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月の明るかった夜が静かに明けた…淡い日差しが、冷たい空気を裂くように差し込んでいる…光りに誘われるように外へ出てみた…前夜に購入したニットのキャップを手に、ホテルの扉を開け、通りに立つが、空気は“朝のヒンヤリした”という次元ではない…随分以前に見学した水産加工場の冷凍倉庫の中のようである…食品の加工場などでは、魚介類や肉を急速冷凍する装置があると聞くが、そういう場所に放り込まれたような感さえする…早速保温のためにキャップを被り、歩き始めた… 気温は氷点下10℃を下回っていることであろう。それは疑う余地が無い…しかし淡い冬の日差しは気持ちが良い。大晦日の静かな朝である。ミシガン湖の辺にあるネイビーピアーへ足を向けた。湖岸の側から、シカゴの街を眺めてみようと思いついたからに他ならない。ホテルの前の道を湖岸側へ真直ぐ行くと、直ぐに着いてしまった…冷凍庫に入っていたようなベンチが佇んでいた… |
子ども達が戯れている姿のように見えたが、走っている風な割りには全く動かないので、訝って側へ行くと、オブジェだった… |
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