1998年6-9月の日記風ひとりごと

☆9/27/98のHogwoodのMessiahのLD鑑賞会、すごくよかったです。Hogwoodの指揮でこの曲を歌ったのはもう10年以上前。聖書を片手に歌詞とにらめっこしながら聴いたら、とっても感激しました。

☆フランスのパイプオルガンの第一人者、ミシェル・シャピュイ氏をつくばに呼ばれた、物理学者兼オルガンビルダーのM先生とお会いしました。シャピュイ氏は、全く英語を話されないのだとか。今年の音楽祭のパーティにこ んな演奏家が来られたら、お手上げです。どなたか助けてください。

☆9/26/98は、つくば国際音楽祭のパーティの世話役を務めてこられたS教授の壮行会。今年は音楽祭を全部欠席して、イタリアに在外研究に行かれます。というわけで開幕間近の音楽祭では、責任重大。会費がたったの500円ですから、みなさん来てくださいね。またとない機会になると思いますよ。詳しくはイベントのお知らせをご覧ください。 

☆長らく更新できず、すみませんでした。それにしても某パソコンショップの対応はひどいぞ!ACアダプターが故障したので買おうと思ったら、市販品ではないので、修理に出してくれとのこと。それから1カ月!「まだ修理ができない、すべてはAppleの対応が遅いせいだ」との弁解を繰り返すばかり。ところが今日別のパソコンショップに電話してみると、市販しており在庫もありますとのこと。愛機が使えず不自由しまくったこの1カ月は一体何だったのだろうか!愚痴になってすみません。「サービス悪けりゃ、命取り〜!」

☆学会で初めて広島に行きました。すてきな街でした原爆資料館に行って、高校時代に指揮をした思い出の曲、森脇憲三作曲の合唱組曲「碑」の舞台となった広島二中の遺品を見てきました。

☆東京農工大学での講演は、さまざまな専門分野の方が聞きに来られたので、急遽序論を長くして、動物と植物はどう違うかのような大上段に構えた話を織りまぜました。植物が専門の方には退屈だったかも知れません。多くの大学院生の方々とお話しできたのは幸いでした。

☆T2ZoneのSさん御夫妻がアメリカに留学されるため、送別会を兼ねたパーティーに行ってきました。山田流のお琴や西アフリカのハープ(コラ)の生演奏が飛び出すなど、豪華な催しになりました。女性陣も美人ぞろいで、お琴の演奏家以外にも、漫画家(の卵)、薬剤師さん、有名教授秘書などなど、多彩な顔ぶれでした。

☆イベントのお知らせにも書いた、ミシェル・シャピュイのオルガンコンサートは、珍しいすてきな体験でした。孤高の人という感じでしょうか。なかなか経験できないような集中力で聴衆をグイグイ引き込んでいく演奏会。求心力とでも表現するのでしょうか。(9/13)

9/9(水)

 筑波技術短期大学の診療所に行ってみました。ここは東洋医学と西洋医学の融合をテーマに開かれた一種の大学病院です。漢方や鍼灸が御専門の先生がたくさんおられます。鍼治療は保険がきかないので大変ですが、きちんと体系的に研究して医療として確立させようという姿勢が感じられるので、一般の鍼灸治療院よりも安心感があります。

 東京農工大学で学生向けの講演を頼まれたので、どんな話にしようかアイデアを練っています。きちんと準備しようとすれば、いくらでも時間をかけられて、きりがありません。先生って楽しそうだけど、責任重大だよね。弓の達人のこめえじさんも話しておられましたが、後輩や弟子には、つい、いろいろなことを教えたくなっちゃうけれども、それぞれの人に最も重要なポイントだけを伝えるのが効果的な教え方なんですね。

 最近びっくりしたもの。卵をといて粉と混ぜて電子レンジに入れるだけでできてしまうケーキ。アッという間にぐんぐん膨らんで来るのが愉快です。これは超簡単。

 しばらく前のことですが、このページの3000人目のお客様は「湖上の美人(?)」こと、メモリーズさまとのことです。ご愛顧ありがとうございます。I教授は、記念番号プレゼントに、ご自分の著書をお使いになっていますね。僕のような若輩者は、一般向けの気の利いた本を書けるような立場ではありませんが、このほど分担執筆した専門書が出版されました。「植物ホルモンのシグナル伝達」という本です。売れ行き好調とのことで、出版社の人も喜んでおられました。もし興味をお持ちの方がおられましたら、メールでご連絡下さい。 

