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□ 「届けなかったラブレター」、「半端者」のふたつを一つにまとめました □
● 十二月のエッセイ2 「忘年会」
● 十二月のエッセイ 「問題は親子だ」
● 十一月のエッセイ2 「缶けり」
● 十一月のエッセイ 「毎日風呂焚きをした」
● 十月のエッセイ2 「職業意識」
● 十月のエッセイ 「秋晴れと日本酒」
● 九月のエッセイ2 「次ぎ」
● 九月のエッセイ 「鬼やんま飛ぶ山」
● 八月のエッセイ2 「勘違い」
● 八月のエッセイ 「夏季課題2」
● 七月のエッセイ3 「夏季課題」
● 七月のエッセイ2 「青春悔恨録を書き終えて」
● 七月のエッセイ 「職人の家に生まれて」
| 問題は忘年会である |
| 残業帰りの身には辛い季節である |
| 最終間際の時間帯に素面で佇む身の辛さである |
| 赤ら顔の千鳥足は見るものではない |
| なるものである |
| 声高に暴言を吐く |
| 今しがた摂取した飲食物を吐く |
| 色んなものを吐いて酔客がよろめいている |
| 靴下を片方だけ履く |
| 靴を左右逆に履く |
| 履ける物はどんなものでも履きまくって酔客がうごめいている |
| ネクタイを頭に巻いたサラリーマン |
| そしてお約束のようにOLにくだを巻く |
| 巻きたい思いをぶちまけながら酔客が漂っている |
| VTRの再生場面を繰り返し見るような |
| 見飽きた景色 |
| でも決して見なれない景色 |
| 酔客は団体になると強気だ |
| こっちを睨みつけたりする |
| そればかりではない |
| あっちもこっちも睨みつけている |
| つけまくっている |
| 手当たり次第だ |
| ネエチャン |
| などと普段言えない言葉を発する |
| 発している、発している |
| 徹底的に嫌われている |
| 無視されている |
| 当然だ |
| 下品であるし第一汚い |
| 呂律が回らないうえに焦点が定まらない |
| 足下はおぼつかない |
| 怪しい、そして怖い |
| 避(よ)けられている、避(さ)けられている |
| フラフラと追いかけて身をかわされている |
| 遊んでもらえたと勘違いし喜んでいる |
| 悲哀である |
| 無残である |
| 普段の私はああなんだな、きっと |
| そう思うと居ても立っても居られない |
| 一刻も早くこの場を立ち去ろう |
| そして強く思う、やはり |
| これは見るものではない |
| なるものである |
| 問題は忘年会である |
| 酔うのが悪いのではない |
| 酔わせるのが悪いのである |
| そうとしか考え様がないのである |
| どうしたって私は酔客の味方なのである |
| 問題は親子である |
| いや、何がって、あなた |
| 前から来る母娘 |
| 似ている |
| 私達は親子ですと顔に書いて有るようなもんだ |
| 姿形が似ているからか持っている雰囲気まで似てる |
| オーラが同じだ |
| 濃い親からはやはり濃い娘が生まれるのか |
| それとも不幸にも濃い娘に育ってしまうのか |
| 濃い服装の趣味まで似ていては |
| ちょっと怖い、やり過ぎである |
| 子が自分に似ることを喜ぶのが親で |
| 親に自分が似ていることを悲観するのが子 |
| それが正しい親子の有り様ではないか |
| そう思う私には |
| あの近しさは近寄りがたい |
| 別に他人様の生活にとやかく言うつもりはないが |
| つい言ってしますのが私の欠点なのである |
| 母親と娘というのは特別なものなのであろうか |
| 一緒に歩いて恥ずかしいと思わないほど特殊な関係なのだろうか |
| 不思議だ |
| しかも何処から見ても親子であることが一目瞭然なのである |
| いいですか、あなた |
| 何処から見てもですぞ |
| あれで恥ずかしくないのか |
| 不可思議だ |
| そんな私の疑問や不安を置き去りにして |
| 問題の母娘が私の横をすり抜けていく |
| 問答無用にすり抜けていく |
| 突っ込みを入れる余地はない |
| 世界に二人しか存在しないような幸せな風情で |
| そう、とても幸せそうな風情でもって |
| 颯爽と過ぎ去っていった |
| あれはあれでいいのだろう |
| 人間は理解不可能な現象に遭遇すると |
| 自我の崩壊を防ぐために寛大になってしまう |
| この時の私のように |
| そう、あれは、、、、あれで |
| 別に世間に迷惑をかけているわけではない |
| いいものを見させていただいた |
| 三年は長生きできる、などと訳の分からないことが頭に浮かぶ |
| 自我が崩壊しかけているようだ |
| 早く立ち去ろう |
| 足早に道を進んでいると |
| いけない |
| これはいけない |
| 似過ぎである |
| 似過ぎの連発である |
| ここは無法地帯か |
