マングリッシュの法則6

〜お仕事編〜

こんな言葉を覚えておけば、マレーシアで働くとき、 ちょっと便利かも?

Photostat=コピー

マレーシアに来るまで、わたしは、「コピーする」というのは、「photocopy」や「make a photocopy」 というものだとばかり思っていたので、初めて「photostat」と聞いたときは何のことだか分からなかった。 調べてみたら、標準英語でも「photostat」は「コピー」という意味で使うらしいので、これは 「マングリッシュ」とは言わない かも知れないけれど、マレーシアでは、「photostat」しか通じないことも多いので、覚えて おくと便利。
「photostat」というのは、もとは商標らしい。そう言えば、「コピーする」ことを、アメリカ人が 「Xerox(ゼロックス)」と言うのを聞いたことがあるけれど、それと同じようなものなのね。
使い方は、「コピーする」という動詞で、「make a photostat copy」や「make a photostat」、 または単に「photostat」。(辞書によると、これらの使い方は標準英語でも正しいようです。)



outstaion=出張で、街からいなくなる

これは、「マングリッシュ」と言えば必ず挙がる、有名な単語。標準英語では、「辺地の出張所・派出所」 という名詞。しかし、マレーシアでは、「出張で、街からいなくなる」ことを意味する。 全く違う意味で使われるので、ネイティヴはよくびっくりする らしい。でも、「outstationはマングリッシュであり、他の英語圏の人には通じない」ということを 認識していないマレーシア人も多い。
使い方は、
「I'll be outstation next week.(来週出張で、いなくなるよ。)」
というように、「be + outstation」で使われる。
松木大介著「『学校英語』ではわからない英語の常識」(講談社+α文庫)に、 「outstaionという言葉は『遠隔の地、あるいはまだ植民されていない地域にある駐屯地ないし宿場』 という意味であり、 イギリスの植民地時代に、イギリス人の役人が地方に出向くときに使った言葉が定着したものであると 推測される。」と書いてある。な〜るほど。



(company) chop=会社印

この単語、本当に悩みました。こちらで働き始めたばかりの頃、他の会社の人が、書類を持って、
「chopをちょうだい。」
と言う。chop・・・?chopと言えば、「たたき切る」?とか、「空手チョップ」とかだから、殴ってほしいの か?とも思ったけど、もちろんそんなはずはなく、一生懸命ゼスチャーなど交えて話をした末、 「会社印」だと判明。会社の名前、住所や電話番号などがスタンプになったもののこと。 company chopとも言います。
(単に「chop」だけの場合は、「会社印」のこともあるし、普通の「スタンプ、ゴム印」であることも。)
「Please chop and sign.(会社印を押して、署名してください。)」
のように、「会社印を押す」という動詞としても使われる。 辞書にもないし、多分英語圏では使われていないと思うのだけど・・・。どうしてこの単語が使われる ようになったのかもよく分からないし、何か知ってる人は教えてね。

2003年

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