バークレー
アメリカ、カリフォルニア州

「CAL」の愛称で親しまれるカリフォルニア大学バークレー校(UCB)は、UCLAを含む9つのキャンパスから成るカリフォルニア州立大学システムの本校にあたります。観光名所ともなっているキャンパスでは、アジアを中心に世界中から集まった30,000人を超える生徒が学んでいます。UCBは1960年代にはベトナム反戦運動および公民権運動の中心として世界中の注目を集めましたが、そのリベラルな校風は現在でも健在で、卒業生の愛校心が強いことでも有名です。都市計画、コンピューター工学、人文科学、アジア研究等ではアメリカでもトップクラスに入り、シリコンバレーの人材をスタンフォード大学と共に支えています。

UCBのあるバークレー市は、サンフランシスコから地下鉄BARTで約20分の湾の対岸にあり、典型的な大学街です。大学の影響で市民にもリベラルな政治風土が徹底しており、まちづくりにおいても革新的な自治体として、アメリカの中で注目されています。


Sather Tower

「カンパニーレ」の愛称で呼ばれるセザー・タワーは大学のシンボル。エレベーターで上まで昇ると、キャンパスは勿論サンフランシスコまで一望できます。時々、結婚式を挙げているカップルも見られます。


Wurster Hall

私の所属する環境デザイン学部の本拠地であるウースター・ホール。完成当時は最先端の「モダン」なデザインでしたが、老朽化のために耐震補強の工事中です。その内部は慣れると不思議に居心地が良いのです。


Wurster Hall Entrance Court

ウースター・ホールの入り口には、パラソルやベンチが並び、勉強したりお昼を食べる学生が多く見られます。


Classroom

教室はオンボロです。この机を教授と平均15人程度の学生が囲んで、熱い議論を闘わせるのです。でも、遅刻した時や授業中にサンドイッチを食べるときは、壁際の椅子に座ることが多いです。


Caffe Strada

カフェ・ストラーダはウースター・ホールから徒歩0分で、私はいつもここで勉強しています。日差しを浴びながら友人達とおしゃべりをしていると、バークレーにいる幸せを感じます。学生は勿論、近所の人にも人気のカフェです。


Telegraph Avenue

カフェ、お店、露店が並ぶテレグラフ通りはいつも大賑わいです。私は、いつもこの周辺でお昼を食べてます。鼻ピアスとか、真っ赤なモヒカンとか、とにかく変な人が多くて刺激的です。浮浪者と犬もやたら多いけれども、皆、幸せに共存しています。


People's Park

バークレーは学生運動の中心であり続けています。ピープルズ・パークのトイレの落書きは、反ベトナム戦争運動のシンボルとして、大事に保存されています。


メールはこちらへ

バークレーで学んだことに戻る

世界まちづくり見聞録に戻る


このページはの提供です。
無料のページがもらえます。