| 違った濃さを醸し出した母娘である |
| 幸せそうな母娘である |
| 少し怒りが込み上げてくる |
| さっきのヤツラが変装してるんじゃないだろうな |
| などと訳の分からないことが頭に浮かぶ |
| 妄想の域に近い |
| 問題は親子である |
| 私とこの人は親子ですと |
| 胸を張って歩いている母娘である |
| なんとも生きにくい世の中になってしまった |
| これでは安心して街を歩けない |
| しばらくは外出を控えようかな |
| それにしても濃い母娘ではなく |
| 清楚な母娘ならどうだっただろう |
| 濃さの二乗は我慢ならないが |
| 清楚の二乗はむしろ望むところではないか |
| 唐突に疑問が沸いた |
| 問題は親子だったのか? |
| それとも単に濃すぎることだったのか |
| 街には夕闇が迫り |
| 家路を急ぐ人の群れ |
| 答えは闇の中である |
| 空き地はあった |
| あっちにもこっちにもあった |
| 時間があった |
| 日が暮れるまでの短い間でも |
| 仲間がいた |
| お隣のケンちゃんやその隣のヨッちゃんみたいな感じで |
| 隠れん坊が正しいのだろうか |
| 私たちは「かくれんぼ」と呼んだ |
| 物陰に隠れるスリル |
| 鬼に追いかけられる恐怖 |
| 捕まった仲間を助ける快感 |
| エネルギーがつまっていた |
| ごった煮された幼さだった |
| とにかく声を出せればよかった |
| なんでもいいから走りたかった |
| 笑って怒鳴って転んでばかりいた |
| 木の上に隠れるのは賢くない |
| 見つかりやすい上に逃げ様がない |
| それでも誰かしらそんな非効率的な隠れ場所に逃げ込んだ |
| 鬼が探しにこないほど遠くまで逃げるのはばかばかしい |
| 誰も来ない、ゲームがどこまで進んだかも分からない |
| 結局は参加していないだけのこと |
| それを悟るにはやはり一度痛い目に合わなければならない |
| 子どもだからね |
| 怪我をして転び方を覚えていくんだ |
| とにかく最初は思いっきり逃げる |
| 鬼がけられた缶を元に戻すまでが勝負だ |
| 個性が出る |
| 逃げることに執念を燃やすタイプ |
| 隠れることに情熱を注ぐタイプ |
| 缶を蹴倒すことを生きがいとするタイプ |
| 怖いけれど楽しい |
| 楽しいけれど苦しい |
| 絶対の正解はどこにもない |
| 全ての隠れ場所を暴き出すまで鬼から解放されない |
| この過酷な遊びを通して |
| 私たちはルールの名のもとの |
| 凸凹を体得していった |
| 平等ってことは凸凹を認めないことではなく |
| 凸凹があること |
| そしてそんなことは小さな知恵で解決できること |
| それを知ることだった |
| 例えそれが正解ではなくてもね |
| 「味噌っかす」と呼ばれ特別待遇を与えられた私は |
| 幼さをちょっとうらんだ |
| 小さな知恵ってやつが嫌いだった |
| 早くみんなと同じように |
| 勝った負けたの勝負が出来るようになりたいと思った |
| 小さくてすばしっこいことがきっと有利に働くと知っていたからだ |
| もっともそういった特長は不利に働くことも「多々ある」と分かるのは |
| もっと多くの遊びを知ってからのこと |
| 自分に有利なゲームを選ぶようになってからは |
| 今一つ熱くなれないような気がするのは |
| 大人になったからではなく |
| 負けるのが怖くなったからだろう |
| 負けたら明日がないと思っているからだろう |
| バブルはじけて空き地はある |
| 仕事が減って時間はある |
| さて、仲間はいる? |
| 缶けりやろうよ、昔みたいにさ |
| 昭和三十年から四十年にかけて |
| 子どもたちは一家の重要な働き手であった |
| もちろん押し寄せる近代化の流れ |
| 家事労働からの解放が始まってはいたが |
| そんなもんはどこ吹く風の我が家である |
| よくやらされたのは風呂焚きである |
| 父親が大工ということで |
| 家には何時も木っ端があった |
| 適当な板切れ、木材の切れ端を探し |
| それを斧で切り分け下準備の薪作り |
| 手先は器用な方なので |
| どちらかと言うと楽しみながらささっと終わらせる |
| 作り溜めするなどとこじゃれた知恵は持ち合わせてない |
| 日雇い感覚の薪作りだ |
| 準備が出来れば風呂焚開始である |
| 古新聞をくしゃくしゃと丸め |
| 時に念入りに細くした割り箸上の薪を |
| 扇の形に広げて丸めた新聞紙に置く |
| 後は何故かいつもしけっている |
| 徳用マッチをおごそかに取りだし火をつけるだけ |
| しかし、しけったマッチはなかなかうまくつかない |
| こする強さ、角度を色々試してみたりする |
| 折れたりして何本かは火がつかないままにお蔵入り |
| もちろん捨てたりはしない |
