平成5年8月から平成9年5月までの渡道回数は9回を数えますが、旅行会社主催のいわゆるパックツアーというものは一度も利用したことがありません。もともと行程に縛られて動くなんていうのは大嫌いな性格であることと、大体どこのどんなツアーでも「お申し込みは全て2名様より承ります」ですから、夏以外は一人旅という私としては仕方のないことであります。ちなみに私はこの手のツアーを「旅」とは言わず「旅行」と呼ぶことにしています。
とはいえ、パックツアーの最大の利点は「安い!」こと。多少行程が窮屈であっても(中には「大幅に窮屈」なものもありますが)往復航空機利用して貸切バスで主要な観光地を一通り回って温泉ホテルに泊まって三大カニ食べ放題90分一本勝負&生寿司の昼食付きの3泊4日がオフシーズンで5万円を切っているとか、どこに儲けがあるんだろう、というようなツアーがごろごろしています。このようなツアーを使ってそこそこの旅行をするのが「B級」としましょう。いわゆる「金を使わずそれなりに」というヤツです。
ではA級とはなんぞや?となるとこれはもう「金に糸目を付けず、優雅に気ままに最高級の旅を楽しむ」というところでしょう。どんな旅かというと・・・。(やったことがないので例が挙げられずに困っている(^_^;)ま、各自想像して下さい。(無責任)
さて、ようやく本題のC級になるわけですが、今までの導入部で大体ご想像いただいたとおり、「金をかけてそれなり以下の旅」をするというヤツです。一人旅から帰ってきて財布の中を覗いてみたら、とりたてて贅沢したわけじゃないのに福沢諭吉が大量に行方不明になっていたとか・・・。(^_^; そんな「なんだか納得いかないような」旅の話を書いていきます。
ちなみにランクとして「S級」(金をかけずに最上級の旅)というのも考えたのですが、これは道内有力企業に強力なコネがあるとかのイレギュラーな例しか思い付かなかったのでここでは割愛します。
なお、こういうことを書くと「旅というのは金をかければいいっていうもんじゃない!」とおっしゃる方が必ずいます。それは当然の話です。かかった金額で旅の思い出の深さが決まるなんてことは絶対にありません。ですからここでのA級とかC級とかいうのは「絶対的な指標としての旅にかかった経費と第三者的な視点で見た旅のグレードの関係」を示す、極めて機械的なものであるとお考え下さい。
例えば、個人の好みというものを除いて考えれば、誰が見ても温泉ホテルに部屋を取って泊まるのと健康センターで雑魚寝するのとどちらが格上かハッキリしていますよね。こういうことです。
さらに言えば、私はそんなC級の旅が大好きです。
それでは次回から、私の経験に基づく「C級旅の極意?」を記していきます。(今回だけで打ち切りになったらどーする気だ?)
ではまた。
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