「Yes! We have no bananas.」おすすめ度
★★★★☆オードリーファンなら必見の1枚
サブリナパンツの言葉は、この作品から。
オードリーの衣装もさることながら
パリでのお菓子学校修行…御曹司2人に惚れられる…
そのシチュエーションが女の子には憧れ♪
音楽もとっても素敵。
レビュータイトルの「Yes! We have no bananas」は
ハンフリーボガード演じるライナスがサブリナと
ボートでデートした時にドーナツ盤でかけていた曲
ライナスがアロハシャツを着て
ウクレレを爪弾きながら
鼻歌まじりに唄っていたシーンもキュートである(笑)
それから「ラヴィアンローズ」
最高にロマンティックな曲
オードリーの作品の中で最もキュートな1枚です♪
「お料理はお好き?」
おすすめ度 ★★★★★
見所はたくさんあるのですが、個人的に好きなシーンはパリの料理学校でオードリーが卵を割るシーンです。
周りがとてもテンポ良く片手で卵を割る中、オードリーだけ上手に割れず、卵を手の中で握りつぶしてしまう所など、とてもコミカルで好きです。
あの料理学校の舞台がル・コルドン・ブルーだと知り、私も是非花嫁修行はル・コルドン・ブルーで、と思いながら未だにその夢をかなえられずにいます。
「クラシック映画最高のコンビ、オードリー&ワイルダーの魅力満開」
おすすめ度 ★★★★☆
“スクリーンの妖精”ことオードリー・ヘプバーンが、数ある出演作の中で、最もキュートな作品だと思います。「ローマの休日」とは違った、オードリーのキュートかつシャープな魅力が光っています。ハードボイルドなイメージのあったハンフリー・ボガートも、この作品では渋くて温かい魅力があります。さらにはビリー・ワイルダー監督独特のテンポの良さ。この監督の演出には、安心して観ていられる心地良さがあります。
モノクロ作品でもこれだけの輝きを放つ繊細なオードリーの魅力と、モノクロ作品でも決して飽きさせることのない展開。オードリーとワイルダーはクラシック映画最高のコンビといっていいでしょう。この作品ではそれぞれの魅力が最高に活かされています。
古き良き時代のハリウッドの香りがしてどの世代でも楽しめる、とても感じの良いコメディーです。
「傑作!」
おすすめ度 ★★★★★
ビリー・ワイルダーは実に人の気持ちを理解していると思う。
笑うツボとか驚くツボに、まんまとはまってしまう。
ヘップバーンが前面に出ているが、これはボギーの作品と言っても過言ではない。
当時、人気絶頂のウィリアム・ホールデンがボギーにヘップバーンを取られるというストーリーは、ホールデン自身が脚本を読んで信じられなかったというほど。
それほどワイルダーが凄い人だと、つくづく感じた。
「映画が夢を与えてくれた頃の素敵な物語。」
おすすめ度 ★★★★★
彼女のイメージ通りの物語。
ヘップバーンという映画のジャンルがあるかのように、彼女の映画である。
ハンフリー・ボガード、ウイリアム・ホールデンという個性的な大スターも見ていて楽しいし、ボギーはここでもタフ・ガイである。
映画が夢を与えてくれた頃の素敵な物語。
今でもこういう作品はあるが、ヘップバーンほど夢をファンに与えてくれた人は他にいないだろう。
サブリナパンツとして一世を風靡したヘップバーンのファッションが楽しめる作品でもある。
「現実的な話ではないとわかりながら、楽しんでしまう」
おすすめ度 ★★★★★
説明不要の名作です。自分が気づくこのは、オードリー・ヘップバーンの美しさや瑞々しい演技もさることながら、ライナスを演じる演技の巧みなこと。微妙な心の動きも見事に表現しています。デビッドを当時人気が高かったウィリアム・ホールデン、ライナスを既に相当高齢のボガードというキャスティングは、当時意外と評されたとのことですが、この「意外さ」が良かったようです。
概要
資産家ララビー家の運転手の娘サブリナは、ララビー家の次男デビッドに失恋し、パリの花嫁学校へ。ところが、修業して戻ったサブリナを見て、デビッドは逆に熱をあげてしまう。兄ライナスがその邪魔をするが…。
「永遠の妖精」オードリー・ヘプバーンが、出世作『ローマの休日』に続いて主演したシンデレラストーリー。兄ライナスに渋い二枚目ハンフリー・ボガート、弟デビッドには当時人気の高かったウィリアム・ホールデンを起用。2人の大スターを相手に、ヘプバーンが新境地を開拓した。
製作、監督、脚色の三役をこなすのは、コミカルなストーリーテリングならこの人の右に出る者なしという名匠、ビリー・ワイルダー。オスカー受賞直後のヘプバーンの、若さあふれる魅力がすばらしい。(アルジオン北村)