 5/13にちょっと書いた「絶対音感」の話、いろいろなところで話題になっているようですね。「絶対音感」という本は、ベストセラーだそうです。お読みになりましたか?調性格論も思ったより奥が深そう。皆さんも御意見や体験など、お寄せ下さい。

9/2(水)

 慌ただしい夏が終わり、ようやく元の体制に戻りつつあります。

 8月中旬は、イギリスに行っておりました。生まれて初めてのヨーロッパでした。最初の日はロンドン大学のRoyal Holloway Collegeへ。ついでケンブリッジ大学で学会。最後の日はオックスフォード大学に行き、夜は当日券を買ってコンサートを聴きました。

 音楽づいていた6月とは正反対に、7-8月は音楽から遠ざかっておりました。聴いたコンサートは、Oxfordでの弦楽合奏のコンサートだけ。現代楽器によるアンサンブルで、Vivaldiの四季や、BachのItalian Cantataなどのプログラム。violinのソロは、イギリス室内管弦楽団の方。ソプラノソロは、有名なThe Sixteensのメンバーの方だそうです。現代楽器といってもテンポはすこぶる早く、articulationなども古楽器派の研究成果を研究した上でvibratoなどをいろいろ工夫しているようでした。音響がよいので、小さなアンサンブルでもなかなかパワフルでした。

 

7/23(木)

 夏祭のかけもちの日。職場の夏祭では、ドジョウすくいに、ザリガニ釣り。久しぶりにやったなあ。二つ目の夏祭では、旧知のRobert Lewisさんに再会。Lewisさんが「現代化学」誌に長年連載している、英語やpresentationの講座は、この種のものでもダントツの充実ぶりです。お勧めします。San Diego生まれで、日本語ペラペラのアメリカ人の彼は、日米を比較した文化論がいつも鋭く、お会いする度に感心することしきりです。料理の方は、炭火の鉄板で、野菜炒めに挑戦しました。

 

7/22(水) 

 あいにくの雨でしたが、友人のSさん御夫妻のお宅で、おいしい手作りピザを御馳走になりました。Pizzaというとトッピングやチーズに目を奪われますが、手作りの生地がとてもおいしくて、目から鱗がおちる思いでした。アメリカの"junk food"とはひと味もふた味も違います。

 

7/21(火)

 生みの苦しみを味わっています。僕の専門分野ではよく読まれている専門誌からの依頼で、特集号に論文を寄稿したのですが、何度も原稿に手を入れたくなり、編集者に御迷惑をかけています。文章を推敲していると、本当にきりがありません。場数を踏んでコツを掴んでいく以外にないのでしょう。

 そんなわけで、最近音楽を聴いたり演奏したりする時間が極端に減り、ホームページの更新も遅くなっています。すみません。ピアノ付オフ会については賛否両論。つくばならよい会場があるのですが、東京だとどうでしょうか?区民センターのようなところの音楽練習室でやるのもよいかも。

 薬膳に詳しい方、いらっしゃいます?東京の白山に薬膳カレーの店があり、前を通るといつもよい香りが漂っています。入ってみるとなかなかの味。一方、すかいらーく系の中華風ファミリーレストラン「バーミヤン」にも薬膳スープが出ていたので、試してみました。これは普及版ですが、ちょっとはまりそう。衝動買いしたニガウリのお茶もなかなか。麦茶のかわりに冷蔵庫で冷やして飲んでいます。これから少しずつ研究してみようと思います。詳しい方、いろいろ教えて下さい。

 

7/19(日)

 教会で、Japanese Continentalsというグループのコンサートがあったので聴きました。アメリカの本部に専門の作曲家、編曲者、振り付け師、などがいて、シンセサイザーを中心とした伴奏の録音を世界中のContinentalsに送って、コンサートをしているそうです。メンバーは皆さん社会人のアマチュア。ポピュラーのコーラスもおもしろそう。

 

7/13(月)

 こめえじさんのHページとの合同オフ会は平日だったので少人数でしたが、メキシコ料理をいっぱい食べて大満足。今回はアルコールもカラオケもないオフ会になってしまい、期待されてた方、ごめんなさい。まだまだ新婚ほやほやのT2Zoneのともこさん(画家)の手作りのケーキは絶品。おいしかったです。ありがとう!御主人は毎日のようにおいしいお菓子を食べてるんだろうともっぱらの噂でした。

