
8月の日記
7月31日 水曜日
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今日はSharonの授業でした。と、その前に、なんと抜き打ちテストがあったんです。しかも前回より問題数も倍になってるし…。でもこれはあまりにも皆の点が悪かったので、Tomも責任を感じてテキストをしっかり勉強していればできる問題を作ってくれたという、彼なりの心遣いでした。今回の点と前回の点の平均が点になるそうで、ホッと一安心です。今回は普通に出来たはずだから。
Sharonは早口だけど授業は最高に面白いくって、笑いが止まりません。しかも動きがあるので目で覚えられる。こんなパラメディックとパートナーを組みたいなぁ。
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今日はCallを受け現場についたらすること、またケガ人病人の症状によってどのような処置を取るかを学びました。講義の後はグループに分かれて実際に行動。実はこれ、州試験で実際にやって見せなければならないんです(当たり前ですよね…)。それを聞いて、半年以上も先にある州試験のことを考え始め、緊張してきちゃいました。果たしてこの日記、その頃まで続いているんだろうか(笑)。 TomからもSharonからも医者の良い話は聞きません。医者と救急隊員との確執(?)ってどこの国にでもあるんですね。と言うか、医者が救急隊員を信頼していないというのか…。EMTはEMTで医者が現場では出来ないことをやってのけられる、そう訓練されているんだ、と自信を持っています。日本でもドクターカー採用なんて話も出ているようですが、その前に医者にも救急隊員が受けた訓練を同じように受けないなければ、彼らはきっと動けないんじゃないかと思います。と、まだEMTにもなっていないのにそんな偉そうなことは言えませんが(お医者様ごめんなさい)。毎回気管内挿管が必要とは限りませんし、それ以外のことができないのなら乗っていてもあまり役に立たないでしょう。交通事故現場での車をブチ破れるんでしょうか?揺れる車の中で注射できるのでしょうか? アメリカのパラメディック達、医者が嫌いです。何故なら医者は医者が一番だと思っているから(←万国共通)。でもそんな中にもTomやSharonも認める良い医者がいるそうです。その彼ら、昔パラメディックとして活躍していたそうです。現場と病院の両方を知っている医者、そりゃぁもう何が起きているのか無線で聞いている時点で想像がつき、パラメディックが病院に付くまでに何をしているのかを知っていて、またそれを信頼している。こんな関係が出来ていればEMS(救急医療サービス)のチームワークは最高ですね。 日本の体制はあまり勉強しないので詳しくはないのですが、日本でただドクターカーを採用してもあまり意味はない、救急隊員に気管内挿管を許可しても医者が信頼しないのなら上手く行かない、医者と救急隊員が一緒に研修を受け、信頼関係を築くことが一番必要なんじゃないかと思います。このサイトに遊びに来てくださる救急隊員の方もおっしゃってました。医者は現場を知らなすぎる、って。 国も机上論を行っているだけでは今後も救急医療の改善には繋がらないことに気が付いて欲しいですね。 ちょっと堅苦しい話になりましたが、これから救急医療に携わっていく者として日々感じていたことを思い切って書いてみました。 |
| 7月30日 火曜日 |
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がーん、今日記を書いたのに全て消えてしまった…。気を取り直して書いてみます(泣)。
今日は全く勉強する気になれませんでした。昼間はほとんどボーっと過ごしてしまいました。今後の対策を考えていて、どうやったらテキストに出てこないような語彙を増やせるかとか。で、EMS用に発行されている雑誌の購読を早速申し込んだりはしたけれど、テキストを読む気になれない。明日の予習がたんまりあると言うのに。。。いかん、いかん。外国語で受けているとはいえ、内容が内容だけに甘えられないですものね。ふぅ〜。
