Diary


today's diary
Last week's diary

1月19日
台中で日本人女性が自殺しました。
台湾人の夫と5年前に日本で結婚し、1ヶ月前に台湾にきたばかりの女性です。
中国語も出来ず、幼い子供を抱え、夫の一族に囲まれての慣れない生活。
生活スタイルの激変。
孤独、疎外感、焦燥などが徐々に彼女の心の中に積もっていったのかもしれません。
新しい生活に戸惑い、その戸惑いの中で更に台中に引っ越し。
引越し後3日目の舅姑の訪問。
5歳の手のかかる年頃の姪まで一緒。
その5歳の姪がベランダから転落。
驚愕し、動転するのが当たり前でしょう。
言葉もできない彼女は自らがベランダから身を乗り出し、そこから落ちたというボディランゲッジをしたようです。
姑は「嫁はすぐに死のうとしていた」と証言しているけれど、言葉の出来ない彼女は、その時は飛び降りようとしたのではなく、落ちた状況を身体で説明したのではないでしょうか。
なんとなく、都合のいい解釈に思えてなりませんでした。
救急車で姪が運ばれた後、彼女は自分の娘を抱いて、同じベランダから飛び降りました。
二人とも即死だったそうです。
台湾の報道では「責任感の強い日本民族だから、姪の死の責任を取ったのだろう」というようなものもありました。
でも、そうじゃないと思います。
恐らく、今までと全く違う生活に疲れていたところ、こんな事件が起こっただけで、姪の転落事件は、ただのきっかけでしかなかったと思われます。
慣れない環境のもとで、孤独や疎外感に苛まれるのは当たり前のことです。
自分の生まれ育った環境とは違う文化圏に入った場合、戸惑うのは当然です。
その時、「郷にいれば郷に従え」といった言葉は全く当事者の役に立たないばかりでなく、心が弱くなっている人を更に追い込む結果になりかねません。
また、外国人と結婚した場合、その外国人にとって、異文化の中で頼れる人は配偶者以外のなにものでもないのです。
ある時には自分の親戚や友達を全て相手に回しても、外国人配偶者の側に立つくらいの気構えがほしいです。
自分の国にいるという開放感、安心感にどっぷり浸かり、相手の気持に思いやることもないというのでは、外国人と結婚する...というよりは、そもそも結婚する資格もないでしょう。
同じ国同士の結婚でも、お互いの育ってきたバックグラウンドが違います。
自分が楽だから...ということで相手にまで思いを至らせることができないのでは結婚した意味もないでしょう。
亡くなった方は戻ってきません。
でも、私は彼女の死を無駄にしたくないのです。
1ヶ月前に娘と孫を見送った彼女の御両親はどんな気持で今回の事件を受け止めたのでしょう。
そして、今後、「台湾」という名前をどういう思いで眺めていくのでしょう。
そんなことを思いながら、遣る瀬無い気持になっています。
ただ、彼女とお嬢さんのご冥福をお祈りいたします。
 



1月22日
今週2度にもわたって、全く別のところで、全く別の人に、私の「広く浅くのミーハー道」をズバリ指摘されました。
ナンシー関か、カトリーヌ綾子かと、私の愛する二人の先生方のお名前まで出していただき、恐縮。
私は芸能人は夢を与える商売と思っているので、ゴシップよりもウォッチングが好き。
どこに行ってもアイドル雑誌に思わず目を通してしまうという...。
十何年も前にアメリカに行った時に「ゆかいなシーバー一家」でしたっけ?が放映されていて、きっちり抑えてまいりました。レオナルド・ディカプリオが後に出てたやつですね。
ティーンの女の子に「このカーク・カメロンっての、人気あるのぉ?」とかチェックまでしてきました。
もっとも彼女はラルフ・マッチオのファンだったので「ラルフの方が人気ある」なんて言ってました。
ラルフは当時、「ベスト・キッド」で売れてましたね。
いつの頃からか、その目はありとあらゆる方面に注がれ...。
学生時代から、「掘り出しもの」を探すのが好きでありました。
「掘り出しもの」とは学内で、さほど目立たない男子学生の「ここが売り!」というポイントを抑え、仲間内に報告し、マイアイドル状態にしてしまうという...。
別に何かアクションをかけるっちゅう訳でもなく、本当にテレビに出てくる芸能人並に扱うのです。
「今日、体育の時間にこんなやってたぁ!」
と報告し合う。
迷惑なヤツら...と思われていたかも...(^^;
「これだけやってたら、学校生活飽きないだろうね」
そう言われましたわ...。
しかしながら、大学では当然のことながら学生が流動的。その楽しみが減り、必然的にテレビやら映画やらに目が行くようになりました。
80年代ということもあり、色んな人がおりました。
カルチャークラブのボーイ・ジョージも好きでしたねぇ。デビッド・ボウイにも注目し...。
その路線が今でもレスリー・チュンIZAM君、ミッチーあたりに生きている?
あたくし度」の高い男性で、それなりに美しい御方ですね。
そして、マイアイドル、ディック・リーの登場。
彼も「あたくし度」が高いなぁ...。
視線はどんどんアジア〜♪
タイのJETRIN君も8年くらい前にちょっと目をつけてたんですけど、台湾で「タイブーム」が起こるとかで、久しぶりに目にしました。
最近の日本では「天然お馬鹿系」に注目。
現在の二大マイアイドルSMAPの慎吾ちゃんと、TOKIOの長瀬くん
それにしても、鳥羽一郎と山川豊兄弟のどちらが兄か弟かという質問まで受けてしまう私って...。
守備範囲が広すぎ?
サッカーは全然興味ないけど、野球も古株選手なら強いんだなぁ...。
さぁ、今日も明日もミーハー道に磨きをかけようっと。
生涯一ミーハー
これをモットーに頑張ろうっと。
その域込みで書いてるのが ここ にあります(^^;。
 



Go back to Index
Go back to Last week's Diary
minmin@geocities.co.jp