ご意見無用!!
あわせて百
前回!空腹に耐え切れなくなった羽生ちゃんに「食われた」宿禰っ!
このままでは本当に食われてしまうぞっ!?
☆ ★ ☆
ちゅむ…ぺろ…はむ…はぁ…
液体の跳ねる音が響く。
羽生が宿禰の男汁を搾り取ろうと、
口で肉棒を愛撫しつづけているのだ。
(あぁ…気持ちいいなぁ…
でもこのままでは死んでしまう…
なんとかしなくては)
とは言え、
この状態で自分からやめさせるのは余りにも勿体無い…
(快感を取るか、命を取るか
…まさに究極の選択!!)
彼は快感を取る男であった。
と、いうわけで先ほどから全く事態は進展していないのだった。
こういう場合は新キャラを登場させればよいのである。
よって…
☆ ★ ☆
「震空烈破ぁ〜!!!」
ゴゥッ!!!
烈風にさらされ、吹き飛ぶ二人。
「な、何やぁああ〜!!}
「うわああああっ!!」
「はっはっは!すっかり鬼っ娘に精を抜かれよったか。
情けないのぉ〜!!」
「はっはっは〜、でござる」
中空に舞い降りて、呵呵大笑しているのは
九十九と一の足して百コンビであった。
その二人に食欲の充足を邪魔された羽生がかみつく。
「ウチの食事をじゃまするなぁ〜!!」
「ふっ…鬼っ娘こそ我等の仕返しの邪魔をするでない。
はじめっ!!」
「はい、姉上っ!!」
『激双烈破!!』
「うわああっ!!」
前にも数倍する強風が羽生を吹き飛ばす。
ストッ…
地に降りる二人。
「ふっ…あとは草薙宿禰に止めをさすだけじゃ」
ひしっ…
「わざわざ俺を助けに来たんだね、
愛を感じたよ…」
ぞわわわわっ!!
宿禰に抱きしめられ、
羽毛から髪の毛まで総毛立ちになる九十九。
「離れるのじゃああああっ!!」
「ふぅ…照れちゃって…」
はじめも手伝ってなんとか宿禰を引き剥がす九十九。
慌てふためきながら空に逃げる。
「お主は不死身かぁああっ!!」
「自慢じゃないが羅紗ちゃんに生気を抜かれても一コマで復活したぞ」
知恵も勇気も無いが、精力だけはあるらしい。
「なんと非常識な…ええい、とにかく倒すっ!!」
「ふっ…先手必勝、風神降り…うおっ!?」
ドタッ!!
「はっはっは〜、引っかかったな草薙宿禰っ!!
気付かれぬようにはじめの手を足元に潜ませておいたのだ!」
そんな時間あったか?
「くっ…卑怯な!」
「さぁゆくぞっ、はじめ!」
「はいっ、姉上!!」
『激双烈破!!』
「ええい、それならこっちも風神降臨!!」
倒れた姿勢のままで奥義を使う宿禰。
「ふっふっふっ…
愚かなっ、三巻の40ページで押し負けたのを忘れたかっ!!」
「説明的なセリフでござるな姉上…」
しかし…
ふっ…と風が消えうせた。
「何故じゃっ!
もしや草薙宿禰の術がそこまで上達したと言うのかっ!!」
「あ、姉上…手が無くて術がでなかったでござるぅ〜…」
半泣きになるはじめ。
「しまったぁああ〜っ!!」
「…よくわからんがとにかくチャンス!
妖怪妖魔改め方奥義!水神激流旋!!」
ドドドッ!!!
水竜巻が二人を襲う!
濡れた羽は平衡を失い、地面に落下する二人。
どささっ!!
「えいっ!」
一巻で出た捕り縄を投げて二人を縛りつける宿禰。
「…なんだこの手のせいか…」
はじめの手を取り外し、
宿禰は完全な自由を得た。
☆ ★ ☆
「さてと…どうするかな」
目の前には縛られたつくもとはじめが転がっている。
「浄化するならすればよかろう!」
「ふっ…そんな勿体ナイことするわけないじゃないか」
「なっ…」
「濡れた君も可愛いよ」
「む〜っ!!!」
唇を奪われる九十九。
「姉上に何をする〜!!」
一が騒ぐ。
「こういうことをする」
後ろから九十九を抱きかかえ、
その豊満な胸を両手で包む宿禰。
「…イヤ…ぁぅ…」
顔を真っ赤に染めてかぶりを振る九十九。
「さらにこういうことをしたりする」
手を九十九の足の間にまわして、
そこをそっと摩る。
「…お願い…止めて…」
「やめるでござる!!」
☆ ★ ☆
「うーん…なんか極悪人みたいになってきたな…
女の子にムリヤリは好きじゃないし…」
宿禰本気で悩み出したらしい。
「では止めるのか?」
嬉しそうな顔をする九十九。
しかし宿禰は難しい顔をして、
「…じゃあはじめで遊ぼう」
ぶるぶるぶる!!