それなのに夫は「アメリカで受けた初めてのテストであの点は素晴らしい!お寿司さんに行ってお祝いしよう!」とか言ってくれまして…(あれで満足しちゃいけないんですけどね)。やっほー、じゃぁ日本人経営のお寿司屋さんへ、なんて仕事で疲れている彼に言えるはずもなく、「KEGONでいい?」と訊かれ、心とは裏腹に「もちろん」と答える私。KEGONとは近所にあるジャパニーズステーキハウス+寿司バー、しかも韓国人経営。
彼の好意が嬉しいので喜んでいた私にドカンときたのが、「トロは週末のみ」と言う答え。「そんな寿司屋、どこにあるんじゃ」。アジもないので仕方なく、サーモン、甘えび、鉄火巻き、ここまでは良しとして、お次はフライドアスパラガスロール、カリフォルニアロール、そして極めつけはボルケーノロール(だったか忘れたけど、そんなようなもの)。マグロとクリスピー(多分、てんかす)が中身で上には唐辛子マヨネ−ズに七味唐辛子が振りかけられているのです。こう言うところで食べる時の私って…もう投げやりです(爆)。口に入れられるものは美味しいと思うようにして、「美味しい、美味しいと」と言って食べる、そうすれば美味しいと思えるから(多分)。
でも、私よりも気の毒なのが、にわか寿司職人がにぎった寿司と、長い修行を経て晴れて職人となった日本人のにぎる寿司の味の違いがわからないアメリカ人。いやぁ、実に不憫だ…。 あ、そうだ、木曜日か金曜日、これまた寿司狂の近所のおばちゃまが私を寿司ランチに連れて行くと言っていたんだった。今度は日本人経営のレストランだけれども、昼間の寿司ネタはイマイチ、そしてその他の料理はメキシカンが作っている。。。こんな時、私はホームシックと言う言葉を強く思い出す…。 |
| 7月29日 月曜日 |
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ちょっと酔っ払ってます。いやぁ〜疲れました。終わりました、テスト。何とか合格点の70点は越えたものの、満足できません。と言うか、かなりの時間を費やして教本を読み、用語を覚え、ノートも作り、単語帳も使い…とあらゆる手段は尽くし、結構自信はあったのですが、やられました。。。言葉を替えられると、途端に弱点が出ます。そう、英語力。。。後、どうしても苦手なのが法律でして…EMTを守ってくれる法律が色々とありすぎて何がなんだかわからなくなります。Tom曰く、このテストは10段階レベル中の8をつけるほどの易しさなんだとか。州試験はこのレベルより遥かに上だって。ま、今後の勉強の仕方がわかったので良しとします。とあくまでも前向きに。
今後毎週のようにあるテストでは、最低でも今日取った点を維持しなくてはいけません。医療に携わる仕事だから当たり前ですね。頑張らなくっちゃ。 クラスメートの一人が先週末に救急車に同乗させてもらったそうです。彼女が携わった最初のコールが何と死傷者の出た交通事故。男性が飛び出してきた鹿をはね、その鹿が違う車に飛び込み、その車を運転していた60代の女性が被害を受け亡くなったそうです。彼女は、悲惨な事故現場を見るよりも家族の嘆きや鹿をはねた男性の泣き叫ぶ姿を見るのが辛かった、と言っていました。毎日のように起きる事故、こう言った場面はEMTになれば避けざるを得ません。夫が一番心配しているのはこの点です。私がそういった場面を耐えられるかどうか。。。未だ見たことはないので、『大丈夫』と即答はできませんが、その場では感情を取り乱さないような冷静な態度を取れるようにはなれるでしょう。例え心の中で大粒の涙を流していたとしても。 他にも心臓病を患った人を病院に運んだコールも観察した彼女の感想は『非常に面白かった』でした。私も来月に入ったら同乗させてもらう予定です。 |
| 7月24日 水曜日 |
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いよいよ医療従事者らしくなってきました。今日の講義は『バイタルサイン』。終に聴診器と血圧計の使い方を学んだのです。皆も満面に笑みを浮かべて嬉しそう。ああいった専門器具ってのは、こう、なんていうんでしょうか、プロフェッショナルな気分にさせてくれると言うか、ちょっと得意気になっちゃうんですよね(笑)。Tomがそれに輪をかけて、EMTトレーニングを受けている時点から、もうEMTになっていると思え、って発破をかけるんで、こちらもついつい本気になってたりして。
