UCBのあるバークレー市は、サンフランシスコから地下鉄BARTで約20分の湾の対岸にあり、典型的な大学街です。大学の影響で市民にもリベラルな政治風土が徹底しており、まちづくりにおいても革新的な自治体として、アメリカの中で注目されています。
「カンパニーレ」の愛称で呼ばれるセザー・タワーは大学のシンボル。エレベーターで上まで昇ると、キャンパスは勿論サンフランシスコまで一望できます。時々、結婚式を挙げているカップルも見られます。
私の所属する環境デザイン学部の本拠地であるウースター・ホール。完成当時は最先端の「モダン」なデザインでしたが、老朽化のために耐震補強の工事中です。その内部は慣れると不思議に居心地が良いのです。
ウースター・ホールの入り口には、パラソルやベンチが並び、勉強したりお昼を食べる学生が多く見られます。
教室はオンボロです。この机を教授と平均15人程度の学生が囲んで、熱い議論を闘わせるのです。でも、遅刻した時や授業中にサンドイッチを食べるときは、壁際の椅子に座ることが多いです。
カフェ・ストラーダはウースター・ホールから徒歩0分で、私はいつもここで勉強しています。日差しを浴びながら友人達とおしゃべりをしていると、バークレーにいる幸せを感じます。学生は勿論、近所の人にも人気のカフェです。
カフェ、お店、露店が並ぶテレグラフ通りはいつも大賑わいです。私は、いつもこの周辺でお昼を食べてます。鼻ピアスとか、真っ赤なモヒカンとか、とにかく変な人が多くて刺激的です。浮浪者と犬もやたら多いけれども、皆、幸せに共存しています。
バークレーは学生運動の中心であり続けています。ピープルズ・パークのトイレの落書きは、反ベトナム戦争運動のシンボルとして、大事に保存されています。
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