次に地下2階でWilliam Hooker。次ぎは9時半からなのに、9時にベースが一人で演奏を始める。フレットレスの6弦電気ベース。いろいろなアッタチメントを付けていて、Jaco Pastoriusを意識している感じ。しかし、音楽的、音的にはジャコには程遠い。スタンリー・ジョーダンの様に両手でメロディーを弾く時もあり。
次にWilliam Hookerが参加。少々してトランペット、また少ししてオルガン、テナー、ダンサー(日本人のよう)が入った。音楽の構成が面白い。ベースの人が全体を構成。ダンサーは何故参加しているのか意味が判らない。オルガンはバックに徹していて音が全く聞こえない。トランペト、テナーは昔風のジャズを吹く。
次のセットでオルガンが交代した。タイコ、オルガン、テナーで始める。凄く良い演奏。オルガンはWilliam Hookerの昔からの好きだった人との事で、凄いソウルなオルガンで、タイコとの掛け合いが素晴らしくソウルで真っ黒な演奏。ベースが加わって少々白っぽくなったが素晴らしい演奏。オルガンが替わっただけで、この違いは。演奏途中でオルガンが元へ戻るが、今度は結構音は出ているが、ソウルさは減る。このオルガンも悪くはなさそうだが、ドラムとの音のバランスが悪い。
William Hookerはパワーがある。
11時15分で終了。
帰ろうとしたら地下1階から良い音。毎日11時から入場無料で演奏している所。飲んでいる人は多いが、演奏を聞いている人は少ない。アマチア的なバンドだが、キーボードが全体を仕切っていて、音楽を判っているよう。タイコが音楽的にはキーボードに頼っているが、天性の良さを持っている様子で楽しんでいる。アルト、ギター&トロンボーンも良いが、まあまあ。12時半まで一番前で聞いて、終了後キーボード奏者にグループ名 EZ POUR SPOUT 、連絡法などを聞く。素晴らしいバンドだ。毎週金曜日の11時からの無料の時間に出演している。将来が楽しみなバンド。