グループに分かれてお互いの脈を取ったり、血圧を計る練習をしました。疲れている人の脈ってすぐに見つけられないんです。皆長時間の仕事を終えてから来るんで、結構ヘトヘトの人ばかりで、脈を取れない人多かったです。私とペアを組んだ人も例外ではなく「生きてる?」なんて訊いてみたりして。ちなみに充分に睡眠を取り、一日中家で机に向かっていた私の脈はドクンドクンと元気に波打ってました。 そして血圧計。これは思ったとおり操るのは難しい。電子血圧計なんてもちろん使いませんから、聴診器で脈打つ音を聞いて数字を読み取るんです。いや、雑念が頭にあたりすると音の強弱の差をいつの間にか聞き逃してしまうんですね。シュポシュポシュポっと小さなポンプで圧力をかけ、少しづつ空気を抜いていく、その間に聴診器を当て、脈の音がし始めたところの指す数字を寸時に読む、これが血圧の数字の上にあたります。で、そのままドクッドクッドクッと音が続き、だんだん弱くなっていく…で音が消えたところの数字をキャッチ、これが血圧の下の数字になるわけです。練習だからあちらこちらから笑い声や話声が聞こえたりして、アッと言う間に音がなくなっていたり、一度では出来ませんでした。ちなみにマニュアル式の血圧計には奇数は出てこないんです。ただ単に針がないからなんですけどね。気が付いてました? 今日の授業も和気藹々でした。私も随分とクラスメートと会話をするようになってきました。実はこの授業がアメリカで受ける初めての授業。行き成り医学関係なんて大それたことしてるとは自分でも思いますが、なんとか付いて行っています。さすがに皆を差し置いての発言はまだまだ出来ませんけどね。って言うかTomの話についていくのが精一杯なだけだったりして(笑)。 さてと明日から近所のお年寄りのお家を回って、血圧を計る練習させてもらおうっかな。 |
| 7月23日 火曜日 |
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今日はちょっと嬉しいことがあった。実は私、ネットショップで日本から取り寄せたハーブティー『花茶』を販売しているのだけど、これがサッパリなんだわ・・・。仕入れ値も張るんで、アメリカでは高価なものになるし、サイトではあまりイメージがわかないようなお茶。で、先週の金曜日、他の趣味で作っているビーズアクセサリーを売込みに近所のギフトショップに駆け込んでみたのだけど、以前に来た時に「花茶をサンプルで持ってくるね」と約束したので一緒に持っていくと、何となんと、そこのオーナーがこの花茶のユニークさをとっても気に入ってくれ、「これに力を入れなさい」とアドバイス。早速、プレゼント用にして一式持ち込んでいたのだった。それが今日ちょっと寄ってみたら売れていた!たった一つだけど、私がプレゼンしなくても売れた!!!これって大ニュース。だってだって、アメリカではお茶を飲む習慣はないし、ましてここは甘〜いアイスティー発祥の場の南部ジョージア、売れたら儲けもん、ぐらいにしか考えていなかったのに。う、う、う・・・本当に嬉しい。
それにオーナーとその妹の計らいで、花茶はレジのカウンター横に座っている。夏だからあまり出ないかもしれないけど、冬がとっても楽しみになってきた。 午前中は夫の家族が通う教会のランチパーティーに行ってきた。私はクリスチャンというわけではないのだけど、時々お呼びがかかる。予習もしなくてはならないし、迷ったけど行くことにした。何故なら今度新しく牧師として迎えられた韓国人女性が、生い立ちとクリスチャンになったきっかけを話すと言うものだったのだ。実は彼女、私の特別な友人なのだ。まだ会って日は浅いが、なんだかとっても通じ合うものがあり、英語を話すの中で信頼のおける唯一の同年代の女性である。 才女の彼女、裏では結構ラフな人生を送ってきた。12歳で母を亡くし、韓国を出て先に渡米してきた父の元へやってくるが、厳格な父の元、耐えられなくなり15歳でヒッチハイクをしながら母方の親戚のいるジョージアへ向かった。住所も電話番号も知らないのに。。。と始まる。最終的にはドイツへ奨学金留学をしてそこで挫折を味わい、そこで起こった奇跡のような出来事からキリスト教を信仰し始める。。。30ちょっとで、白人のお年よりの多い教会の牧師さん。黒髪に黒い目をしたアジア人女性をこのお年より達は心から迎え入れ、愛し始めている。キリスト教徒になるつもりは毛頭もないが、彼女の話を聞きに時々行ってみてもいいかな、なんて思いが頭を巡っている。 |