| そんな不健康な思想をこの時代の子どもは持ち合わせていない |
| ちゃんとかまどに放り込み薪の一部として再利用する |
| 何度目かのトライで成功 |
| シュッという感じで炎が上がる |
| 暗くなりかけた風呂場を照らす小さな灯りである |
| 光を楽しむ間もなくあわてて新聞紙に点火 |
| 後は炎が責任を果たしてくれるのを祈る |
| 小さな火は燃え広がり細切れの薪に燃え移る |
| 広がる暗闇に抗うように赤々と強く光だす |
| しめしめである |
| 後は慎重に迅速に薪をくべる |
| 薪の太さは割り箸から習字の筆の太さへ |
| 筆の太さから人参の太さへ |
| 人参の太さから大根の太さへと |
| それにつれて炎の大きさも |
| 野球のボールから |
| ソフトボール、サッカーボールへと威勢がよくなる |
| パチパチと火が弾ける |
| 静かさに沈み込んだ風呂場の土間に火と炎の音が充満する |
| 秋冬は凍えた手をかざし暖を取るが |
| 暖かいというより痛いようになれば完璧だ |
| そこまで燃え広がればもう消える心配はない |
| 後は手当たり次第に薪をくべる |
| 少しでも早く風呂が炊き上がるように |
| どんどん突っ込む |
| 今考えれればかまどの許容量を越えて突っ込んだ |
| 時々湯を沸騰させて怒られた |
| 一刻でも早く役務から解放されたかったのだろう |
| 少しでも勢いが無くなったりすると |
| 内輪で仰ぐ、息を吹き込むと大騒ぎである |
| こんな風にほとんど毎日弟と風呂焚きをした |
| 忙しい父母に代わって |
| どんな子どもにもそれなりに大事な役目がある |
| それは家族を保つために必要なものであり |
| 家族を育てるために有用なものであり |
| そういう風にして私たちは家族になった |
| 塾通いで忙しい昨今の少年少女には |
| 出来ない相談なんだろう、でも |
| 記憶にもない幼い頃に父に教えられた風呂焚きの技術 |
| それに代わる何かを今の父と子は見つけなければいけない |
| 忘れないで、それも家族ってことなんだ |
| エンジニアを生業としている |
| そう20代後半から思い定めた |
| 意識は職人、職業人である |
| ひたすら前を向いて進んできた |
| 気が付けば荒れ野に佇んでいる |
| おやっ、ここはどこだ |
| 呑気にそう思う |
| どうやら行き先は誰かに聞いてくれ |
| そんな風に歩いていたらしい |
| いやになってしまう |
| ちょっと一休みするか |
| そう思っても近くに憩う木陰は見えない |
| 雨露をしのげる場所もない |
| 何しろここは荒れ野である |
| 風が吹けばゴーゴーと心を揺さぶる激しさだ |
| そんな日本の風景である |
| 二十世紀の終わりになって |
| 世のエンジニアというエンジニアは |
| 言いようのない寂寞感にさいなまれている |
| もしそうだとしたら |
| 私たちが求めていた進歩とは何だったのだろうか |
| 私たちが打ちたてた未来とは何だったのだろうか |
| もしそうでないなら |
| 二十一世紀にエンジニアは必要とされるのであろうか |
| 私が思い定めた職業の輝きは続くのだろうか |
| 私は職人でありたい |
| 職業人でありたい |
| 出来ればエンジニアという職種をまっとうしたい |
| 陽の降り注ぐ原っぱでもいい |
| 火の燃え盛る暖炉の前でもいい |
| 安らぎの心を持てる風景の中で |
| 汗を流す人でありたい |
| そのためにちょっと立ち止まり回りを見まわしている私である |
| 秋雨は終わったのかさわやかな青空である |
| 日差しにはまだ温もりが、力強さとして残っている |
| 今は秋である |
| そう思ったらなんかやたらに秋を連発したくなった |
| ああ、なんて素敵な秋空だ |
| 晴れ晴れとする |
| なかなかいい感じだ |
| おお、なんとさわやかな秋風だ |
| うきうきとしてくる |
| 調子がでてきた |
| こんな日を秋日和というのだろうか |
| などとちょっと詩人の心持になる |
| 夕焼けの空に太鼓の響きが聞こえたりしたら |
| もう、秋祭りなんだと思う |
| さすがに夜はちょっと秋寒だ |
| 秋草の陰で秋虫が鳴き出した |
| 日本の風情である |
| ついでに腹の虫も鳴き出した |
| 風情よりも食欲を優先したい私 |
| 秋茄子でも焼いて日本酒でも飲みたいね |
| かつては量の割に値段が安く学生の友だった日本酒も |
| 時代とともに変貌し |
| 居酒屋で飲んだりすると |
| モノによっては半合で千円とかする |
| この手のモノはもう「ヤツ」と呼びたくなる |
| 半合で千円とかするヤツもある、という風に使う |
| 愛憎を表現するつもりだったが、「憎」の部分に特化した表現になってしまった |
| 私は正直なのである |
| それでも美味しいから許す、などと庶民は考えてはいない |
