9月の日記
7月の日記

August
主に授業のある月曜日と水曜日、それから他の日は不定期に書きます。

登場人物について


8月28日 水曜日

 今日の授業は『危険物対処法』。眠たくなるような内容。しかし危険物のある事故現場に行った場合、むやみに近づいたらこれこそEMTの命取り。Tomの話を聞いていると、結構ガス漏れやら化学物質流出やらあるらしい。危険な香りがする現場に着いたら、まず双眼鏡でプラカードがないか見る。あった場合は、今度はプラカードの番号等を危険物取扱いハンドブックで探し、対処法を決めるなどなど。Tomが例として『地下鉄サリン事件』を挙げた時は、何だか恥ずかしかった。。。でも誰も「日本」と私を結び付けては居なかったけど。

   ところでこのコースは、さすが医療関連コースなので出席率と成績にはかなり厳しい。ちらほら休んでいる人が目立つんだけど彼らは90%以上の出席をこなしているのかな・・・。もし10%休むと落第する。既に1人の落第者がいる。そしてもう一人、彼は陸軍の呼出がかかってどこかへ行ってしまった。と言うことで、コース開始時は23名、約2ヶ月たった現在21名となった。そして成績もC(70点)以上を保たなければならない。さて3月までどれだけ残っているか・・・。でもこのクラスは皆EMT又は消防士に心からなりたいと思っている人ばかりなので、多分大丈夫だろうけど。

 そうそう、今日は保健所に予防接種関連の結果を取りに行ったんだけど、受付にサインをし待っていると名前を呼ばれてたので"Yes"と言って行くと、"What do you want?"と言われた。これって直訳すると「何の用?」だよ。一瞬引いたけど私もこう言うぶっきらぼうな対応に慣れてきたんだわ、全然引かなくなった(笑)。しかし、日本ではこんな応対役所でもお店でもないよね。


8月26日 月曜日

 しばらくサボっていたウエイトトレーニングを再開。実は、日記もサボっちゃったけど土曜日に消防署で授業があり、患者の搬送の訓練があった。で、日曜日の朝起きたら身体が痛い。で、Kimの「特に女性陣は今のうちからウエイトトレーニングを始めるように」というアドバイスに従ったと言うわけ。私って結構筋肉質なので筋トレするとすぐにつくので嫌だったのだけど、これもやりたい仕事のため、やらなくては。

   そして今日の授業のテーマは『交通事故現場での救出』。実際にクラスメートの車を使ってけが人を救出する作業を練習。頚椎を支える役も務めてみたけど、これが大変。重いわ、狭い車の中で思うように身動きが取れない、プラスけが人の首を動かしてはいけない。いやぁ、実際に自動車事故の救出場面に出動することになっても頚椎を支えるのは嫌だな・・・。

 私はクラスの中でも身体が小さいし軽いと言うこともあって(160cmの私は二番目に小さい)、先日から患者役に選ばれてばかり。シーツに包まれて教室中を引っ張り回されたり、ストレッチャーに乗って階段を上がったり下がったり、今日も救出作業時のけが人になったし(笑)、皆に笑われる役ばかり。でもこのおかげでか、皆に名前を覚えてもらったし、打解けてきたかな。更には何だか私に意地悪っぽかった女性がよく話してくれるようになったし(笑)。コースが始まって間もなく2ヶ月が経つところ。実技の授業では共同作業がメインなので、お互いの距離が狭まってきたみたい。

 ところでアメリカってテストの点をオープンにするのが普通なのかしら?皆「何点だった?」「〇点」と平気で言ってるし。このコースは全員が国家試験に受かるのが目的なので、クラスの中で良い点を取るのが目的ではないけどね。お互い助け合わないと。あ、そうそう、土曜日に受けた実技テストも95点。今学期のテストはあと3回。落第しないように頑張らなきゃぁ。