| 7月22日 月曜日 |
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今日の授業はなんとグループに分かれて自習、その後みんなの前での発表でした。一日も早くクラスの仲間と近づけるようにとのTomの計らい。いやぁ、優しいね。。。いやでもみんなの前での発表は私には苦痛なの。。。
身体のシステム(心臓、神経、皮膚などなど)を各グループがインストラクターの代わりに講義すると言うもの(アメリカではグループ発表ってよくやるみたい)。私のいたグループは『筋骨格』がテーマ。もちろん私もみんなの前で話しました。いやいや緊張しました。一応予習はしていったので、内容は充分に理解していたし、そんなに難しい部分もなかったのでラッキーだけど、心臓バクバクでCPRが必要になりそうでしたもん(笑)。インターネットで人体について勉強した時に覚えたことを付け加えたり、頭蓋骨を説明する時に顎関節症持ちの私はそのことを加えてみました。女性に多い症状で口が開かなくなるんだよ、って東京に帰ると通う吉川整骨院の先生に教えていただいたことを言ってみたんです。それが受けちゃってね、笑いが起きました。何だか嬉しいような、恥ずかしいような。。。アメリカ人大勢相手に演説のデビューを無事に終えました。 しかし一人で英語読むときはそんなに問題ないのに、ああいう人の前に立つと目がウロウロしてしまって、正確に文を終えないし、発音もできない。EMTの勉強はもちろん、人の前で話すこともまだまだ修行が必要のようです。ふぅ〜。 今日聞いた話では、数ヵ月後に救急車に乗って実習を受けるんだそうです。もちろんこれはEMTトレーニングカリキュラムの必須項目なんですが、何だか聞いただけでもドキドキします。それにもし今でも乗るチャンスがあるのなら乗れって言うんですね。現にクラスメートの一人が、友人のツテで明日乗らせてもらうんですって。いいなぁ・・・。近所に消防署が二つあるので、私も頼んでみようかな。。。その前にB型肝炎と結核の予防接種を受けなきゃ。 帰ってくると夫は『当然のごとく』寝ていました(夜10時前)。彼は朝、メチャクチャ早いんです。なので夜なべをする私は最近朝起きてあげられません。『夫よ、ごめん』と、そんなことはどーでも良いのですが、月曜日と水曜日は授業の前(夕方4時頃)に昼夕飯食べちゃうので、帰ってくるとどうしても小腹が空くんで、目にしたものを食べちゃうんです。何だか昔の職業の時にもよくやってたな。。。(フライト後寝る前に何でも良いからバカ食いする、その8食べ方にオシトヤカなんて言葉は浮かびもしない)。人間空腹だと頭は回らないし、イライラしますから、とそれを言い訳に食べちゃうんですよねぇ。 で、前置き長くなりましたが、今日は帰ってくるとピーチパイがあったんです。きっとお隣のおばさまからの差し入れ。で、やっぱり空腹には勝てず「ちょっと食べよう」から始まって、「これ美味しい」とパクッ、「この酸味が効いてるのがいいね」ともう一口。あれよあれよと言う間にタイラゲちゃいました。アメリカの一切れはと言うと、そうですね、日本のケーキの3倍はありますね、しかもカロリーは5倍以上(汗。まぁ私にはダイエット紅茶という強い見方がいるんで気にしませんが)。勉強には夜食がつき物、ま、いっか。で、何を言いたかったかと言うと、あまりにも美味しかったので明日レシピ奪ってきますのでいずれ載せます(笑)。レシピ集、何だか充実しそうな予感。。。 |
| 7月21日 日曜日 |
