sPatchでモデリングしたものに画像を張り付ける方法(その1)

sPatchのコーナーにある”顔5”を使ってmap_type 0での画像の張り付け方を 紹介します。

最初に張り付ける画像を作ります。

まず、sPatchのコーナーから”顔5”をダウンロードして、 kao5.sptをsPatchで開きます。
sPatchのメニュー>View>Gridsでグリッドを表示して、
メニュー>View>Grid Settings...でグリッドのサイズを1にする。


下の画像のオレンジの部分をPaint Shop Proなどのソフトでキャプチャーします。


下のような画像ができるので、この画像をもとに張り付ける画像を 作ります。


下の画像のように色を塗っていきます。


完成画像


次に画像を張り付けるためにPOV-Rayでテクスチャの設定をします。

POV-Rayに顔の部分をexportして、テクスチャの設定を次のようにします。

texture{pigment{image_map{gif "張り付ける画像の名前.gif" map_type 0}
translate -.5
scale<5,6,1>
translate<-.5,1,0>}
finish{自由に設定してください}
}

レンダリングします。
完成画像


なぜこうなるか


map_type 0の場合、初期状態ではxy平面の(x,y)座標が(0,0)から(1,1)の
四角の中に画像が張り付けられるので、
上の画像のオレンジの部分に張り付けられます。
しかし、今張り付けたいのは赤い部分だから
translate やscaleを使って張り付ける所を変えていきます。
上の例の場合は、translate -.5で張り付ける画像の中心を
原点にもっていっています。(水色)
最初にグリッドの幅を1にしたので1マスがPOV-Rayでも1になるので
scale<5,6,1>で画像を拡大します。(紫)
今、画像の中心が原点にきているから、
translate<-.5,1,0>で画像を移動します。(赤)

グリッドの幅をPとすると、
translate -.5
scale<X1,Y1,0>*P
translate<X2,Y2,0>*P
になります。

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