おっさんのニューヨークぶらり旅


3月20日

博物館・お土産買い出し日

曇り

アメリカン航空のオフィースでチケットを発券してもらう。GrandCentralの真ん前にいろいろな航空会社が入っているオフィースであった。

早すぎるので、女房の要望のカリグラフィーものを探しにVillageへ。初めの店は言われた住所に店がなく、Washington Squareまで歩く。事前に電話帳で調べていくべきだった。

早朝のWashington Squareは犬の散歩の人ばかり。冬は木も枯れていて、特に早朝はガランとした感じ。

Tower RecordでジャズのCDを沢山買ってしまった。ジャズCDが沢山ある。Tower Recordは今売れているものだけと言うイメージがあったが、違った。

Houston St.を東に歩いてOrchad St.へ。格別欲しい物があるわけではないが、Orchadを下った。相変わらず、余り雰囲気の良くない所。平日の時間が早いせいか活気がない。以前は安物売りで活気があった。

Canalまで歩くが、チャイナタウンが可成北へ広がってきていて、リトルイタリーが包囲または侵食されている。中国人のパワーを感じる。

CanalのBroadway東側は、いつもながらのアメ横的店ばかり。

カリグラフィーのもう一つの店Pearl PaintはCanalの西側の方。少々大き目の店だが、そんなに大きとは思えない。カリグラフィーを判っていないので、店員に新しい製品はと聞いて買う。この辺が日本人的。

昼食をチャイナタウンで取ろうと合記へ。しかし、ここは一人で食べる所ではなかった。一つ一つが数人分になっており、一人で一品では食事にならないし、3品も取ったら余るし。昔、一品2ドルで腹一杯、2品4ドルで吐きそう、な時が懐かしい。
しかし、合記はトイレが直ぐ側にあって安心してトイレに入れる。

地下鉄6で96stで国際写真博物館(ICP、Inernational Center of Photography)へ。ユダヤが中心の展示。ロバート・キャパもユダヤ人だったか?売店で日本のアラーキーの本も幾つか売っていた。始めてみるが結構過激。これでは数年前の日本では警察がうるさいだろう。

5番街M3バスで57st.まで下り、Warner Brother Shopへ。日本にもあるので期待していなかったが、NYCロゴ入りのシャツがあり、お土産として買う。デズニーショップもあるが、日本と同じで、お土産にならない。デズニー考えろ。日本では何でも手に入って、良い反面、海外でお土産を探すのが大変。

52stへ出て、TV&Radio博物館へ。番組中心の博物館。アメリカらしいが、アメリカ人以外は殆どアメリカの番組を英語名すら知らないよ。

ホテルに帰って休憩。歩き回って疲れた。

8時、Knitting FactoryでAnthony Braxton、10ドル。切れ目なく演奏。昔の演奏と変わっていない。面白くないので30分で退出。白人ばかりだが、結構客は入っている。白人はジャズを判る人が少ないのでは。

次に地下2階でWilliam Hooker。次ぎは9時半からなのに、9時にベースが一人で演奏を始める。フレットレスの6弦電気ベース。いろいろなアッタチメントを付けていて、Jaco Pastoriusを意識している感じ。しかし、音楽的、音的にはジャコには程遠い。スタンリー・ジョーダンの様に両手でメロディーを弾く時もあり。
次にWilliam Hookerが参加。少々してトランペット、また少ししてオルガン、テナー、ダンサー(日本人のよう)が入った。音楽の構成が面白い。ベースの人が全体を構成。ダンサーは何故参加しているのか意味が判らない。オルガンはバックに徹していて音が全く聞こえない。トランペト、テナーは昔風のジャズを吹く。
次のセットでオルガンが交代した。タイコ、オルガン、テナーで始める。凄く良い演奏。オルガンはWilliam Hookerの昔からの好きだった人との事で、凄いソウルなオルガンで、タイコとの掛け合いが素晴らしくソウルで真っ黒な演奏。ベースが加わって少々白っぽくなったが素晴らしい演奏。オルガンが替わっただけで、この違いは。演奏途中でオルガンが元へ戻るが、今度は結構音は出ているが、ソウルさは減る。このオルガンも悪くはなさそうだが、ドラムとの音のバランスが悪い。
William Hookerはパワーがある。
11時15分で終了。

帰ろうとしたら地下1階から良い音。毎日11時から入場無料で演奏している所。飲んでいる人は多いが、演奏を聞いている人は少ない。アマチア的なバンドだが、キーボードが全体を仕切っていて、音楽を判っているよう。タイコが音楽的にはキーボードに頼っているが、天性の良さを持っている様子で楽しんでいる。アルト、ギター&トロンボーンも良いが、まあまあ。12時半まで一番前で聞いて、終了後キーボード奏者にグループ名 EZ POUR SPOUT 、連絡法などを聞く。素晴らしいバンドだ。毎週金曜日の11時からの無料の時間に出演している。将来が楽しみなバンド。

タクシーでホテルへ。7ドル。



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