真っ青になって思いっきり顔を左右に振るはじめ。
「お…おぬしそういう趣味が…」
「違うっ!!」
「…どう解釈しろと言うのだ」
宿禰は懐から何かの瓶を取り出した。
どこから出したとかは聞かないように。
ポン!
瓶の封を開けると、中からロングヘアの美少女が出てきた。
百合妖怪(笑)の羅紗ちゃんだ。
「あ〜っ!!素敵なお姉さまっ!!」
出た途端に九十九に抱きつく羅紗ちゃん。
「なんじゃこの女宿禰はぁああああっ!!」
ムッ…
「私を醜い男と同じにしないでよぉ!!」
抗議する羅紗。
「羅紗ちゃ〜ん、そっちは俺の。
君にあげるのはこっち」
宿禰が指差したのははじめだった。
「誰がおぬしのじゃっ!!」
「ええっ…男じゃない…えいっ!!」
羅紗が何か術をかけた。
九十九が驚きで目を見張る。
「…はじめっ…おぬし…」
「姉上なんで…うわわああっ!」
なぜかブルマーに体操着を着て、
女の子になってしまったはじめがそこにいた。
四巻115ページ最下段右を見よう!
「や〜ん、可愛い〜」
早速襲い掛かる羅紗。
チュッ♪
「…女の子にキスされたでござる…」
「えへへ♪」
「…でも自分も女の子でござるぅ〜(;;)」
喜んだかと思うと半泣きになるはじめ。
「うふっ、可愛い〜」
さわっ…
羅紗の手がはじめの胸に触れる。
「…ふわ…」
感じたことのない感触に驚くはじめ。
「新鮮ね…燃えちゃう…」
するっ…
縄をほどくと、羅紗ははじめを本格的に責め始めた。
舌を絡めた深いキスをすると、
そのまま首筋の責めに移行し、
片手で胸を揉みつづける。
そして空いたほうの手で同性しか知らない性感帯を刺激しはじめた。
「くぅ…ん…」
早くもはじめはか細い声で鳴き始めた。
☆ ★ ☆
「はっ…見とれてしまった…
宿禰っ!おぬしどうするつもりじゃ!」
我に返った九十九が宿禰を怒鳴りつける。
「…はっ…俺も見とれてしまった…」
気付いた宿禰はまたもや後ろからつくもを抱くと、
「ねぇ、やろうよぉ…」
と『説得』をはじめた。
「いやじゃ〜っ!なんでおぬしとやらなくてはならんのじゃ」
「ねえ、そんなこと言わずに〜」
「ふぁっ…ああっ…やだぁ…気持ちいいでござるぅ…」
つい『説得』を中断して見つめてしまう二人…(笑)
羅紗がはじめの耳を甘噛みしながら、
秘所への愛撫を続ける。
ブルマーの中で羅紗の指がもぞもぞ動いていた。
「この反応…可愛いわぁ…」
羅紗も顔が赤く、明らかに上気している。
感じてるようだ。
「ねぇ…私も触って…って手が無いじゃない」
「あっ、忘れてた。それっ!」
はじめの手×2を投げる宿禰。
「…取り外せるの?便利ね…」
と言うと自分の胸にはじめの手を這わせる羅紗。
もぞもぞと手が動く。
「あっ…」
「羅紗殿の胸…やわらかいでござる…」
どうやら取れていても感触はあるらしい。
☆ ★ ☆
「はっ…と、とにかく放せ!」
「…放したらする?」
「せんわぁ!!」
「じゃあこのまま抱いとく」
宿禰の説得は不調の様である。
「…っあ…あぅ…ああっ…あぅっ…んんっ…あああっ!!」
また見てしまう二人…(笑)
ブルマーが脱がされ、はじめの秘所が露になっている。
そこに羅紗が集中口撃を掛けていた。
ぬるぬるした物体が割れ目のあたりを這いまわり、
時々進入を試みたりする。
そのたびにはじめは甘い鳴き声をあげていた。
「うふ…イキそうなのね…」
羅紗も下を脱ぐと、
秘所を密着させた。
「あはぁ…クリちゃんがこすれあって…
いいわぁ…」
☆ ★ ☆
「……ちょっとだけなら…」
「え?」
宿禰の頭に耳が立つ。
「…ちょっとだけなら触らせてやってもよいぞ…」
真っ赤になった九十九が小声で言う。
「…え〜?今なんて?」