8月21日 水曜日

 はぁ〜、疲れた。ただでさえ英語で勉強すると疲れるのに、今日のテストはなんと100問もあったのだ(でも国家試験は500問ぐらいあるのよね)。もう頭クラクラ〜。今晩は勉強しないことに決め。点数はみんなの点と比べるとかなり良かったよう。しかも22名中私一人だけが正解した数問もあったみたいで、これで自信がついてきた。でもね、どうしてもテストを受ける時間がかかる。しかも皆は終わると話したりするでしょ、気が散って質問が頭に入ってこない。アメリカのテスト風景ってこれが普通なの?日本だったら途中退出入禁止だし、私語なんてもっての他。今期のテストは後3回。これで今の点を保持できないと次期には進めないのだ。

 昨日、ベッドに入って勉強し始めたら、TVでパラメディックのドキュメンタリーをやり始めた。思いきり脱線(いや、しかし今日の一問はこの番組を観ていたから正解したってのがあるんだ、笑)。  場所はシカゴだったかな、ダウンタウンがバリアのパラメディック達だったので、犯罪がらみが数件もあって、女性のパラメディックが暴れまくる少年を取り押さえるんだけど、それを見ていて、私にあんなことできるのかなぁ・・・って思った。まずは怖気ちゃいけないし、押さえつけれるほどの英語力がないと、ふぅ〜、ここが難関だわ。EMTになって仕事をし始めて日本に帰った時友人たちに「なんか怖くなった〜」なんて言われそう(笑)。

さてと、今日は思う存分ネットで遊ぼうっと。
 


8月19日 月曜日

 フィールドトリップ(遠足)で、911システムのディスパッチャーを見学に行ってきました。警察の真隣にある古〜い建物が、ここジョージア州ダグラス地区の全ての911コールの集まってくる重要な場所。それだけに古い建物とは言えセキュリティはきちんとしていて、中にいるスタッフが呼鈴を押した人を番号とカメラで確認して表玄関だけでなく、全てのドアを開けるようになっています。そしてメインの部屋はやっぱりハイテク。コンピューターがズラリ、薄暗い中をコールランプ等が点滅していました。そしてここでやり取りは、全てジョージア州の北方管制塔でモニターされています。

   私達がいた約1時間半の間に、アスピリンの過剰服用、自殺を図ろうとしている母親、それから32歳の女性が発作を起こしたという3件の911コールがありました。
 自殺を図ろうとしている女性の件は、凶器を所持していると言うこともあり、EMTは待機、警察が来て女性を取り押さえ、未遂で終わりました。その後、警察が現場の安全を確保した上で、EMTが処置を行いました。
 アスピリン過剰服用は病院に搬送、発作の女性は救急車が向かう、と言うところまでのやり取りを聞きました。

 ダグラス地区の911システムディスパッチャーは、5人体制12時間シフトです。警察関連、EMS関連、火事、その他には各家庭につけられている防犯システムのアラームが鳴るとコールがかかります。アラームが鳴ると折り返し発信地に電話をし、何があったかを確認、間違いであった場合も一応警察やEMSの誰かが確認をしに行くとのこと。大嵐発生時にはあちらこちらでアラームが鳴って人手が足りなくなるんだとか。その他、911に電話をするのが好きな人や、歯痛で911をかける人、様々なコールがかかります。中にはフリークエントフライヤー(常連)もいるって。。。

 緊張感溢れるディスパッチャー見学、テレビを通してではなく実際に見聞きできたのは、非常に面白い体験でした。そして彼らと無線連絡を取り合うのも、上手く行けば1年以内のこと。それに向けて水曜日はテストです。そして宿題もあるので、これからやらなくては・・・(ふぁ〜眠い)。


8月17日 土曜日

 いやいや参りました。ここ数日落ち込んでいたんです。何故なら月曜日に受けたツベルクリン反応が『陽性』と出てしまい、保健所では大騒ぎ。新米の看護婦達のサンプルにされるわ、一刻も早く病院に行って胸部X線を撮るように言われるわ、周りがドタバタと慌しくなったので、私は、「え?何か大変なことになってる・・・私ってば病原菌持ちなの?」って不安になり始めました。Tomにも電話をして結果を報告、病院を紹介してもらい、早速次の日に予約を入れ行ってきたんです。そこで出会った看護婦さんは、満面に笑みを浮かべて

