おっさんのニューヨークぶらり旅


3月21日

片付け日

7時15分起床。久しぶりに長く寝た。結構強い雨。

直ぐにMingus Big BandのCDを聞く。FezでのLive録音だが、実際のライブの方が良かった。2枚目の方のCDは結構良い。

昨日までの小遣いをパソコンに記録。残金が190ドル程しかない。

8時半に外へ出た。雨でなく、みぞれ交じりで寒い。
お粥かラーメンを食べたいが、土曜日のせいか近所のレストランが余りやっていない。韓国料理のバフェットレストランへ入るが、24時間営業と書いてあるのに、まだバフェットはやっておらず、韓国海苔巻きとキムチを食べる。まあまあ。

ホテルに帰って、持ち歩いているリュックをチェックすると、結構いらないものばかりを持ち歩いていた。明日帰る予定なので、大した物はいらない。デジカメと地図のみにしてリュックをやめた。

今日は片付けをし、夜にTown HallでJoe Williamsを聞きに行きたい。Joe Williamsも可成の年なので、今回を逃すともう生を聞くチャンスはないだろう。

10時前に途中近くのManhattan Mallへ。地上7階、地下2階の大きなモール。内部が下から上まで吹き抜けで、その周りが廊下状でそこにお店がある。上に高いビルという以外は、アメリカの田舎町にある巨大モールと同じだ。未だ早いので店はやっていない。エスカレーターで上へ上がっていくが、少々高所恐怖の気があり、途中で恐くなった。人が殆どいないせいもあるのだろう。

今夜のチケットを買う為にTown Hallへ6番街あたりを歩く。ComputerCityを6Av&40stで発見。店内に入ると、店員とお客がもめている。後で雑誌で、ComputerCityは対応が悪いと出ていた。IBM製6.4G HDDが299ドル。秋葉原より安いのでは。

Town Hallのチケットブースは12時からなので散歩。

CryslerビルはGrand Centralの隣りだった。内部は全てオフィースのために、1階の入り口までしかいけない。ここはビルを遠くから眺める所か。

地球の歩き方で随分と誉めているSony Plazeへ。結構遠い。IBMビルの隣りで、Trampの裏。1階には対して見るものなし。2階に見学コースがあるようだが、また並ぶのはいや。AT&Tのビルとのことで、何か電話系の見るものがないかと思ってきたが、AT&Tとはどこにも出ていない。このビルはSony Plazaしか表示がない。だいたい地球の歩き方に”AT&Tの本社ビル”と書いてあるが、AT&T本社はニュージャージーのモーリスタウンにあることは有名。

Town Hallへチケットを買いに。しかし、ソウルドアウト、しかもJoe Williamsは病気で出演キャンセル。年がとしなので心配。

昼はManhattan Mallの一番上でファーストフードの中華。

お土産で頼まれていた、最新Time Outを買う。前回買ったのと違って、面白そうな今週のライブ情報が二つあった。

Joe Williamsがだめなので、NOHOでのWilliam Parkerへ行くことにする。

NOHOとはSOHO(South Of Houston)が有名になり、アパート代も高くなったので、North Of Houston Streetとして皆が住みはじめていると書いてあった。日本出発前に友人が少々危険そうな所と言っていた。

トイレを使いたくて、Saks 5th Avenueに行く。始めて入ったが、面白いデパートだ。じっくり買い物しても良いかなと思える。男性トイレは6階エレベータ側、女性用は4階に各一つ。日本のデパートから考えると少ない。アメリカ人はトイレが近くないのかな?

両親へのお土産も何か買おうと、Penn Station側にあるKmartへ。Kmartは全米にある、安物のスーパー。いつものように下着のパンツ、シャツなどが3枚、4枚で7、8ドルで売っている。

Record Explosionでちびっこギャングのビデオ1.99ドル。帰国して見たら、20分程の短いビデオ。

HMVにてアート・アンサンブル・オブ・シカゴの5枚組みCDなどで100ドル以上買ってしまう。

ホテルからミシガンの叔母へ電話。

8時半頃、タクシーにてAvenue AにあるContextへ(7ドル)。14Stを東に行き、Avenue Aを下る。28という数字のみが目印のアルミの様な扉のみ。辺りは危ない様子もなく、金曜日のせいもあると思うが、人が結構沢山歩いている。わざわざタクシーで来なくてもよかったかも。しかし、この辺りの地下鉄の駅は以前昼間でも気持ち悪かった。Contextは案内も人もいなくて、他の人に適当にくっ付いて3階へ。

Context:ロフトタイプの場所。28 Avenue A、2nd Stと3rd Stの間。普段はダンスをしている様子。持ち主らしき女性が小さい女の子二人と遊びながら踊っていて、入り口で赤ちゃんを抱えた女性に10ドル支払い、階段状の観客席へ。20、30人客が入って始まる。
Cooper Mooreという結構年の黒人ピアニストとアジア系のSusie Ibarraという普通の感じの若い女の子のドラマーが非常に良い。全体のまとめも最高の、少々フリーがかった最高の演奏であった。

最後に、5月18日から25日までVision Festivalというチラシを配った。少々前のロフト系前衛の素晴らしいメンツ。これに来たかった。情報の流しかたも悪いように思うが、殆ど知られていないものと思われる。

タクシーで帰り(8ドル)。帰りのしたく。やはりお土産で荷物が増え、予備に持ってきたバックに洗濯物を入れる。午前1時半頃に寝る。ホテルへ3時半に起こす事を頼む。心配なので、日本の女房へも3時半に電話で起こすように頼む。



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