狼モードの宿禰だ。
「…もう良いわっ!」
さっ…
「あっ!!」
宿禰の手が秘所を軽く、しかも服の上からなぞっただけで、
九十九の身体が鋭く痙攣した。
「…もう、良かったっけ?」
「…ううん…」
もみもみ…
何時の間にか胸をもみしだいている宿禰。
九十九の耳に接吻しつつささやく。
「…して欲しい?」
コクッ…
九十九が小さく頷く。
ささっ…
今度もそっと、しかも秘所の周囲をじらすようにさわったダケだった。
「…も…もっと…」
「なあに?」
「…もっとして…」
「OK〜♪」
「ふわっ!あっ…あぅ…」
宿禰の手が九十九の下履きを脱がせると、
すでにしっとりと湿ったその部分をなぞる。
「もうこれは要らないね♪」
縄を解く宿禰。
そして九十九の股間に顔を埋めた。
「ふああっ!あぅ…あっ!!…ひゃぅ…ああっ!!」
「ぷはっ」
宿禰が一息つく。
「…ねっ…する?」
「…して…」
いつになく素直な九十九。
「じゃあ入れるよ〜♪」
ぬ"る"っ…
「は…あっ…あくっ…」
「入った…」
☆ ★ ☆
「あっ…入ってくるぅ…」
こっちで喘いでいるのは羅紗ちゃん。
なんとはじめの手首を取り外して、
腕を自分の秘所に沈めている。
「ああん…うごくぅ…」
じゅぷ…じゅぷ…
はじめも自分が女になったことを忘れて、
羅紗を責めるのに没頭しつつある。
腕を回転させつつ、出し入れを繰り返す。
「ああん…やぁ…イクぅ…あああっ!!」
☆ ★ ☆
「はぁっ…あっ…あんっ…」
「はぁはぁ…」
宿禰も自分の一物で九十九の秘所を責め立てる。
ずにゅっ…ずにゅっ…
水の撥ねる音をさせながら、
宿禰は前後運動を続けていた。
「あぅ…あっ…あっ…あああっ!!」
九十九がきつく宿禰に抱きつく。
それと同時に九十九は身体を大きく震わせて、
絶頂に達した。
☆ ★ ☆
すりすり…
「不覚じゃ…宿禰とこのようなことに…」
頭を抱える九十九。
「え〜?この間熱烈な愛を告白してくれたじゃない」
「誰がじゃっ!!」
「惚れ薬を飲ませるなんて、そこまで好きだったんだね…」
「あううう…」
さらに頭を抱える九十九だった。
こっちは羅紗ちゃんに抱きつかれているはじめ。
「はじめちゃん、最高よっ、
可愛いし、上手いし…」
「ううう…女の子としてイってしまったでござる…
普通に女の子としたこともないでござるのに…」
また半泣きのはじめ。
「…それは悲惨だな」
宿禰が思わず口をはさむ。
「なぁ、男に戻してやってあげろよ」
「なんで私が男としなくちゃならないのよっ!
あなたがすればいいでしょっ!!」
ポンッ!!
「ちょ…待てっ!!」
煙に包まれたかと思うと、
女の身体(しかもバニーちゃん)になった宿禰がそこにいた。
「ふふふ…はじめちゃん、好きにしなさい」
はじめを男に戻す羅紗。
「お、おい…冗談…」
「ふっふっふ…面白そうじゃのう…
はじめ、こやつは姉が捕まえておくから犯ってしまうがよい」
「ああっ、いつのまにっ!!」
背後から九十九に羽交い絞めにされる宿禰。
「宿禰殿…それがしのために…」
「違うう〜!!」
「いつもいつもそなたにセクハラされる者の気持ち、
いまこそ思い知るがよいぞ…ふっふっふ…」
「宿禰殿…」
「可愛いわよ、宿禰お姉さま♪」
「助けてくれ〜!!!」
…さぁ今回は貞操の危機だっ!!
果たして宿禰君は膜を守れるのかっ?!
それともはじめが童貞を卒業するのかっ?
よく考えたら紫苑さんも助六も出てないぞっ!!(笑)
読者諸賢は刮目して待て次号!
次号が出るかどうかは人気次第だっ(笑)
続くのであった
戻る
Page written by Eque Somatoya
Novels written by Souma Toriya