「どこ出身?」と質問、
「日本です」と私。
「外国ではBCGを実施するところが多く、その結果ツベルクリン反応は陽性と出るの。多分そのせいよ。でもアメリカではBCGは実施しないので、陽性と出た場合はある過程を踏んでいかなければならないの。それからEMTスクールにもOKの結果を出さなければならないから、胸部X線は撮りましょうね。」
 と彼女。

 あ、そうか・・・。そしてその晩、インターネットで検索しまくり、「アメリカと日本のツベルクリン反応に対する考えの違い」と言う、正に私が探していたものを発見。日本では『陽性反応が、アメリカでは陰性反応が正常』と言う内容のもの。すぐさま夫のもとへ走りそのことを報告、二人でホッとしました。

 しかし、20年近くも前とは言い、ツベルクリン反応のことが全く記憶に残っていなかった私、回りがあまりにも騒ぐから、すっかり不安になり涙も出てきちゃいました。だって私を結核菌保持者であるかのように扱い、何気に皆避けていたんですもの・・・。夫まで「君が菌持ってたら、僕も検査をしなければならないから・・・」とまるで私が発菌者のように言うし(苦笑)。私より埃の多い場所に行くこと多いのにさ(笑)。

 一応、まだ保健所からは正式な結果はもらってないんですが(担当看護婦さんが休暇中で、結果は他の人からは言えないとのこと)、胸部X線には何の異常も見られないとだけ教えてもらいました。

 今日も近所のおば様に上記のことを話すと、「万が一、陽性と出て更なる検査が必要な場合、私が病院についって行ってあげるからね。」と言ってくれました。『いや、だから、あの、私日本人である以外何の異常も無いんですけど・・・ハハハ。』
 こんなところに文化の違いがあったとは・・・。その夜、母と電話で大笑いしました。

 ※アメリカに赴任、留学される方、更にはEMTスクールや看護婦、医者を目指す方、どうぞ母子手帳のBCGを受けたことを証明する部分の英訳をお忘れなく(^^)!!


8月14日 水曜日

 テストだと思って、家中にテキストを貼り付け暗記をして行ったのに、また空振り。もうだーれ?先週から今週は実技テストだって言ったのは・・・。まぁ、来週の水曜日は本当にテスト(しかも筆記と実技の両方)なので覚えても無駄にはならないけど・・・ここ数日ずっと緊張してたから。
授業内容も前回と変わらず、患者観察でした。今日はTomとKimの最強コンビだったので、お二人にデモンストレーションを請い、それを見て復習及び学習。日記に書くことが無くて面白くないのですが(笑)、これはEMTとして一番大切なステップ、しかもEMTとして仕事をしていく上で一生やり続けていくことなので、授業時間もかなりかけるそうです。しかも試験での実技項目7つの2つを占めているんです。

 そう言えば、日記の中で『州試験』と言いつづけていましたが、『国家試験』の間違いでした。いや、失礼。国家試験なんて恐れ多くて、勝手に州試験と思い込んでいたんです。正式にはNational Registry Testと言います。

 全然関係ないんですが、アメリカのガソリン代が騰がったまま下がらなくなってきました。この近辺では軽油って言うんでしたっけ?一番安い(ディーゼルではない)のが、1ガロン(約3.88g)が$1.25(約146円)です。ここジョージアはアメリカの中でも物価の安い地域なのでこれで済みますが(その中でも安いところを探し出すのが一つの楽しみ)、カリフォルニアは、今きっと$2ぐらいなんじゃないかな。しかもセルフサービスだしね。
日本は物価が高い、高いと言われてきましたが、最近は確実にその差が縮まっているような気がします。土地の値段はもちろん家の値段も急騰してる。その反面ドでかい会社の倒産が続く・・・どうなっちゃうの?

 何か今日のも面白くない日記だな・・・。ここまで読んでくださった方、ありがとう!次回にご期待ください(いつのことやら・・・)。
   


8月12日 月曜日

 今日は車で30分ほど走って、隣町の保健所まで予防接種を受けてきました。B型肝炎の予防接種、ツベルクリン反応、風疹、それと・・・なんだっ