| 美味しくても許せないと考えるのが小市民である |
| 庶民で小市民な私は「許せない」に力がこもる |
| どちらかというと濃厚な味よりもすっきりした味を好むようになった |
| 「水みたい」というのは誉め言葉なのである |
| 「甘露水」という意味で使っているのだ |
| ちなみに甘露水という正確な意味は知らない |
| (知らなくても書ける、だから読むほうも気にする必要はない) |
| 酔っていることもあり言い方に注意しないと |
| 「水っぽい」という風に取られてしまう危険がある |
| うまい物言いはないのかと考えているのであるが |
| どうも思いつかない |
| お酒に悪くて恐縮してしまう |
| それほど気を遣っているのであるから |
| 店の方もそれ相応に値段の方に気を遣ってくれると嬉しい |
| お酒は気を使えないのでその分は店に期待したい |
| しかしこの点では彼我で意見の一致を見る気配はない |
| やはり他人同士は理解し合えないのだろうか |
| 利害関係に理解を求める方がいけないのだろうか |
| 答えは明らかである |
| ああ、美味しい酒を |
| キレイな人と |
| 気の利いた肴で |
| 一杯 |
| お酌なども時折 |
| てなもんがこの頃とってもやりたいことなのである |
| 日本の秋なのである |
| エンジニアなどというものを生業にしている |
| 二十代後半になってこれが自分の天職なんだと思った |
| それからはシコシコとチマチマと自分に出来ることをやってきた |
| そして振りかえってみると |
| まあこんなもんか |
| などと思うことが多い |
| それなり、ではある |
| それなりにやってきたので |
| 当たり前の結果なのである |
| しかし何故かちょっと納得いかない |
| 手を抜いたことは無かったのだから |
| 少しぐらいおまけしてくれたっていいのではないか |
| などと憤慨したりすることが多い |
| まあ、末期症状だね |
| エンジニアの世界は分かりやすい |
| やったら、やっただけ |
| やらなければやらない分 |
| 結果が正直にでる |
| えこひいき無しである |
| などとしたり顔で言っていたのは誰だ |
| もっともそんな昔のことは知ったこっちゃない |
| こちとら今日・明日で手一杯である |
| どうやらエンジニアとしての賞味期限が切れかけているらしい |
| 少なくとも後数年は大丈夫だと思っていたのだが |
| 意外と早くやってきた |
| 旬でいられるうちにハッピーリタイアを、と言っていたはずなのに |
| 特にこれといった準備もしていない |
| 困った |
| 気が付いたら夏休み最後の日になって慌てている小学生みたいだ |
| あの時はたしか、終わっていない宿題の恐怖に |
| トイレに入って泣いた |
| 親は見てみぬふりだった |
| 薄情者め |
| あの時人生の厳しさを知った |
| でも結局今も同じような境遇にいる |
| 気性はそう簡単には直らないということか |
| まあ夏休みの宿題如きで直るようなやわな気性ではないということだ |
| 一応将来は文筆業を生業として |
| 生計はアルバイトで立てながらと考えたりしている |
| 生業と生計を分離するというところに目新しさがある |
| 今までは生計を立てるものが生業であった |
| その呪縛から解き放たれたときに |
| きっと私は栄光を手にすることだろう |
| などというふざけた話しを親にする勇気はない |
| 小心者の私 |
| 早く年金をもらってそれで食うだけはなんとかして |
| 趣味はインターネットの極楽とんぼになりたい |
| などという身勝手な夢を本気で描くほど能天気でもない |
| それでもどうにも現実的な対処では |
| この次ぎの生き方が見えてこない |
| だからといって空想や妄想に逃げ込んでばかりいても |
| 時間が無為に過ぎるだけのこと |
| しかし有為に生きねばならない |
| そういう社会の中で無駄な時間を |
| 手に入れる快感もやはり捨てられない |
| ああ、本当にこの次ぎは |
| こんなバカ話しを書いてすごせたらいいなあ |
| と思う |
| ここだけの話し |
| 実は密かに壮大で緻密な計画を練っているのである |
| 極秘裏に念入りに準備しているのである |
| もしこの計画がうまくいけば一生安泰で安心で安全で |
| 美味しいビールがたらふく飲めるはずである |
| 棚からぼた餅計画と名づけたこの計画は |
| きっとうまくいく |
| 運と天候に恵まれれば |
| 後は一億円の資金を調達するだけでいい |
| 思わず笑みがこぼれてしまうでしょ |
| 無謀と言うより無意味な計画ではあっても |
| 空想は魅力的な世界 |
| ねっ!バカな話しって読んでも楽しいでしょ |
| 考えるのってもっと楽しいんですよ |
