藤崎版封神演義
竜吉公主様の任務
−3−
太公望呂望の場合
「公主…これをお着け下さい」
「…なんじゃこれは?」
「碧雲が発見したものですの、宝貝です。
そんなに気力は使いませんので、どうかお試しになってみて下さい」
「うむ…」
言われるままにいくつかの宝貝を身に付ける公主。
だがすでにこの時点で策にはまっていたのだった。
☆ ★ ☆
「…いいか、公主は強敵だ」
「…そんなことは聞かんでもわかっとるわ。
ふっ…まぁ見ておれ」
しもやけの出来た清虚道徳真君が痛そうに言う。
ネクストバッターはどうやら太公望のようです。
「…馬鹿しかおらんのか…崑崙山には…」
当の竜吉公主はと言えば呆れ果てて
大きなサイコロの上に座って水を浮かべて遊んでおります。
封神演義、第14部P127を見よ!というか表紙でもよし。
☆ ★ ☆
「公主…」
「…なんじゃ?こんどは太公望か?
…馬鹿らしくなってきたので私はもう止めるぞ。」
「ふっ…実はそうはいかぬのだ」
「…っ…やる気なのか?そなたでは勝てぬぞ」
「いや…」
ひらひらと手を振る太公望。
「わしは策士だからのう…こうする」
「っ!!」
突然公主の回りで浮いていたリボンが、
公主に絡み付く。
「な…なに…?」
「リボン型宝貝『緑巾緊縛鎖』じゃ」
リボンがさわさわと動いて公主の服を脱がせようとする。
「きゃ…これは…」
「うむ、これは対象に絡み付くとオートで着衣を脱がせようとするのだ」
「はぁ…ああっ…」
衣服を脱がし終えた宝貝はそれにあき足らず、
こんどは公主の形のいい乳房に絡み付くと、
リズミカルに蠕動し始めた。
「こ…こんなアホな宝貝を作るのは…」
「そのとおり、太乙じゃ」
「くぅ…このままでは……
好きにさせてはおけぬ…
宝貝『霧露乾坤網』……」
ふよふよ…
宝貝を発動させる公主。
だが、水玉がふよふよと動き回るだけであった。
「実はその宝貝はのう、公主の力で動いておるのだ。
エネルギー消費が凄まじいので…
他の宝貝は使えぬぞ」
勝ち誇ったように言う太公望。
「…ひ、卑怯…」
「策士と呼んでくれ」
太公望は公主に近づく。
「おや…?これはなんじゃ?」
良く見ると、公主の乳首に胸ピアスがしてある。
「…公主にはこういう趣味があるのか?」
「…それも宝貝じゃ…」
「初耳だったのう…」
「あっ…触るなっ…」
太公望は軽くそれを摘まんでみる。
「はぁ…ふぅっ!!ああっ…やめて…」
「こんなに感じやすいとは知らなんだのう…
じつは淫乱と」
「ち…違う…ああっ…それはその宝貝の…」
「わかったわかった、
淫乱な公主をたっぷりと苛めてやるとしよう」
太公望が打神鞭をすこし弄る。
すると今まで胸を責めていたリボンがこんどは
公主の秘所に向かった。
「ああっ…そこは…」
「ここは…なんなのだ?」
さらに打神鞭で公主の秘所を探る太公望。
当然レベルアップした『太い』打神鞭である。
「ふぅぅ…はあっ…いや…やだ…感じるぅ…」
「うーむ、流石科学ヲタクに改造してもらっただけはあるのう…」
公主が身に付けた宝貝から、快感を数倍に増幅させる波動がでて、
公主の秘所からは愛液があふれ出んばかりになっていた。
「さてと、では打神鞭を味わってもらおうかのう」
「…いやじゃ…そんな大きいの…はぁっ!!…
あぁっ!!…入ってくるぅ…」
ずぶずぶと打神鞭が公主の膣内にめり込んでいく。
「イク…イクゥ…ああああっ!!」
打神鞭が体のオクに達しただけで気をやってしまう公主。
「…ううむ、なんか科学に頼っているようでなんか面白くないな」
息の荒い公主を尻目に、太公望は打神鞭を投げ捨てた。
「公主…」
太公望は公主を抱き寄せると、胸を軽く揉む。
「あぁっ…」
先ほどからの快感で、
感じやすくなっている公主はそれだけでも反応を見せる。
むにむに…
「なかなか気持ちがいいぞ公主…」
「はぁ…太公望…」
頬を朱に染めて愛撫を感じる公主。
「あああ…」
太公望の手は胸から秘所に向かった。
一度異物を迎え入れて乱れた彼女のその部分は
太公望の愛撫に素直に反応した。
「太公望…」
「うむ…それでは入れるぞ…」
太公望は己のそそり立った一物を掴むと、
公主の愛液で溢れそうになっている蜜壷に突き入れる。
「ああっ…」
公主は耐え切れずに、太公望にしがみ付く。
腰を振って快感を求める公主。
「公主…すごくイイぞ…」
「太公望も…ああっ…」
ズブッ…ズブッ…
太公望が自分の体を公主に打ちつけるたびに
淫猥な音が鳴る。
「…ううっ…公主…」
「…太公望…イク…またイクゥ…」
太公望が精を公主の体内に放つと同時に
公主はまたも絶頂に達してしまった。
☆ ★ ☆
「なかなかよかったであろう?」
「…馬鹿…」
顔を赤らめていう公主。
「大体そなたには婚約者が居るではないか」
「…なんのことだ公主?」
そう公主が言った途端、
太公望の背後に巨大な影が。
「太公望さま…」
「…ビ…ビーナス…なぜここに」
「婚約者の居る所には本能で辿り着けるもの…
それが乙女ですわ」
「だからいつ婚約者になったのだ〜!!」
「宇宙の法則というものですわ…
さぁ、婚前交渉を行いましょう!」
「い…いや…わしは清く正しく…」
「…浮気をしようとしてもだめですわ…」
ビーナスの豪腕が太公望に迫る。
「ぎゃああああっ!!!」
太公望の悲鳴が崑崙山に響いた。
「…やっぱり馬鹿しか居らん…」
一人、そう呟く公主様でありました。
☆ ★ ☆
次回予定
…次回があるのか?(笑)
もしかしてビーナス×太公望なんてやるかもしれないぞ(笑)
とりあえず感想でも書いてみてくれ!
あとがき
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Page written by Eque Somatoya
Novels written by Souma Toriya