Die Galerie - 地球周航地球周航から帰還して…
愛用のNikon NewFM2… 国産シグマの28mm/F1.8、ロシア製Jupiter 85mm/F2.0、フランス製Angenieux 70-210mm/F3.5と併せて今回の旅に持参した…地球周航の計画…”をして、“地球周航の非常事態…”ということになり、旅行そのものは行程を一部変更して行い、“地球周航の足跡…”を辿った。1月9日早朝に稚内駅に着いて帰宅し、そのまま仕事に出て、金曜日まで通常どおりに勤務していた。10日間で地球周航するというのは、些か無理があったかもしれないが、一度やってみたかったことをとにかくも成し遂げた満足感が込上げると同時に、「こういうことも考えておけば良かった…」という悔いも残るような感であり、色々な思いが頭の中で渦巻きながら週末を迎えた。
太平洋を越えてサンフランシスコへ向かい、シカゴへ飛び、ドイツに寄ってからユーラシア大陸を跨いで帰国という、東へ飛び続ける行程を選んだ。多少不慣れな米国を先にし、勝手知ったドイツを後にしたかったことや、関西空港を午後の遅くに発つサンフランシスコ行きに乗るというのが、北海道を起点に旅をする場合、便利に見受けられたということでの計画だった。機窓を覗くと、ジェット機は直ぐに太陽を抜き去って夜の闇に突入し、目的地周辺で夜明け近くになるという状態だった。暁を追い続けていたようなものである。地球は本当に地球儀の型をしていた…今更ながら噛み締めている…
「旅行に出て写真を撮る」なのか、「写真を撮りに旅行に出る」なのか、最近は判然としない。私の場合は何時も両方の要素が混ぜられた状態ではないだろうか…このページに何となく画像も入れたカメラなどで、以前は全てネガフィルムを使用して写真を撮っていた…が、2001年10月の仙台への旅行からは、“行程の記録”的要素の写真はデジカメを使用するようになった。これは今回も踏襲されている。デジカメの画像は、現時点で全く整理していない…そのため、行程に関するコメントを含む“旅行記”には未だ本格着手出来ない…
ネガフィルムの方は、1月9日に早速写真屋に現像プリントを依頼し、夕方までに出来上がってしまった。そうすると、分厚いアルバムに並べて、一言メモを添えて整理してみたくなり、その作業は早速行った。それを人に見せると、自分で思う以上に評判が良い。ということで、一部写真を先行公開することにした…
週末を迎えて、正直なところひたすらに体調の復調に努めたいが、どうもだらしなく寝ているばかりである…当分の間は、今回の旅の関係でネタが尽きず、饒舌な状態が続くことであろう…

2002年1月13日記
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