| いやぁ〜暑かったなぁ、今日は最高気温38度もあったみたい。庭の野菜達もヘトヘト。こりゃ大変だ、今日は水撒かなきゃ、と思っていると恵の雨。土砂降り。今日の嵐は南からやって来たようで、珍しいんだとしきりに言う夫に私は「ふぅ〜ん、そうなんだ」と冷たい声。でもなんて答えて良いのかわからないんだもん。 昨日友人からピクルスのレシピが届いた。去年もらった彼女のお手製のがもう最高に美味しかったのでずっとリクエストしていたもの。で、早速きゅうりを9本買ってきて取り掛かる。レシピを見ていたら・・・ゲ、ゲ、砂糖4カップだって。。。でも美味しかったから仕方がない。手間がかかるけど、これはイケルので来週にでもレシピにアップしておこうっと。 そうだ、今日嬉しかったことがあった。近所に古めかしい八百屋があるんだけど、去年行き始めた時は何だかこう嫌な雰囲気を感じていたのよね。差別って訳ではないけれど、他の人にはニコニコしているけど私へはとっても無愛想だった。確かにこの辺にはアジア人らしき人はほとんどいない。別にいいもーん、と開き直り、ずっと通っていた。でも変わらず。で、半年間他の町で過ごして帰ってきて久々に行き始めたら、なんとニコっと笑いかけてくれるようになったのさ。それだけで嬉しかったのに、いやいや今日はなんと「ハーワーユー?」と聞いてきてくれたのだ!!!だから何?って思われるかもしれないけど、これって私にとっては大ニュース。相手の心が開いてきたってことでしょ?これから住んで行く町だからこそ、こういうちょっとしたことがとっても嬉しかったりする。 何だか今日は頭が回らなくて何を書いているのかわからなくなってきたので、もうやめとこっと。 |
| 7月18日 木曜日 |
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今朝義母から電話があり「今日、ズッキーニ・キャセロール(ブレッド)の作り方を教えようと思うんだけど、お昼大丈夫?」ですって。確かに先週に木曜日は比較的時間があるので…と言ってはいたけど、朝電話をかけてきて今日だなんて(苦笑)。アメリカで専業主婦をしていると相当暇に思われるらしい…。いや、私、家にいたとしても決して暇ではありません。もう次から次へとやることが出てきて、インターネットだって落着いてやってはいられないことが多いんだから。それに庭に畑なんぞ作ってしまったものだから、手入れもあるし。世の中の主婦(夫)って本当にスゴイと思います。そしてこの場をお借りして「お母さん、ありがとう!」
それよりその教えてもらったズッキーニ・キャセロールのレシピを早速アップしておきましたので、興味のある方はどうぞご覧ください。カロリー高そーなんて言わないでね、ここはアメリカなんだから(笑)。 昨日書き忘れたんだけど、授業中にふっと思い出したことがありました。前の日記にも書いてあるけど、自分の身は自分で守れって話。出血のあるけが人、病人、嘔吐している病人などなど、体からあらゆる体液を出している場合は必ずゴム手袋やアイマスクなどの着用を必要とされます。で、その思い出したことってのは、昔飛行機の乗務員をやっていた頃、よく同僚が「手で受けちゃったわよ」と話しているのを耳にしたのですよね。その受けたものってのはおわかりですよね。そそ、嘔吐したものです。もちろんゴム手袋なんてものはしてないですよ。 よくよく考えるとかなり危険なことをしているんですよね。手に傷があったりして、その病人が何かに感染していたとしたら…。考えるだけで恐ろしい。もちろんその場に居て「手袋取ってくるから、吐くのちょっと待ってて」なんて言える筈もないんですが。なんか無知って恐ろしいって言うか、こう言うことは会社の訓練では習った覚えないですからね。徐細動器を使用するなんて大それたこと言う前に、こう言った基本的な知識もきちんと教えて欲しいです。 嘔吐でもう一つ思出だしたのですが、乗務中にジャケットをコートルームにかけていたんです。食事が終わった頃、キャビンを歩いてチェックしているとそのコートルームに頭を突っ込んでいる旅客がいたんです。で、「お客様、何かお探し物ですか?」と声をかけた私が発見したのは…、私のジャケットはハンガーから落ち、そして嘔吐のシャワーを思いっきり受けてました。今後EMTになったらそんなのザラなんでしょうけど、その頃は『唖然』でした。もちろんホテルでクリーニングに出して、会社にレポートを提出、クリーニング代は出していただきましたけどね。それより当旅客、降機するまで知らんぷりでした…(苦笑)。 |
