ただし、「そーゆーメールなら、受信したあと読まずにそのまま消せばいいんじゃん」という方、そうしたメールを受信するコストと時間は余りあるという方には、以下は必要ないと思います。
またちなみに、 Return-Receipt-To: ヘッダーを付加、あるいは付加されるようメールソフトウェアで設定して送信すると、「相手がいつそのメールを読んだのかが判ると誤解」されている方も多いようですが、実際はそうではありません。
元々このヘッダー/オプションは、メールが配送される間に経由するホストや線路自体での原因から、メールが配送されない、あるいは遅配されるなどを問題を発見・解消するために、システム管理者とプログラム開発者がデバッグを行なうときのためのものです。このヘッダーが付加されたメールが相手のメールを管理するサーバーに届いた時点で、そのサーバーは発信者アドレスにメールを確かに受け取った旨知らせます。が、これは実際の宛先の相手(人間)がそのメールを読んだかどうかなどの確認はできず、普通のユーザーにとってはなんのメリットもありません。意味がないそうした確認メールを自分が受信することになるわけでもあって、逆にその意味ではそのメール受信のために無駄な時間とコストをかけなくてはいけなくなる、とも言えます。
ということで、通常メールソフトが「受信通知」などのオプションが設定可能であっても、この機能をオンにしてはいけません。
MS Windows (3.x/95/NT) 上で動作するメールソフトウェアのうち、 Eudora Pro 3.x、Pegasus Mail その他、そしていくつかの和製メールソフトウェアがこうした処理の一部(一番目と二番目が多い)を行なうことができますが、上にあげたすべてができるソフトウェアも別に存在します。
Shahar Dobzinski 作のシェアウェア Newman's Trombone は、メールソフト本体としての機能(メールを読んだり書いたりなど)は持ちませんが、上のような処理専門に作られたものです。設定したフィルターに従って、メールスプール上にあるメールに対して受信、自動返信、自動転送、削除などを行なうことができます。レジストする前2週間まで試用することができます。
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