 

7/12(日)

 ミッキー・マッケンジーさんをご存知ですか?TVドラマ「熱中時代」で水谷豊と共演して一世を風靡したアメリカ人の女優さん。その後日本の芸能界を引退されましたが、作家、歌手、宣教師として日米を往復しながら活躍されています。御主人でプロゴルファーのハワードさん共々偶然お会いする機会があり、一緒に食事をしました。会話の内容はシリアスそのもの。自分の生き方の根幹を真正面から問いつめられ、たじたじ...^_^;。内容が内容だけに英語で話すのは骨が折れますが、日本語でもこんな話、なかなかする機会がないなあ。

 

7/11(土) つくばのオルガン

 パイプオルガンのことはあまり詳しくありませんが、一番好きな楽器の一つです。サンディエゴには世界最大の野外オルガンもあったし、教会でもずいぶん聴きました。「展覧会の絵」のオルガン版を教会で聴いたときは、感激したなあ。

 つくばには「バッハの森」にドイツの有名なオルガンビルダーであるアーレントの手によるオルガンがあります。アーレントの弟子でセミプロのオルガンビルダーのMさんの本業は、高エネルギー物理学者。Mさんは、アーレント先生からの依頼で、バッハの森のオルガンはもちろん、最新のアーレントオルガンであるカザルスホールのオルガンのメンテナンスも担当されているそうです。Mさんは一方、何年もかけて筑波学園教会にオルガンを建造中です。9/5には、世界的に著名なオルガニスト、ミシェル・シャピュイがMさんの手作りのオルガンでコンサートを開くとのこと。楽しみです。友人で、筑波大学の経済学者、山根先生のページに紹介があります。

 

7/9(木) 隠れた引き立て役 

 食中毒(GAKUさんのひとりごと第85話参照)が心配される季節なのに、最近お寿司をよく食べているなあ。以前はずっと回転寿司がなくて不満だったつくばの街も、回転寿司屋同士の競争が出てきました。「お勧めコーナー」で紹介したおじいさんが道楽でやってるレストラン「高清」のお寿司もなかなかです。若い頃は亀有の駅前でお寿司やさんをやっておられたんだそうで...。道楽もいいところで、最近は予約のお客さんがいる日しかお店を開けなくなってしまいました。今度行きましょうね>皆さん。

 でも皆さん、醤油にはあんまり気を使ってませんよね。先日、友だちがとびきりおいしい醤油を送ってくれたのですが、それがお寿司にとってもよく合うんです。自分でもびっくりしました。スーパーで買ってきたお寿司の味すら、ひと味変わります。不思議な引き立て役です。もう一つの大好きな引き立て役は「がり」。最近はアメリカのスーパーでも"pickled ginger"として売られていて、結構な人気です。

 

7/6(月)

 頭でものを考えることと体を動かすことは、つい別々のことと考えがちですが、実は密接に関係しています。このこと自体頭でわかっていてもダメで、体で実感しないと...。ヨガのクラスに出るとこんなことを感じます。Yogaは、宗教(religion)ではありません。"reunion"という意味があるそうです。個人差が大きいと思いますが、僕は、頭と体の"reunion"を意識して実践すると、結局仕事の効率も上がるような気がします。

 

7/4(土) 

 もう10年のお付き合いになるアメリカ人の牧師さん宅のbarbecue partyに招かれました。東京に住んで21年だそうです。でもメニューは完全にアメリカ流。良くも悪くも懐かしい味です。納豆を一度も食べたことないんですって。子供の頃なじんだ味覚というのは一生変わらないんですね。皆さん、マシュマロを暖めて食べたことあります?バーベキューの後、デザートに、マシュマロを火であぶって食べるんです。とろけそうでとってもおいしいですよ。

 

7/3(金)

 暑い一日。昼休みに、美女と二人で卓球。この方、中学生のお子さんがいらっしゃるとは思えないくらい若々しい。県大会2位の実力者だそうで、よい練習になります。運動神経にはからきし自信がない僕も、中学時代は卓球部でした。若い頃に経験しておくと、ずっと後になってから始めるときにとても役に立ちますね。

 

6/28(日)

 つくばは、日本の中で特別な街ですから、住んだことがないとなかなかその魅力はわからないもの。一方思わぬ方がつくば出身だったりします。サッカーのワールドカップで唯一得点を上げた中山選手は筑波大出身だそうですね。東京交響楽団の美人ヴァイオリニストIさんと、御主人でチェリストのBさん御夫妻にばったりお会いしました。Iさんは、生まれてすぐつくばに移って来られ、高校卒業までこの街で育った方。お父上は科学者だそうです、やっぱり。筑波大出身の音楽家としては、N響のヴァイオリニスト、Mさんがいらっしゃいますが、子供の頃からつくばで育ったプロの音楽家としては最初の世代ではないでしょうか。新婚ほやほやで仲睦まじいこと。メールアドレスもお二人共通ですって。これでは双方とも浮気メールも出せませんね??