| 7月17日 水曜日 |
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もう水曜日だったんですね。一週間が早く感じます。今日のテーマは救急車オペレーション。さて、こう言うときに相応しい日本語が出てこなくって困るんです…。車点検も入るし、備品のチェックもあるから、ただ単に作動方でもないし…、ここはオペレーションにしておきます(笑)。
上に書いたように、点検から備品チェック、コールを受けた時の確認事項、それから救急車の安全運転法(州の法律も含みます)、駐車などなど救急車に関わるあらゆることを学びました。それから手の洗い方も(笑った方いらっしゃるかもしれませんが、これがかなり重要なんです)。
さてさて救急車に搭載されている書類はEMT又はパラメディックが記入しなければならないのですが、そこに気管内挿管についてちょっと触れたものがありました。プレホスピタル・エアウェイ・マネージメント・フォームです。いわゆる、気管内挿管が必要かどうかを12項目について確認していくものでして、Tomは「これは非常に重要で生死を分ける書類だ」と話しました。もちろん私達EMT-Bも気管内挿管の練習は行いますが、基礎中の基礎のものでして、高度な技術は要求されていません。で、Tom曰く、「これは本当に本当に必要なときにしかやりたくないものだ」と。救急車一台に一人のパラメディックは乗っていることが多いものの、EMT-Bが二人で乗務していても違法ではないので、気管内挿管を行わなければならないことがあるかもしれないけど…とのこと。まぁコールの85〜90%はEMT-Bが出来る基礎的な処置で済むそうですが。
州によっては州がEMT-Bに気管内挿管集中トレーニングを受けさせるんだそうです。でもここジョージアにはありません。これは日本でも話題になっているので興味のある方も多いと思いますので、また直々にお話できればなんて思っています。 来週は人体についての講義が始まります。本格的に医療資格者として知るべき分野に入ってきます。ピカピカの聴診器もベールをいよいよ脱ぎます。しかし日に日に面白くなってきます。 |
| 7月15日 月曜日 |
| 第三回目の授業。だんだんとクラスメートとも親しみを感じ始め、もう既に緊張はほぐれてきていた。私に声をかけてくれる人も数人。年齢が高いほどフレンドリーさは増すのね(世界共通かな?)。 と余談はやめて、今日は先週の続きで『EMTの心得と倫理』それからEMTとして働くと一生付きまとう伝染病感染についての講義。そう言えば、日本の救急隊員がアイマスク(ゴーグル)をかけているのを見たことがない気がするのだけど気のせいかな?どなたか真相を教えて下さい。 また話は逸れてしまったけど、とにかくEMTは患者の身を守るために、まず自分の身を守れ、と言うことですね。ここはアメリカですから、事件現場に行くことも多いでしょう(と言うと両親が心配すると思いますが…)。でも事件は警察に任せて完全に安全になってから警察の邪魔をしないように救命を行うこと。そして訴訟がやたら多い国ですから、EMTを守る法に従って行動する、と。やるべきことをそつなくやっていれば、自分の身を守れる、そう言うことですね。 そうそう、日本では「救急車が到着するまでに5分もかかった」なんてお怒りがあるようですが、ここアメリカは広いですからね…しかもEMTは重い器具を持って走って、後に必要となるかもしれない心肺蘇生に支障をきたしたりするとそれこそ問題なので、いつも冷静にそして走らないんだそうです。よくTVでEMTは走っていますが、実際はほとんどありえないということ。もちろん数メートルの距離だったら走るかもしれませんよ。でも器具をばら撒いちゃったりしたら、それこそ時間のロスになります。 それからTomが「授業についていけない、理解困難等問題がある場合は今週中に僕のところに来るように。全員にEMTになって欲しいから、こちらも出来るだけのことはしたい」と話した。うるうるうる…私のために…(そうじゃない、そうじゃない)。しかしなんて良いインストラクターなんだ。で、授業終了後思い切ってTomのところへ行って見た。「今までのところ、理解できています。でも話すとなると閉口しがち。本当はShyでもないんだけど、英語で話すとなると…。」するとTomは「大丈夫。その内君が話せるように僕が引き出してあげるから。それに僕も外国に住んだことがあって、気持ちを伝えられないイライラを経験しているから気持ちはとてもよくわかるよ。」と言ってくれた。 この時期にこのコースを取って本当に良かったと既に満足感に浸っている(笑)。 |
