魔術師オーフェンはぐれ旅無謀編
コギーのお話
ここは永久に客がこない宿、バグアップズイン。
たまの客はレストランとしてしか利用していないし、その客も一週間に
一回来るかどうか。これで商売として成り立っているのが不思議である。
黒尽くめの魔術師・・・オーフェンはその一階にある食堂のテーブルに
たたずんでいた。
で主人も居ない。俺はと言えば宿の子供が帰るまでの留守番だ。駄賃の
20ソケットにつられたのだ
「社会って意外となめた物かもしれないな・・」
バタム
ドアが開いて飛び込んできたのはどこかぼろぼろなスーツ姿の女性だった。
コンスタンス・マギー、通称コギーだ。
あわただしく入ってきたと同時にオーフェンを認めてまくしたてる。
「ねぇ聞いて聞いて部長ったら酷いのよ」
またか・・
この暴走型ニュータイプ警官はよく部長にいびられている。
まぁトトカンタ市警察が一ヶ月かかって作成する量がこの女が一週間で作成する
始末書の量に遠く及ばないと言うから当然だろう。
「ちょっと失敗したぐらいで酷いと思わない?」
この女のちょっとは凄まじい。この間なんか誘拐犯人を誘拐された人物と間違
えて逃がしてしまったそうだ。
「人がちょっと証拠の書類間違って焼いてしまったぐらいで怒るなんて部長も
人間が出来ていないのよね」
「至極当然の反応だと思うが・・」
充分な理由だとオーフェンは思った。
「でもだからってゾウリムシの触覚!とかつぶれたネジ穴以下の役立たずとか
言いながら重ーい万年筆を顔に投げつけてよろめいたところを首を絞めてから
腕ひしぎに入らなくても良いわよ!」
「なんか凝ってるのか?」
「うん、プロレスを見たんだって・・って問題はそういう事じゃないのよ!」
ようやく椅子に座ると続ける。
「で、私オチちゃったんだけどね。目が覚めたら何かが目の前にあるのよ。
異様なモノなの。浅黒くて、太くて長くてすべすべしてて脈打ってるの。
そしたら突然部長が「なめろ」って・・」
◆ ◇ ◆
「ぶ、ぶ、ぶ、部長ーー!!」
コンスタンスは慌てていた、それはそうだろう。
目が覚めたらオトコのモノが目の前に有ったのだから。
ここは部長の個室。ダイアンはデスクの椅子に座っている。
そこに股を開き、コンスタンスの頭を引き上げているのだ。
「なめろ」
「へ?」
「貴様を見ていたら勃った。貴様の責任だ、処理しろ」
「そそそそそんなぁ・・」
「その程度にも役に立たんのか?」
ダイアンは明らかに失望したような表情で言った。
思わず反発してしまう。
「そんなぁ!私だって役に立ちます!」
「なら処理しろ」
「う・・」
◆ ◇ ◆
「しょうがないわよね、なんの役にも立たないって思われるのもシャクだし・・
まず掴んでみたわ。暖かいのねあれって。弾力性が有って・・
部長が急かすから舐めてみたの、ペロって。
その途端びくぅって脈打ったのよ面白かったわ。
でね先端の方舐めて、溝とぉスジを舌でなぞって行ったんだけど味しなかったわね・・
洗ってたのかしら。舐めてる内にアレが唾でテカってくるのよ。
しばらく舐めてたら部長が『含め』って言うのね。
うん、やったわよ。だってなんか納まり悪そうだったし・・
先端の方をパクッってね。
含みながらアレの口を舐めてあげたの。
外と味がちょっと違ったわね。
面白かったから舌を入れたら部長ったら『よせ』って。
そして突然頭を捕まれて奥まで・・
辛かったわよあれは。喉の奥に入っちゃってるんですもの。
その状態で頭を前後に動かされるの。そりゃ苦しいわよ。
オーフェンやってみる?