 池袋西口で突然1時間ほど時間が空いてしまいました。皆さんだったらどうします?(アイデア、教えて下さい!)西口のメトロポリタンプラザ前に、おいしいとんこつラーメンを発見。腹ごしらえをした後、6階のHMVに行ってCD漁り。ここは輸入盤の値段が高めですが、品揃えは豊富だし、試聴コーナーが充実しています。新譜のさわりを片っ端から試聴。大江光さんの第三作、「新しい大江光」は、なかなかおもしろそう。お気に入りの、新進作曲家兼ピアニスト、加羽沢美濃さんが作曲の指導をしているんだそうです。なるほど!と納得。最近、なぜか声や楽器の音色に敏感です。評判のテノール、ボチェッリのアリア集は、確かにかっこいい声だけど、喉声が目立ち、あんまり。クレーメルのヴァイオリンの映画音楽の新譜もありました。クレーメルは音楽的には鋭いと思うけど、細い神経質そうな音色が好きになれません。ちょっとおもしろかったのは、ラカトシュという、ジプシーヴァイオリンの名人?の新譜。モンティのチャールダーシュなど、楽しめそうです。

 

6/20(土)

 所用で出身大学のキャンパスに行き、昼はアメリカ時代の親友K博士と焼き肉屋へ。その後、午後ちょっと時間ができたので、生協書籍部に行ったら、ちょうど閉店したところで残念。気を取り直して、「待てよ、土曜日の午後は書籍部の3階のホールで、出身合唱団の練習をやってるはずだ!」と思い出し、ちょっと覗いてみることに。中は少し改装されているものの、昔の面影そのまま。この古い建物のことは、大好きだった柴田翔の小説にも「第二食堂」として出てきます。

 平均年齢20才?の学生さんたちが約100人。知っている人はほとんどいませんでしたが、後輩たちに混じって、木下牧子作曲、池澤夏樹作詞の、「ティオの夜の旅」を初見で歌ってきました。常任指揮者(二期会の熊谷卓先生)がお休みのため、学生指揮者が振っていて、かつての自分を思い出しました(冷や汗たらたら、ほろ苦い青春の思い出)。僕は高校時代、池澤氏の父上の作家、福永武彦に熱中していた時期があります。池澤氏の詩は、なかなか趣がありました。現代日本の合唱曲も時にはいいものです。

 柴田翔や、福永武彦なんて、最近、流行らないのでしょうか?柴田氏は、独文学者と作家を両立しておられて、ゲーテの「ファウスト」に関する有名な本も書いておられますね。マーラーの「千人の交響曲」を歌う度に、今度こそ「ファウスト」を読もうと思うのですが、雑事にかまけて、果たせていません。

 

6/19(金)

 今日は、職場で僕が管理しているレーザー顕微鏡の、レーザーとパソコンが更新されました。普段はMacユーザーの僕も、このような場合はWindowsマシンを使わねばならず、ネットワークの設定に一苦労しました。そのうちWindowsに切り替えることを迫られるのかなあ?ゲイツめっ!6月は異例にオペラやコンサートに行く機会が多く、過密スケジュールです。チケットを手に入れるのに時間と労力をかけるのがいやだし、もしも時間があれば自分で出てしまう方なので(^_^;)、コンサートにはそれほど行かないのですが、手に入らないことで有名な新国立劇場のチケットが余っていると言われれば、何とか都合をつけて行きたくなるのが人情。仕事の上では、ずっと抱えていた大きな原稿をほぼ仕上げたところですが、他に書くべき論文はまだまだ山積していますから、もっと頑張らなくてはいけません(I教授の「談話」を読むとこんな気になるのだが...^_^;)。しかし、湿気に弱い私は、この季節は苦手です。ああいやだいやだ!