| 7月13日 土曜日 |
| 夫が私に5ポンド(約3kg)のダンベルを買い与えた(←強制的 笑)。ゴルフ技術向上のためなのだが、EMTになるためにも必要と納得。先日課外授業に来てくれた小柄なKimはScottと共に200ポンド(約90kg)の巨体を抱えたと話していたっけ。アメリカにはそれ以上の方々が沢山いらっしゃいますからね…(ふぅ〜)。 |
| 7月11日 木曜日 |
| 今日は聴診器と血圧計を買ってきた。それだけで心拍数がかなり上がっている(笑)。 |
| 7月10日 水曜日 |
| なんとなんと、コース開始2日目にインストラクターのTomがGA、Douglas County Station7の仲間数人と救急車、そして消防車を連れてきてくれたのだ。 う〜感動。。。何を隠そう昔から消防士には憧れていたのだから、嬉しさ一入だ。で、更に消防車に触れたのである(笑)。EMTとして消防署で働けばいつでも触れるのにね(苦笑)。 約1時間もの課外学習、しかも最後にCall(緊急呼出)があり、二人のティーンエイジャーの男の子のお母さんでもあるパラメディックのKimと消防士兼EMT兼大工のScottが救急車を発進させ事故現場へと向かった。いやいやドキドキしちゃいました。 そうそうところで、アメリカのEMTのお給料はどのくらいだと思います?ここジョージア州ではなんと年間3万ドル(約280万円)行かないんですよ。だから男性はセカンドジョブジョブを持っている人がほとんど。人の命を助ける医療資格保持者がね・・・何だか世の中納得行きませんね。ちなみにパラメディックになると年収5万ドル(約450万円)ほどでしょうか。 今日その課外授業中にSONYの電子辞書(高価品)を誰かに盗られちゃいました。まったくバカな盗人よ。日本語の辞書を盗ってどうするつもり?もー悲しい。勉強の邪魔をしやがって。置いて行った私も悪いけど、まさか日本人は私一人のカレッジでそんなバカなことが置きようとは誰が予想したことか。 警察にレポートを書いて提出。実はこの警察へのレポートは早2度目なんですよ。一度目は車の傷のこと。これはまた今度お話することにします。 |
| 7月8日 月曜日 |
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今日初めての授業があった。相当慌てていたのか、先日もらった書類に教室番号が記載されていたにも関わらず、あらゆる人に聞きまくった。10分遅刻。
まだ授業は開始されていなかった。ほ〜。
インストラクターは男女一名ずつの2名。TomとSharon。この二人、最初からジョークを飛ばしあい、私の緊張もいつの間にやらほぐれていた。
TomはEMTとパラメディック資格を持っていて、この道22年。EMTを目指したきっかけは、お母さんが発作で倒れた時に命を救ってくれたのが正にEMTだった。で、"It's so cool!"かっこいい、と思いその頃からEMTを目指したそうだ。
一方SharonはEMTとして10年、インストラクター歴は5年である。ご主人は消防士(アメリカでは消防士になるにはEMT資格を持っていることが必須))。きっかけはなんて言ってたっけな・・・忘れました。 二人ともとにかく明るい。そして私達に約束してくれた。「必ず楽しい授業にするから」って。 クラスメートは23名(女性9名)。大多数が30代の男女である。20代の男の子達は消防士希望。30代の人達は「人のためになることをしたい」という理由が主。自分勝手で金に貪欲なアメリカ人を山ほど見てきたからか、なんだかうるっと来てしまった。彼らとならやっていける、そう確信した。 |

