ニューヨーク・ジャズ・フェスティバル


初めてのニューヨーク

興奮の連続。

ジャズも良かったが、ニューヨークという街が面白い。
スイングジャーナルで企画しているツアーで初めてニューヨークへ行ったのは1979年6月。飛行機代、2週間近くのホテル代、1日に3,4回のコンサートのチケット付きである。ミュージシャンと一緒のパーティが含まれている。チケットはどれも無難なカーネギーホールなどで演っている古いジャズのコンサートが中心。旅行会社に頼んで、行く前から面白そうなフリージャズのコンサート・チケットと代えてもらっていた。従って独りで行くコンサートが多かった。

ベースのロン・カーターの家へツアー客が招かれた。入り口でガードマンに行き先を聞かれ、エレベーターで降りると、その階全てがロン・カーターの家であった。初めて訪問した外人宅である。次男がマイルス・デビスにちなんで、マイルス。


サラトガ・スプリングス・フィールド
ニューヨークからバスで1,2時間ほどの郊外。マンハッタンからバスで10分も走ると、森の木々しか見えないハイウェーを走ることになる。
学校か何かの隣、野外バレーシアターのような所で、芝生の上でジャズを1日中聞いていられる。売店も沢山あり、ビールを飲みながら古いスタイルのジャズをゆっくり聞く、素晴らしいコンサート。

ニューヨークでのコンサート会場は、年々変わるようだが、カーネギーホール、リンカンセンター、タウンホールなどが多かった。通常フェスティバルのプログラムの他に、裏番組のフリー系ジャズばかりを演っているフェスティバルもある。



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copyright 1999 Makoto Aida