| ちょっと疲れるけどね |
| さあ、もう一度、今度は真剣に「この次ぎ」について考えてみよう |
| 笑い事じゃないんだから、さ |
| 大きなトンボのことを「やんま」という |
| 大きいというだけで十分にリッパであり |
| 威風堂々とした感じですべるように飛ぶ |
| 小さな頃の夏休みは父母(ちちはは)の田舎に行くことが多かった |
| 横浜では見かけることが殆ど無い |
| 鬼やんまや銀やんまに会えることが楽しみの一つであった |
| 他のトンボたちとは明らかに違う姿形 |
| 本人もそれを十分に意識しているかのような飛び方で |
| 近づいたかと思うと遠ざかる |
| 遠ざかったかと思うとまた近づいてくる |
| トンボ道というものがあって |
| トンボなりの通り道があるらしい |
| だから待っていればそのうちまた同じ場所に現れる |
| そんなことは知らないものだから |
| あっちだ、こっちだ |
| ほら今度はそっちだ、と |
| 声を上げて騒いだものである |
| 子供の私には随分高い空を飛んでいるように見え |
| 田舎の木作りの家に恐れることもなく入り込み |
| 障子にぶつかったりしても我関せずとばかりに |
| 悠々と飛び去っていったりすることさえあった |
| 少し小型の銀やんまは高貴な感じのするトンボで |
| 鬼やんまよりも数が少なかった |
| それがより貴重なトンボという感じを強くしていた |
| それでも私はどちらかというと鬼やんまの方が好みだった |
| 大きかったから |
| そんな単純な理由だけだったのかどうか |
| 今はどうでもいいことであるが、もっと違った理由があったのかもしれない |
| 小さなトンボを捕まえて |
| 鬼やんまの餌にしたりもした |
| ムシャムシャという感じで餌にありつく姿に |
| 自分の仲間を食べても平気なの? |
| などと自分で餌を与えておきながらの身勝手な疑問も持ったりした |
| 年上の子に糸を結んでもらって |
| 飛ばして遊んだりもした |
| むこうにしてみればいい迷惑であったに違いない |
| 遊びの天才の子供にしても |
| トンボと意志疎通する術は持ち合わせていないから |
| 一方通行の押し付けの好意なのだが |
| それなりの愛情を注いだのである |
| それもむこうにしてみればいい迷惑であっただろう |
| 身勝手な愛情は |
| 飽きれば捨て置くという暴挙にでるのであるが |
| 欲しくなればまた捕まえればいいという |
| 本人はその程度のことに考えていた |
| どんなにりっぱで力強くても |
| トンボはやはりトンボで |
| 自分の好みや機嫌でその価値は最高にも |
| 並以下にもなるといった按配であった |
| テレビの方がもっとずっと偉くて |
| 好きな番組が始まればそれが一番に格上げされる |
| そんなものである |
| 怖いぐらいに自分中心 |
| 逆にそれだから切り傷や擦り傷程度では |
| 遊びを止める力にはならなかった |
| 毎日虫かごと網をもって |
| 飽きもせずトンボ捕りに出かけるのである |
| そう飽きもせず |
| 今日はもっと遠くまで行ってみよう |
| きっともっと大きな鬼やんまに会える |
| そう信じていたのだろうか |
| トンボを求めて |
| もっと、もっと遠くまで |
| 自分だけの秘密の場所を探しに行ったのである |
| 「うなぎ美味しいカバ山」 |
| と、まあ、こんな風に勘違いしていた方もいるかもしれない |
| 正しくは「うさぎ追いし かの山」である |
| まあ、これは私の創作、だからこれほど凝った間違いはないだろうが |
| 「ウサギが美味しい」程度の勘違いは多いに違いない |
| 言葉も碌にわからない子供のことであれば笑い話で済む |
| 普通は友達や親に指摘され |
| 恥と引き換えに正しい道を歩み出すのであるが |
| なんの因果か長じても間違いを知らずにいることがある |
| 回りもわざと教えないなどと意地悪をしたりする |
| 勘違いで良く引き合いに出されるのが「孫にも衣装」である |
| 正しくは「馬子にも衣装」 |
| 念のため断っておくが馬子とは馬の子のことではない |
| まあ、殆どの人がそんなことは知っているだろうが |
| 万が一そう思いこんでいた方がいたら |
| 今すぐ辞書をひかれることをお薦めする |
| 聞くは一時の恥じ、知らぬは一生の恥じ |
| なんてことを言うが騙されてはいけない |
| こんなことを友達にうっかり聞こうものなら |
| 一生笑いのネタにされてしまうに決まっている |
| 仲のいいと思っている友達に限って |
| 何時までもしつこく覚えているものである |
| だから聞く前に調べるべきである |
| 気をつけていただきたい |
| この手の勘違いの話しははいて捨てるほどある |
| 恥の概念から自由になるに従って |
| つまり現役から遠くなるにつてれということだが |
