ちゃう。  ぴゅー!!  氷で出来た彫刻がたくさん並んでいて、 ペンギンとかエスキモー。  氷に閉じ込められた真っ赤なバラの花。 細ーい細い氷のトンネル。  寒いけど素敵だなあ。  いつかフィンランドの氷のホテルにいってみたいと思ってるんだけどこんな感じかなあ。  でもこれではちょっと寒くて寝れないなあ。

それから 展望台に行ってみた。  外は吹雪。  寒い寒い。でもすごい素敵。  天気が良かったらもっと楽しかったやろなぁ。 小さなスキー場でスキーしてる人もいる。  マレーシア人の子達は雪なんて初めての子もいてさっそくこの吹雪の中、初めてのスキーに挑戦してる子もいた。  私も行きたかったんだけどダーリンは寒いのでやだと。  うん。私も寒い。  でも・・・ 
気を取り直して今度はハスキー犬の訓練署に行くことにした。  そとにでて50mも歩けば雪にまみれてがちがち。  靴の中に雪が入るわ、濡れるわ で 途中で引き返してきた。  スキーしてたらもっと大変な目にあったかも。  あー天気がよかったらな。

それにしても外に咲いている高山植物の花々のかわいい事。  お店に手帳サイズのアルプスの花の本が売っていて買おうかどうか迷ってズート立ち読みしててん。  ダーリンにいらんいらんと言われあきらめてかえりの電車に乗りました。  帰りの電車では 乗り継ぎの駅に ヨーゼフ がいた。  え?誰ってもちろんハイジに出てくるセントバーナードでしょ。  駅で飼ってる犬のようでしたが、おじいちゃんみたいでホントにヨーゼフよろしくぺったんと寝ていました。やっぱりカタツムリ食べるんかな。

やっと下界についてキャンプサイトの近くをぶらぶら。  すると小さなお土産やさんに山頂でみたアルプスの花の本が!!  しかも日本語版が何故か一冊混じってる。  これは買わなくてはと早速購入。
それから始めてみたエーデルワイスは なんだか毛がもじゃもじゃの花でカワイイという事はなかった。

スイスいいー!  また来たいなー。
10年くらいして子供連れて、ねー、ダーリン!

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