家探しの旅


海外赴任が決まって、1歳の子供を両親に預けて女房と一緒に事前に赴任先ケンタッキー州レキシントンへ家探しに。

到着早々、何年も車に乗っていないのに、車を空港で借りてホテルへ。道路の広いアメリカでは新米ドライバーでも何とか運転できる。日本で運転している人には右左が違うので、戸惑うことが多いのだろうが、車を運転していなかった私には問題なかった。

町外れだが町で一番良いマリオット・ホテルへ。何時も安いホテルに泊まっているので、私にとっては非常に豪華なホテルだった。部屋はそんなに良くないが、3つのレストラン、バー、室内外プール、テニスコート、ゴルフコースと設備は非常に良い。

翌日、会社の赴任サポートの人から家について、いろいろと指示があるのかと思っていたら、取りあえずこのアパートから当たってみたらと冷たい。日本とこの辺が違う感覚のようだ。これからが大変だった。手当てが少なくて一戸建ては無理なので、新聞、レストランにある住宅案内、道路にある宣伝などで40位アパートを巡った。レキシントンはサラブレッドを養っている牧場町で、結構物価は高い。1週間程でめぼしいアパートは全て回ったので、後は決めるだけ。子供が小さいので日当たりの良いアパートにしたかったが、アメリカ人は日当たりが良いのを嫌って、南向きのアパートは全くない。

古いが大きなアパート群で、部屋も設備もまあまあのアパートに決めた。アパートと言っても、日本のように小さい部屋のアパートでなく、2ベットルーム、1リビンク(20畳か30畳か位の広さ)、1ダイニングキッチン、2バスルームという感じの大きさである。全体でビルが5、6棟あり、各ビルには36住宅位の大きさ。ボイラーも大きいようで、風呂のお湯が出なくなるという問題は全くなかった。プール、テニスコート、小さな湖まであり、湖には鴨の一家までいる。

2週間も家探しには必要なく早めに終わってしまい、数日をプール、テニスと遊ぶが、直ぐに飽きる。田舎町なので町にもそんなに楽しみはない。幾つかのモールを回るが、どこも同じような店ばかり。

帰国前に関連事業部のある、1年前に行ったラーレーへ挨拶に。ホテルの前のモールで日本式ステーキ屋へ行ったが、日本人コックが大道芸人かマジシャンのような包丁さばきでステーキを作る。こちらを日本人と見て、恥ずかしい姿を見て欲しくないとのことで、2度と来るなと言われてしまった。皆さん、くれぐれもこのようなレストランには行かないように。



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copyright 1999 Makoto Aida