ハモンド誕生のお話
昔、オルガンといえばパイプオルガンでした。
でも、高価なうえに非常に場所取りなこの楽器は庶民にとっては高嶺の花ですよね。
そんなパイプオルガンの良いところをそのまま生かし、なおかつ
もっと自由な楽器を....と、「ハモンドオルガンA型」を発明したのが
アメリカ・シカゴの時計技師ローレンス・ハモンドさんという方です。
1934年の事ですから今から80年以上も昔のことですね。
それから3年後、シカゴ大学にてパイプオルガンとのパネルテストの結果
ハモンドオルガンが固有の楽器であることが認められたそうです。
ハモンドオルガンの誕生....って訳ですね。
当時、自動車王のヘンリー・フォード、作曲家のジョージ・ガーシュィン
などの方がハモンドオルガンを購入しています。
(ハモンド・スズキさんの資料より)
......っと、時代は変わり
ハモンドオルガンも成長を続けながら
メーカーもアメリカから日本ハモンド、鈴木楽器販売........
.....と目まぐるしく変わり、現在に至っています。
ハモンドオルガンを演奏する方で有名な方と言えば
ジミー・スミス、ビリー・プレストン、キース・エマーソン.....。
まだまだいろんな方がいらっしゃいます。
音楽番組などご覧の時にちょっとキーボードの背中に注目してみてください。
ひょっとしたら「HAMMOND」の名前を見つけることが出来るかも.....!!