そんでね部長なんかうめいてたんだけど、一言『む・・』とか言って出してきたの。
どくどくってね、しょっぱくて生臭いのが口の中に広がって・・
『飲め』って言うから仕方なしに飲んだけど・・きつかったわ。
部長のアレ、しばらく元気無かったんだけど、すぐまた堅くなってきたの。
なんかソレで濡れて来ちゃって・・
アソコに手をやって弄くり始めたの。
なんか椅子に座った部長のアレを口に含んで指でアソコ弄ってるのって感じるわね・・
声だしちゃって・・
◆ ◇ ◆
「はぁ・・はぁ・・ふっ・・ん・・あぁあ・・」
「む・・ん・・くっ・・・」
椅子に座ったまま股を開くダイアンに奉仕するコギー。
その右手は濡れ切っている秘所を下着の上から弄くっている。
「もういい」
「はぁん・・」
ダイアンのモノがコギーの口から引き抜かれる。
コギーの唾液で光るソレは最大の怒張を示していた。
「ぶちょぉお・・」
潤んだ目で見上げるコギー。
「ふむ・・」
ダイアンはコギーをデスクの上に仰向けに引き上げる。
そして手をコギーの股に伸ばした。
◆ ◇ ◆
「部長ったら私が感じてるの見て興奮してきたみたい。
下着を剥ぎ取ってユビでくちゅくちゅってしてくれるの・・
外側をなぞったり・・つまんでくれたり・・
気持ちよかったから声上げちゃって。
次は胸に部長の手が伸びてきて、服の上から軽く揉むの。
そして下着ごとブラウスをたくし上げて乳首を吸ってくれたの。
胸を揉みながら・・部長が子供みたい。
もう頭がぼぅってしてきちゃって・・
それでね。
『いくぞ』って言うから『はい・・』って答えたの。
そしたら・・
◆ ◇ ◆
「はぐっ・・うう・・」
ダイアンが入って行く。コギーの中は狭い。
「きついな・・」
濡れているのも手伝って少々強引に入れる。
「ああっ!」
「む・・締め付けてくるぞ・・」
コギーの膣は生暖かく、心地よい圧迫感があってすぐにでもイキそうだった。
「ぶちょお・・」
「動かすぞ」
「あ、ああ、ああん・・」
ギシ・・ギシ・・
ダイアンの腰の動きに連れてデスクがゆれる。
◆ ◇ ◆
「でね、ちょっと痛かったんだけど。
もうなんか頭のなかが白くて・・部長のアレが中にあるのがかんじるのよね。
もう熱くて・・身体中引っ掻き回される感じで・・
腰を振って出したり入れたりするの・・・そのたびデスクが揺れて・・
もうすごくよくて・・イキそうになって・・
『出すぞ・・』って部長が言った時にはもう何も聞こえてないの。
最後にドクっって震えたのを感じたわ、どうじに奥に熱いのが広がって・・
いっちゃったの・・・」
ふぅ・・
コギーの顔が赤くなっている。思い出して話しているうちに興奮したのだろう。
なんか脚を擦りあわせてもじもじしている。
「で・・?結局何が酷いんだ?」
頬杖を突いて聞く。
「あ・・そうそう。部長ったら中出しするのよ!酷いでしょう!!」
「あほかぁああああ!!!!」
と言うところだ・・いつもなら。
そういつもなら・・
オーフェンは立ち上がった。コギーの方に近づく。
「・・何?オーフェン・・」
ガシ・・
「ねぇどうしたの?」
どうしたのこうしたも無いもんだ・・
引っつかんでテーブルに押し倒す。
「オーフェン・・ちょっと・・」
「やる」
と同時に脱がしにかかる。
「きゃー!二回戦は嫌ぁあ!!」
誰も居ない宿にコギーの悲鳴がこだました。
続く
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Page written by Eque Somatoya
Novels written by Souma Toriya