| 誰にも言わずにしまっておいたことを |
| 「いやあ、オレ実は小さい頃○○のこと××と勘違いしていたんだよ。 笑っちゃうだろう」 |
| なんて酔いにまかせて披露したりするようになる |
| 出世競争に負けた腹いせか自虐的になるのか |
| 恥の競演とでもいった「打ち明けばなし」がくりかえさえたりする |
| 女性の場合は知らないが |
| 中年を意識し出した男どもにはその傾向が強い |
| 不思議なことに馬鹿な間違い、勘違いであればあるほどウケがいい |
| 生まれ育ちが近いことがあると |
| 同じ間違いをしていることがあったりして変に感動したりしたりする |
| 「あっ、オレも、オレも。いやあ奇遇だねえ」なんてことがある |
| 「お互いに無知だったなあ、あの頃は」となることがある |
| もちろん今はそれほど無知ではないというのが前提 |
| しかしこの場合も先に話しを振った方がエライ、ということになる |
| 運の悪いヤツは自分の数少ないネタを先に披露されたりする |
| くやしい、ひそかにほぞを噛む |
| 出世競争で負けるのはまだ我慢出来るが |
| こういったことで負けるのは許せない |
| などと、頓珍漢なことを考える |
| 本当はせめてこんなことぐらいは勝っておきたいのだが |
| そういったことには気付かない振りをする |
| お間抜けなのであるが |
| 気にすることはない |
| そもそもこの手のことで勝った負けたということに意味がないのだから |
| 自らの恥を一つだけ披露すれば |
| 勘違いをかなりいい年まで「感違い」だと信じていた |
| 気付いたのはワープロで文字変換をするようになってからだから |
| 相当にいい年である |
| 何しろ始めはワープロの頭のワルさに閉口したのだから |
| 「このバカワープロ!」恥の上塗りである |
| 「良かった早めに気付いて」がその次ぎの感想だったから |
| 恥の更なる上塗りである |
| 「早めじゃない」って突っ込みたくなるネ |
| でもこれって勘違いっていうより |
| 単なる無知なんじゃない? |
| ああ、気が付かなければ良かった |
| やっぱオレって今でも相当に無知なんだ |
| いっぱしの教養を備えているって思っていたのは |
| 勘違いだったんだネ |
| ながーい、ため息が出てしまいました |
| 何かお題を出せば反応があるかもしれない |
| おやっ! |
| なんて思うお方もいられるかもしれない |
| 暇人ではある |
| 出す方もそれに答える方も |
| しかし暇つぶしが主な目的なのだから |
| それでいいのである |
| むしろ、その方がいいのである |
| 「馬鹿だねー」と言われたいと言ったのはコメディアンの関根勤である |
| 少し分かる気がする |
| だからと言って書きこみやメールで「本当に馬鹿ですね」などとはやらないでいただきたい |
| ほんの少し分かる程度であるし |
| その時の顔つきや、声色と混ざって始めて |
| 「馬鹿だねー」と語尾が延びた感じになるのである |
| メールには語尾が延びた感じはない |
| 強い拒否反応、情け容赦ない断定、切り捨て |
| 話しが飛んでしまった |
| 空を飛ぶのが夢だから |
| せめて話しだけでも飛ばしてみたい |
| そう思っているわけではない |
| 好き勝手に書いているとこうなってしまうのだ |
| エンジニアのくせに論理的な物言いが出来ない、ということだ |
| これは職業人として考えれば問題ではあるが |
| 生き死にの問題と言うほどのことはない |
| 取りあえずノートにメモしておくだけでよい、としよう |
| まあそんな風に先延ばしと言う自民党的姑息な手法で対処しているわけだが |
| 近年この手法に対する風当たりは強い |
| 相当に強い |
| 立っていられないほどである |
| つまり危険を避けるためには座っていなければならない |
| それでは前に進めない |
| それではいつかは危険に追いつかれてしまう |
| あっちを立てればこっちが立たずである |
| 言葉として使い方は間違っているかもしれないが |
| 言わんとしていることは理解してもらえると期待している |
| 「何か、とてもこんがらがっているのね」 |
| そう、あなたの直感は正しい |
| きっといいエンジニアになれるでしょう |
| とにかく重要なのは夏季課題である |
| いきなりの直球ど真ん中である |
| 前後の脈絡は無視している |
| 我ながら乱暴なことである、とは思う |
| しかし流れるような文章 |
| その手の文章はいい加減読みあきた、書き青森 |
| 支離滅裂である |
| 駄洒落としてもレベルが低い |
| 理解しようとしてはいけない |
| 大切なのは皮膚感覚である |
| 分からない文章を分かろうとすることは |
| ざるで水をすくおうとするようなものだ |