 

6/15(月)

 スポーツクラブで太極拳を体験。カリフォルニアでちょっと経験したのですが、ヨガと両方は時間がなくてできず、中国系アメリカ人の先生も今一つピンと来なかったので、中途半端になってしまいました。今日の先生は、筑波大で体育学やコーチ学も学ばれた中国人の師範の方。こういうものって、複数の先生に習うと、同じことでも違う角度から説明していただけるので、よくわかるってことがありますね。時間を見つけて、いつか必ずマスターしようと決意しました。

 その後、パーソナルトレーナーの方に付き合っていただき、ストレッチを習ったり、マッサージしてもらったり。筑波大で運動生理学を専攻された方のようです。体は柔らかいって、誉められた。これもヨガの成果か。脂肪を減らして筋肉質になるのが課題。

 

6/11(木)

 このページのお客様もようやく1000人を超えました。ありがとうございます。メディア論専攻の社会学者の友人、Sさん(K大学助教授)によれば、WWWはあくまで人との出会いの場。新しい出会いを大切にしていきたいと思います。これを読んでいらっしゃるあなたお便り下さい。

 

6/7(日)

 風邪はなかなか抜けません。いつもはもっと早く治るのになあ。慌ただしくて、相変わらず疲れ気味。更新が遅れ気味です。アクセスして下さった方、すみません。

 大阪では、Ludensさんのお勧めのドイツ料理と音楽のお店で、楽しいひとときを過ごさせていただきました。薬草のようなスピリッツを初めて飲みました。体にいいんでしょうか?プロのフラウト・トラヴェルソ(古楽器のフルート)奏者にして宝石商のHさん、最近はラモーを研究中とか。ラモーのホームページ、作って下さいね!紅一点の美女Yさん、新婚早々なのに御主人をお宅に残して来て下さり、座がパッと明るくなりました。皆さん、おもしろいお話をありがとうございました。Ein Prositというドイツの乾杯の歌、Ludensさんと二人で、最後はオクターブ上を歌いました^_^;。大阪芸術大学出身のソプラノとクラリネットの方々の生演奏、なかなか素敵でした。カラオケ大好きのHさん、急用でいらっしゃれず残念。今度一緒に歌いましょうね!

 関空内のホテルに宿泊し、翌朝一番の飛行機でとんぼ返りの私は、機内でヘッドフォンを付け、クラシックのチャンネルに合わせると、バッハのイギリス組曲をやっていました。機内誌によれば、最近評判のマレイ・ペライアによる演奏のようですが、さっぱりおもしろくありません。先日、鈴木雅明先生の愛弟子のチェンバロ奏者である友人にチェンバロの魅力を教えてもらった私には、ちょっと聴いた限りでは、あえて現代ピアノであの曲を弾く必然性がわかりませんでした。

 「これは退屈」とチャンネルを回していると、NHK AMラジオのチャンネルからあの懐かしいお声が耳に飛び込んできました。ルネッサンスやバロック音楽の権威、皆川達夫先生です!日曜朝の「音楽の泉」ですね。長らくこの番組を聴いておらず、皆川先生のお声を聞くのは本当に久しぶりでした。(もちろんご本人にお会いしたことはありません。)折しもバッハのヨハネ受難曲(リヒター盤)の解説をなさっており、わずかの時間でしたが興味深く聴きました。ヨハネ受難曲は、以前小さな合唱団に参加して全曲演奏したことがあり、思い出深い曲なのですが、一生かけてじっくり内容を味わいたい曲の一つです。 

6/6(土) 

 6月6日というと何を思い出します?「棒が一本あったとさ。葉っぱかな?葉っぱじゃないよ、蛙だよ。蛙じゃないよ、アヒルだよ。6月6日に雨ざあざあ降ってきて、三角定規にヒビいって、コッペパン二つ、豆三つ、アッという間にかわいいコックさん」好きな絵描き歌です。小さい頃描きませんでした?雨ざあざあではないけれど、あんまりはっきりしないお天気。初めて関空に行きました。確かにきれいですね。

6/2(火)

 東京からつくばに帰ってくると、まだ自然が残っていて空気もよいので、ホッとします。今日職場の近くに、孔雀が出現したそうで、話題になっていました。郵便局に行くときなど、時間があると、牛、馬、羊の姿を見ながら散歩するのも楽しみです。でも忙しかった連休以後、体調は思わしくありません。思い切った休養が必要でしょうか?

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