5月5日、昨日でヒアリングの山場は越えたので少しリラックスした気分。 午前中はコロンビア川を渡ってワシントン州のバンクーバー市の都市計画課長Bさんと会う。彼はパキスタン出身で日米の比較の話をすると、かなり興味を持ってくれた。アジアの類似性と親近感。 次に、ポートランド都心に戻り、ホテルのロビーで新聞記者Gを待つ。待合せ時刻を20分過ぎても現れないので少し不安になったところへ彼が恐縮しながら登場。「申し訳ありません。お待たせして、何とお詫びを言っていいのかわかりません。前の州議員へのインタビューがつい長引いてしまって…」本当に恐縮されて、こちらが恐縮してしまう。東京、ワシントンなどあちこちに駐在した彼の意見は非常に含蓄が深い。さらに、後日フォローの資料を郵送することまで約束してくれ(→本当に来た)、親切に感謝。
午後は環境NPOに転職したメトロ時代の旧友Lを尋ねるも外出中。名刺だけ残して帰る。次回は是非会いたい。 夕方、ポートランド在住日本人達のパーティ。会場だったKのアパートは「味のある」古い建物。自分も似たような部屋に在米当時は住んでいたが、今は工業製品みたいな部屋に住んでいるので、この温もりが本当に懐かしく思える。 集まったのは総勢9名(皆さんありがとう&Kさん部屋提供ありがとう)。ゴルフやテニス三昧なのは勿論だけど、大学に通ったりして皆さん活躍中。ポートランドのゆったりした暮らしは実に豊かで羨ましい。東京でももっとゆったりした生活をしたい。
6日はポートランド最終日。 午前中は住宅協会のKさんにヒアリング。彼の物腰は、いかにも財界のロビイストという感じ。雑談も殆どなく、テキパキと話が終わる。素っ気無いほど効率的。 大量に溜まった資料や書籍を小包で送るために郵便局へ。窓口の対応は最悪。自動車局(DMV)と郵便局の公務員のひどさには何時もうんざりさせられる。 リフレッシュにお昼はオープンエアのファラフェル(ギリシャのサンドイッチ)屋へ。ここは、メトロ就職の面接のために初めてポートランドを訪れた2年前の春に、最初の御飯を食べた思い出の店。わずか2年間で、随分といろいろなことがあったものだ。 午後、今回最後のヒアリング相手はB市のR市長。トリに相応しい大物である。自己紹介しようとすると、「ああ、君か。見覚えあるよ。」ヒアリングはスムーズに終了。「君はすごく思考が整理されていて良いねえ、僕もそういうタイプだから。楽しいインタビューだったよ。」どうもありがとうございます。市長さんとサシで話ができるだけでも嬉しいのに、こういう労いの言葉は充実感を与えてくれる。
すべてのポートランドでの予定を終えて、空港のレストランで夕食。可愛らしいウェイトレスと談笑していると、段々ポートランドを離れるのが寂しくなってきた。 夜の便でサンフランシスコへ移動し、バークレーの以前の家へ。何だか帰宅したみたいに寛げる。元ハウスメイトの韓国人Sは既にソウルに帰っていたが、アメリカ人のWは連邦政府の職を得て、もうすぐワシントンに引越すそう。おめでとう&頑張って。後輩の日本人Mも卒業を目前に元気でやっていてよかった。
ベイエリアには明日1日しかいられない。満喫せねば。
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