| 書きたいように書いています |
| 読みたいように読んでください |
| でも文句は検便してくださいね |
| 誤変換です、正しくは勘弁してください、です |
| ここのところ、前回のエッセイの使い回し |
| 完全な反則技だ |
| ということで |
| 「姑息」「反則」について説明しなければならないのである |
| 誰が? |
| あなたが! |
| しつこいようですが、この部分も前回のパクリ |
| 断っておきますが「前回のパクリ」が反則 |
| 「自分でネタをばらす」が姑息 |
| などという程度では不合格だ |
| もちろん合否の判定基準は不明 |
| えーと、そうではありません |
| 日本水練方式に非公開 |
| そう、全ては私の胸三寸 |
| 自分が気持ちよくなること |
| なにしろ私がこのHPのルールブックなのですから |
| 夏休みとくれば宿題である |
| 学生をやめて嬉しいことは殆どない |
| 全くないという人もいるかもしれない |
| しかし、それでは今が惨めである |
| 従って口が裂けてもそんなことは言えない |
| まあ、口が裂けたら何も言えないかもしれないが |
| 言いたいのはそういうことではない |
| では、どういうことかと聞くのはやめていただきたい |
| 説明のしようもないし、したくもない |
| まあ、たとえ聞かれても耳を塞いでいるので聞こえないのだが |
| 話しを戻そう |
| 学生をやめて嬉しいこともあるのである |
| 数は少ないがあるにはあるのである |
| 宿題がない |
| これは嬉しい |
| 試験がない |
| これは間違い |
| 学生をやめても、まだ有る |
| いつまでも有る |
| 多分会社をやめてもずーっと有る |
| 冗談じゃない |
| 仕事の宿題は毎日だ |
| 学生の比ではない |
| そうおっしゃる方がいられるかもしれないが |
| そんなことは私の知ったこっちゃない |
| とにかく夏休みの宿題はない |
| 断言しよう |
| そうしないと話しが前に進まない |
| 前に進まないとどうなるか |
| 話しは横道にそれてしまう |
| 現状維持に絶えきれない繊細な神経の持ち主にまま有ることである |
| 「ママは有ってもパパはない」 |
| こういうのは横道にそれると言うのだろうか |
| 話しの腰を折ると言った方がいいだろう |
| ところで、話しの腰ってどのあたりですかね |
| まあ、こうして腰折れしながら横道にそれていくのである |
| 肝心なのは夏休みの宿題である |
| あの甘く切ない夏休みの宿題です |
| その切なさをみなさんにも味わっていただこうと |
| 今週の「大人の男の法則」は夏季課題としました |
| いいえ、手抜きではありません |
| 「刺抜きが見つかりません」 |
| 無駄な文章です |
| 下手な笑いを取るために全体の雰囲気を壊しています |
| そういった指摘はうんざりです |
| 書きたいように書いています |
| 読みたいように読んでください |
| でも文句は検便してくださいね |
| 誤変換です、正しくは勘弁してください、です |
| ということで |
| 「蛇足」「補足」について説明しなければならないのである |
| 誰が? |
| あなたが! |
| 断っておきますが「蛇の足のうち前の2本は使うことがない」 |
| などという頓珍漢な解答は遠慮します |
| 蛇に前足があったっけ? |
| 今更辞典を引いているようではいけません |
| 世の中に信じられることなんてそうはない、と補足しておきましょう |
| 1980年代前半の川崎の街で友と過ごした時期 |
| 馬鹿を喜んで愚かを追い求めていた |
| でもやっていることは大したことではない |
| 誰もが通ってきた道 |
| そんなことでも残しておきたかった |
| 好きだったYさんのことも |
| 行き付けのスナックのことも |
| 先輩や友達のことを |
| 感傷である |
| 独り言である |
| 切れ切れの思いでをつなげながら |
| あの時言いたかったこと |
| その時言えなかったこと |
| だから忘れないこと |
| 今も悔やんでいること |
| 書いては読んだ |
| 何度も読んだ |
| そして笑った |
| 時代を、過去を、自分の愚かさを |
| 愚かさは追い求めるものではなく |
| どうしようもなく身に付きまとうものであることを |
| 幾度も書いた |
| そして笑った |
| おーい、オレ |
| 進歩無いなあ |
| 酒は弱くなった |
| 疲れが溜まるようになった |
| もう徹夜仕事は駄目だ |
| 健康が気になる |
| それでも人生に懲りない |
| 愚かさとは一生付き合う |
| そう覚悟を決める時期かもしれない |
| 風はいつだってアゲインストだった |
| それでもこの道を進んでいきたい |
| 大丈夫、そのうちフォローの風が吹いてくるさ |
| いつだって悔恨の日日さ |
| それほど驚くことはない |
| 満足することを知らないなら |
| いつだって失敗の連続さ |
| また書けばいいさ |
| そして、笑ってみる |
| そうやってこの道を進んでいく |
| 愚かでしょ |
| 致し方ない |
| そんな自分が結構好きなのである |
| 父は大工だった |
| 農家に生まれ、長男でなかったこともあり |
| 小さい時から大工の親方についた |
| 今の若い人が頭に描く就業ではなく |
| それは修行だったのだろう |
| もちろんその辛さは実の子である私にもよく分からない |
| 二十代には独立し生まれ故郷の福島を後にして |
| 親方の紹介で横浜に移り自分で商売を始めた |
| 棟梁と呼ばれるようになったのだ |
| 職人としての腕は良かったようで |
| 仕事に困るといったことはなかった |
| しばらくして嫁をもらった |
| 当然と言うか子供がポンポンポンと生まれた |
| 若い頃の父の写真が残っている |
| ニッカボッカズボンをはいている |
| 決して楽ではない生活だっただろうに |
| 何故か楽しそうで誇らしげな表情で立っている |
| 母はニッカボッカズボンが嫌いだったが |
| そんなことは「知ったこっちゃない」と胸をはっている |
| 子供の頃の思いではいいものばかりではない |
| 小さな居間はよく「仕事」のお客さんに占領された |
| どういうわけか夕飯時なると訪ねてくる職人さんもいた |
| 人が集まるのはそれだけ商売が繁盛している証拠で |
| むしろ喜ぶべきことなのだが |
| 小学生の私には決して歓迎すべきことではなかったようだ |
| えー、またか |
| そんな感じで緊急避難をさせられた |
| テレビが見えないのが辛かった |
| 一家に一台貴重品のテレビだった |
| 商売にはお酒がつき物なのか |
| お客さんにはお酒を出すことも多かった |
| 父は下戸でほとんど飲まない |
| 一人で飲んで一人で酔っぱらう客もいた |
| だから酒のみは嫌いだった |
| 酒のみとなった今では…一言もない |
| 酔っぱらいは声が大きかった |
| 腰が重かった |
| 遠慮がなかった |
| だから酒のみは嫌いだった |
| 「商売だから、ね」と母は言った |
| ちょっと悲しかった |
| 職人は辛いと思った |
| 職人のいい面を見ずにサラリーマンにあこがれたりした |
| 何も知らない小さい時のことだけど |
| 申し訳なかったと思っている |
| 継ぎもしないでエンジニアになった身では |
| 説得力はあまりないのだが |
| 今でも悪くないと思っている |
| 内緒では誇りうる職業だと思っている |
| 小学生の時から手伝いをさせられた |
| 生活がかかっているので当たり前のことなのだが |
| 親子の間の遠慮や手加減は一切なかった |
| もちろん父にしてみれば |
| じゃまにならない程度に |
| と言いたいところだろうが |
| 実働部隊として計算に組み込まれていた |
| というのが私の偽らざる印象だ |
| 結構ハードな作業だった |
| それでもモノ作りの楽しさの一端は味わうことが出来た |
| 悪くない |
| 本当にそう思っていた |
| それでも大工を継ぐ気にはならなかった |
| 小学生の高学年か中学に上がる頃には |
| 継がないことだけは決めていたと思う |
| 後年サラリーマンこそ最も自分に合わない職業だと痛感するのだが |
| そんなことは「知ったこっちゃない」 |
| 多分一生働かなくても生きて行けると信じていたのだろう |
| 能天気なものである |
| 楽とは言えなかったけれど生活の不安を感じたことはなかった |
| 商売だから資金繰りに困ったことは何度となくあったようだ |
| それでも親の困った顔を見た記憶はない |
| 三人兄弟寝静まった頃に |
| 父と母二人で頭を抱えていたのだろう |
| 悪くない |
| そういう家庭の子で、そういう時代の子で |
| 特別ではなかった |
| どこにでもある |
| 昭和の世代の風景だ |
| 優しさとしなやかさとしたたかさを |
| ちゃんと持ち合わせている人の時代だった |
| 職人は心意気なのだろうか |
| 丁寧に馬鹿がつくような仕事ぶりに |
| 大切な家を大切に作り上げたい |
| そんな父の気持ちが浮かんでくる |
| 木の手触り |
| かんなをかけた後の木の肌触り |
| 引退してから数年たった今も |
| そういったことを時々は思い出しているのだろうかと |
| 大工だった父のことを思ったりもするのである |
| 子供のなりたい職業の一位に大工が選ばれる時代になって |
| どんな思いを抱いているのだろう |
| 生まれるのが早すぎたとでも思っているのだろうか |
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